Excel表の見た目を整えたり、行を追加したりしたいことがある。行を挿入するには、行番号を右クリックして[挿入]を選択。これは基本だ。でも1行だけでなく、複数の行を挿入したい場合に、1行ずつ右クリックしては[挿入]を選んでいたのではスマートではない。一気に挿入する方法があるので紹介しよう。

■知っ得No.266 あらかじめ複数行を選んでから挿入する
複数の行を一度に挿入するには、最初に行番号を選択する際にちょっと工夫してやればいい。まとめて何行も挿入したり、1行おきに行を挿入することもできる。

●まとめて複数の行を挿入する
まずは1行だけでなく、複数の行を一気に挿入してみる。

行を挿入したい位置の行番号から、挿入したい行数分だけ範囲指定したら(画面1)。右クリックして[挿入]を選択する(画面2)。
画面1 挿入したい行数分だけ行番号を範囲指定する。

画面2 右クリックし、[挿入]を選択する。

選択した行数分だけ、行が挿入された(画面3)。
画面3 複数の行が一気に挿入された。

●1行おきに行を挿入する
1行おきに行を挿入するには、行を挿入したい最初の行番号をクリックする(画面4)。続けて1つ下の行番号を[Ctrl]キーを押しながらクリック。同様にして[Ctrl]キーを押しながらどんどん行番号をクリックして選択したら、右クリックして[挿入]を選択する(画面5)。
画面4 行を挿入したい最初の行番号をクリックする。

画面5 [Ctrl]キーを押しながら行番号を続けて選択し、右クリックして[挿入]を選択する。

行が1行おきに挿入された(画面6)。
画面6 1行おきに行が挿入された。

ちなみにこの方法は、列の挿入にも使える。列番号部分を同じような方法で選択することで、一気に複数列を挿入したり、1列ごとに列を挿入することができるので、こちらも覚えておこう。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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