Excelでデータを管理するときに、管理番号として「20120425」のように、日付に基づいた8桁の数字を使用することがある。これを後から日付の表示にしたくなったら、一括して「2012/04/25」という日付データに変換する方法がある。

■知っ得No.275 8桁の数字を日付データに変換する
「20120425」のように入力したデータは、日付データではなく、特定の形式を持たない標準データとして扱われる。これらのデータすべてに1つ1つ「/」を入力すれば日付形式に変更できるが、一括して「2012/04/25」の表記に変更し、日付データに変換する方法がある。

●データの区切り位置を自動設定する
8桁の数値を日付データに変換するには、データ区切り位置の変更を行う。まずはデータの範囲を選択して、[区切り位置]のメニューを選択(画面1)。ウィザードが開いたら、順に進み、最後に[YMD]が選択されていることを確認して[完了]をクリックする(画面2~4)。これだけの操作で、8桁の数値が「2012/04/25」のような日付データになる(画面5)。
画面1 日付データに変更したい数値の範囲を指定し、[データ]タブをクリックして切り替え、[データツール]-[区切り位置]をクリックする。

画面2 [区切り位置指定ウィザード]の[次へ]をクリックする。

画面3 特に設定は変更せず、[次へ]をクリックする。

画面4 [列のデータ形式]で[日付]を選択し、[YMD]が選択されていることを確認して[完了]をクリックする。

画面5 8桁の数字が日付データに変換された。

変換が完了したら、以降は通常の日付データとして扱える。書式を設定して年月日の表示にすることだって、もちろんできる。

編集部:池田利夫+大西淳子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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