■手軽に自分だけのブックマークを登録したサイトが作れる「ライフリスト」
自分専用のブックマークサイトである「ライフリスト」。ひとことで言うと、自分専用のブックマークをサイト上に作成できるサービスだ。

ライフリスト側はPC内に保存されたクッキーを参照し、該当ユーザーとヒモづける仕組みになっているので、いつも使っているWebブラウザでアクセスすれば、たちどころに自分のブックマークが記録されたページが表示されるというわけだ。

■ブックマークは最大54個まで作れ、作成手順も簡単
ライフリストへブックマークを登録したいと思った場合、「ブックマーク設定」と書いてある部分をクリックする。あとは「タイトル」「URL」を入力するウィンドウが表示されるので、必要な部分を入力したら「設定」をクリックするだけだ。

ブラウザで開く場合「新しいウィンドウで開く」のかどうかも決められる。このブックマークは、最大で54個まで登録できるので足りなくなることはないだろう。

ブックマークは横一列で6個並んでいるが6個目を登録すると、下段にさらに6個のブックマークが表示されるようになっている。


■メールのチェックもOK
ライフリストのブックマークの下には「メール通知」部分が設けられている。ここでメジャーなWebメールを登録しておき、メールが届いているかどうかのチェックが行える。

チェックできるメールとしてPOP3やIMAPが利用できるほか、Yahoo!メールやGmailといったメジャーなWebメールサービスにも対応しており、その場合はユーザーIDとパスワードを入れて「保存」をクリックするだけだ。

また、TwitterとFacebookは設定ウィンドウを呼び出してそれぞれのタブに切り替えたらメール通知の認証を行うだけだ。ブックマークとメールチェックは設定したらすぐに使えるようになる。


■ユーザー登録不要!決まったブラウザでアクセスさえすればいつでも使える
先述したように、ブックマークとメールの設定は、PC上にクッキーとして保存される。ライフリストのサイト側は、PC上に保存されているクッキーを受け取り、ユーザーの設定を反映した状態でライフリストのページを表示する。つまり、会社のパソコンと自宅のパソコンでは、パソコンが異なるのでそれぞれ個別に設定してあげる必要があるわけだ。

しかし、会社用パソコンのライフリストでは、ビジネス関連のブックマークをしておき、自宅のパソコンではプライベートなブックマークを使うといった使い分けができる。また、Internet Explorer、Chrome、Firefoxといったブラウザごとにクッキーは異なるが、クッキーのインポート機能を利用することで異なるブラウザでも同じブックマークを使うこともできる。

これとは逆にInternet Explorer、Chrome、Firefoxで、それぞれ個別に設定しておいて、用途ごとに使い分けるといったことも可能だ。このライフリスト、地道にアップデートを行っており、最新版では上部にカテゴリーごとのタブが設けられた。このタブをクリックすると、そのカテゴリーでメジャーなサービスへのリンクが設けられているので、それを使って数ステップでアクセスするということもできる。

こうした便利な機能を満載しているライフリストだが、利用するのに固有のIDを割り当てるようなユーザー登録はいっさい不要だ。

通常はある程度の個人情報と引き換えにサービスを提供してもらうという無料サービスが多いが、ライフリストはユーザー登録不要かつ無料で使えるという点で、ほかのポータルとはひと味違うと言えるのではないだろうか。

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