ExcelやWordなどのオフィスソフトを使うときには、文字入力するキーボードと、リボンメニューを操作するマウスの間を右手が行き来して、肩こりの原因になる。あらゆる操作をキーボードから行う方法を覚えれば、この移動が不要となり、肩や腕への負担も軽減できるハズだ。

■知っ得No.300 アクセスキーを利用してキーボードからあらゆる操作を行う

リボンメニューのタブやアイコンには、実はそれぞれキーによる操作が割り当てられている。このキーを「アクセスキー」と呼び、利用すればほとんどの操作をキーボード上から実行可能になる。

●[Alt]キーを押してアクセスキーを表示する

Excel 2010やWord 2010を使っているなら、アクセスキーの確認は簡単。[Alt]キーを押すと、リボンメニューのタブやアイコンの上にアルファベットが表示される。このアルファベットに対応したキーを押すだけで、機能を実行できる(画面1)。

続いて表示されるサブメニューも、アルファベット付きで表示されるから、実行したい機能に割り当てられたキーを押してみよう(画面2~3)。
画面1 Excel 2010の編集画面を表示しておいて、[Alt]キーを押すと、タブに重ねてアルファベットが表示される。ここでは「ファイル」の[F]キーを押す。

画面2 サブメニューにもアルファベットが表示されている。ここでは、「新規作成」の[N]キーを押す。

画面3 「空白のブック」を開きたいなら、[L]キーを押す。

アクセスキーを利用すれば、負担を軽減できるのはもちろん、腕を動かす時間を削減できる分、作業時間の高速化にもつながる。よく使う操作なら、使ううちにキー割り当てを覚えてしまうので、慣れるほど高速化できる。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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