4月28日、29日の両日に幕張メッセで行われた巨大フェス「ニコニコ超会議」。そろそろネット上のニュース記事も少なくなってきたところだと思うが、いまさら感はあるが「振り返り第一弾」として「痛車」ネタを紹介して行きたいと思う。


どうでもいい話だが筆者は走り屋全盛期時代を経験した人間である。スカイラインならHR30、DR30、レビン/トレノはAE86、RX-7はSA22Cか前期型FC3Sと、その辺がバリバリの現役だった時代に足回りとマフラー交換、タービン変えてTurbo VBCにコンピュータ交換でブーストアップしたスカイラインGT-EX Turbo(HR30)に乗り、第三京浜や湾岸を今では信じられないようなスピードで走り回るDQNな学生であった。

週末金曜の夜ともなれば、近所の洗車場に集まり、車をピカピカに磨き上げて仲間と数台でつるんで走り回るのが楽しくて仕方がなかった。峠仕様ではないため攻めには行けなかったが、週末の大垂水峠はギャラリーに混じってバトルを観戦、南部市場や府中のゼロヨンもよく見に行ったもんです。

チューンアップ&ドレスアップ雑誌ならCarboyやOptionが全盛、他にメンテナンス方法を学ぶのにオートメカニックや自動車工学を買ってきては、オイルまみれになりながら車をいじくり倒したもんです。そんな筆者が登場直後にさっぱり理解できなかったのが“痛車”である。筆者の現役当時はパーツメーカーやチューナーのステッカーをきれいに貼ったいわゆるステッカーチューン、そしてグループAやグループBのカラーリングをカッティングシートを使って再現するといったことは行われていた。

そんな車好きの筆者には痛車というものが、いまいちよく理解できていない(現在系で)。しかし、ニコニコ動画でForza Motorsport 2というゲームのカスタムペイントカー作成で作られた痛車が激走する動画が話題になったことで、痛車をほんの少し理解できたような気がした。実際いまでも痛車がどういうものかをよく理解していないものの「痛車」というヲタのカテゴリーは、全然アリだと思っている。

そしてニコニコ超会議と痛車の専門誌「痛車グラフィックス」(通称“痛G”:芸文社)とのコラボで実現した「痛Gふぇすた出張編 in ニコニコ超会議」で気合いの入った痛車を何台も目にして、その本気(マジ)度(本気と書いてマジと読む)のスゴさを実感した。

ドノーマルスペックにエアブラシやステッカーで人気の二次元を描き上げているという痛車はほとんどなく、足回りやインテリアといったハード部分にもかなり手が入れてあり、チューンドカーとして見た場合もしっかりしているモノが多かったのに驚いた。とまあどうでもいい前振りだが、痛車人気はこれからもしばらくは続いて行くんだろうと思う。この痛Gふぇすたで、極めて個人的に目を付けてピックアップした痛車を紹介して行こう。

写真掲載の順序だが、まず痛車の全体像および別角度からの写真があればそれ、次に説明が書かれたプレートがあればそれを別途掲載するので車種や改造費といったことに関しては、それを参考にしてもらいたい。またナンバーが表示されているような車に関しては、ぼかしを入れさせてもらっている点をお断りしておく。恥ずかしながら仕様のプレートを撮影し忘れたりしたものもあり、それらは後半部分にまとめて紹介している。



































































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