AndroidのアプリをダウンロードできるGoogleの公式アプリサイト「Google play」で不審なアプリが出回っているという。どういった動きをするのかこちらでは未確認だが、すでにアプリをインストールした人曰く「スマホ内部の連絡先データの読み取り」と「スマホ端末のステータスとIDの読み取り」を目的としたアプリであるという。

アプリ自体は1つらしいのだがアプリ名は、有名どころのアプリ名の後ろに「the Movie」を付けただけである。アイコンは実際のアプリから流用していると思われ、しかもiPhoneアプリで人気になったもののAndroid用のアプリとしてはまだ実在しないモノまで登録されている。

何かのネタやイタズラ目的であったとしてもこれはかなり悪質だ。「アプリ名の後ろに“the Movie”って付いてるんだから、ニセモノだってすぐ分かるだろう。まさかインストールなんてしないだろう」「いやネタですよネタ!そんな本気にならなくても(笑)」などという軽い気持ちで登録したんだとしても問題だ。現状で被害がないからいいだろうという話ではない。アップした人は、即刻削除するなりの対応を求めたい。

そもそもGoogle play上にこうした偽アプリが登録できてしまうというのも問題である。こうしたアプリの利用は“自己責任”という部分があるのは理解できる。しかし、ある一定以上の規定を設けないと、今後もこうした悪ふざけのアプリが出てくるかもしれない。厳しくし過ぎる必要はないが、ある程度裁量が可能なコントロール下に置いておくのは場を提供する側の義務であると考える。

いずれにしても「あやしいAndroidアプリはインストールするな!」が鉄則だろう。

togetterの反応:『【要注意】Androidマーケットにて、人気アプリ名のあとに「the Movie」とつけた不審なアプリが複数出回る

あやしいAndroidアプリ掲載ページ

ITライフハック
ITライフハック Twitter