リコーは、東京・銀座にあるリコーフォトギャラリーRING CUBEにおいて、「OVERSEAS 2012」‐世界を選んだ写真家たち‐を2012年2月22日より開催する。

今回の企画は、「私たちが考え、感じている以上に世界は近い」をテーマとして、海外を拠点に制作活動を行っている日本人写真家3名の作品を展示する。

誰でも世界のどんな場所にでも行けるようになり、情報のデジタル化やグローバル化が進んで、写真家の表現の場は世界へ向かっています。海外を作品制作の場として選んだ彼女らを紹介することで、来場者にとってRING CUBEが刺激的なヴィジュアルコミュニケーションの場となることを狙いとしている。

尾黒久美氏のプロフィール
1995 年に渡英。ロンドンのBlake College を経て City of Westminster College の写真科を卒業後 ベルギーのアントワープへ移住。
2003 年、アントワープ王立芸術アカデミー写真科卒業。 その後は写真だけにとどまらずアントワープ大学などでビデオ、インスタレーション、映画論など幅広く研究している。 ベルギー、オランダ、フランス、デンマークなどヨーロッパ各国で個展、グループ展を中心に活動中。
2008 年には初の作品集「NOISE」をLe caillou bleu より発刊。
2010 年にはSANAGI FINE ARTS 及びNADAR/TOKYO で日本初の個展「NOISE」開催。
今年9 月にはStieglitz19 ギャラリーにて地元アントワープでの初めての個展が予定されている。

花坊(KABO)氏のプロフィール
独学で写真を学び、1993 年にフリーの写真家となる。ファッション誌、音楽誌や広告写真で活動。
1998 年に、香港の映画監督エリックコット氏「ドラゴンヒート」のスチール撮影を担当。香港にもベースを構え、雑誌、広告、CD ジャケット、ミュージックビデオなどで、独自のスタイルを発表し続ける。
2003 年にIdN ギャラリー(香港)で写真展「Now you see it, Now you don't」を開催。
2004 年に同名の写真集を発表。
その後も作品集「Undercover/ W.W magazine 」, 「My life in the Making/ WadaEmi」の発表の他、個展や合同展に参加するなど、世界を舞台に活動の場を広げている。

ないとうようこ氏のプロフィール
日本大学芸術学部写真学科卒業後、東京でグラフィックデザイナーとして働く。
その後、単身ニューヨークへ。現在はニューヨークを拠点に写真家として活動中。
2009 年にフォトギャラリーインターナショナル(東京)でグループ展、
2011 年に個展「silence of breath」graphite Gallery(ニューヨーク)など、東京、ニューヨークをはじめとして世界各地でグループ展や個展を開催。主な受賞歴にPX3 Prix de la Photographie Paris、またThe Houston Museum of African American Culture より
2011 年度のCurate NYC に選出された。今年3月にはニューヨークにて作品集「maybe see you?」でブックフェアに参加する。

写真展概要
名 称 :「OVERSEAS 2012」‐世界を選んだ写真家たち‐
期 間 : 2012 年2 月22 日(水)~2012 年3 月11 日(日) ※休館日を除く
場 所 : リコーフォトギャラリー RING CUBE ギャラリーゾーン
所 在 地 : 東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8 階・9 階(受付9 階)
電 話 : 03-3289-1521 開館時間 : 11:00~20:00(最終日17:00 まで)
休 館 日 : 火曜日
入 場 料 : 無料

リコーフォトギャラリー「RING CUBE」

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