アップルは、2011年12月31日を末日とする14週にわたる2012年度第1四半期の業績を発表した。当四半期の売上高は過去最高の463億3,000万ドル、純利益も過去最高の130億6,000万ドル、希薄化後の1株当り利益は13.87ドルとなった。

前年同期の業績は、売上高が267億4,000万ドル、純利益が60億ドル、希薄化後の1株当り利益が6.43ドルだった。売上総利益率は、前年同期の38.5%に対し44.7%となった。当四半期の米国市場以外の売上比率は58%だった。

同社は当四半期中、37,040,000台のiPhoneを販売し、前年同期と比べ、128%の販売台数増となった。Appleは当四半期中、15,430,000台のiPadを販売した。これは前年同期と比べ、111%の販売台数増となった。

同社は当四半期中、5,200,000台のMacを販売し、前年同期と比べ、26%の販売台数増となった。Appleは15,400,000台のiPodを販売し、こちらは前年同期と比べ、21%の販売台数減となった。

AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム・クック氏は、
「突出した業績とiPhone、iPadそしてMacの空前の販売台数に身震いしています。Appleの勢いは信じられないほど強く、現在も素晴らしい新製品をいくつか開発中です。」と、述べている。

AppleのCFO(最高財務責任者)、ピーター・オッペンハイマー氏は、
「10-12月期は、175億ドルの営業キャッシュフローを生み出すことができ、これほど嬉しいことはありません。13週にわたる2012年度第2四半期は、売上高が約325億ドル、希薄化後の1株当り利益として約8.50ドルを見込んでいます。」と、述べている。

Appleは、2012年度第1四半期業績発表のカンファレンスコールのライブストリーミングを2012年1月24日14時00分(米国西部時間)よりAppleのWebサイト( http://www.apple.com/quicktime/qtv/earningsq112/ )で配信を開始した。このウェブキャストは、配信開始後約2週間にわたり再生が可能だ。

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