めっきり朝晩も涼しくなり、季節は、もう秋だ。夏休みや夏の行楽が終わっても、秋には本格的な行楽シーズンがまっている。食欲の秋、読書の秋、ファッションの秋と、意外に出費が多い季節でもある。

冬のボーナスまでは、大きな買い物は控えないといけない季節だが、こんな季節こそ、いかにお金を掛けずに楽しむかが生活の知恵だ。

地デジ放送切替でアナログテレビからデジタルテレビに切り替わったが、初期に地デジ対応テレビに切替えた人は、録画機能がなかったり、レコーダーも裏番組が録画できなかったりと、最新機種に比べて不便さも多い。また、リビングなどのメインテレビは買い換えたが、他の部屋にも20型程度の液晶テレビを置きたいと思っても、国産だと2~3万円ほどは掛かってしまう。


そこで、古いアナログテレビやパソコンモニターが残っていれば、それを利用して7千円ほどで、裏番組録画や2台目以降の地デジシステムにしようという節約法だ。

筆者の周りでも、案外アナログテレビが残っている家庭が多いことから思いついたわけだが、古いアナログテレビやパソコンは、家電リサイクル法で捨てるにしてもお金が掛かる。そこでついつい捨てそびれて家の中で「置物」と化していることが多いようなのだ。


アイ・オー・データ機器の地上・BS・110度CSデジタル放送対応デジタルハイビジョンチューナー・レコーダー「HVTR-BCTL」は、こうした古いテレビやモニターを利用するには安価で重宝するアイテムだ。

家庭のリビングなどのメインテレビを地デジ対応の液晶テレビに換えた後では、利用用途が無いと思っていた同アイテムだが、意外な使い方があったというわけだ。

ちなみに、このチューナーは、レコーダー機能もあるので、これまた余った外付けハードディスクを待っていれば、地デジ録画システムにまでアップできるところが、味噌だ。

まずは、どれくらい使えるかをチェックしてみた。

■節約の楽しさは、使ってない機器を安価で再利用すること
「HVTR-BCTL」は、「地上デジタル放送」「BSデジタル放送」「110度CSデジタル放送」を視聴&録画できるデジタルハイビジョンチューナーだ。
地上・BS・110度CSデジタル放送対応デジタルハイビジョンチューナー・レコーダー「HVTR-BCTL」

「地上デジタル放送」「BSデジタル放送」「110度CSデジタル放送」の視聴だけでなく、外付ハードディスクを繋ぐことで、簡単に番組を録画できる。

本製品は、録画中の番組の冒頭を見逃してしまった時に便利な「追っかけ再生」に対応しているところも案外、チェックポイントだ。番組の録画を続けながら、録画中の番組を最初から視聴可能だ。録画時間内であれば、視聴箇所を自由に選んで見ることもできる。
「HVTR-BCTL」と付属品


■アナログテレビを地デジ対応の録画テレビにする
早速、使い勝手をレポートしよう。

ステップ1:古いテレビを設置
まずは、古いアナログテレビを押し入れから引っ張り出そう。
古いテレビをお茶の間の定位置に設置しよう。


ステップ2:「HVTR-BCTL」を繋げる
テレビの種類によって接続方法は異なるが、コンポジット端子、S端子、D端子、PCアナログ端子、HDMI端子があるので、それぞれ適切な端子同士を接続すればよい。
古いアナログテレビに「HVTR-BCTL」を繋げる。


ステップ3:リモコンで操作
古いアナログテレビの電源を入れたら、「HVTR-BCTL」をリモコンを操作して、地デジテレビの設定と同じようにチャンネル設定などを説明書通りに行えば、地デジ放送の視聴がアナログテレビでできるようになる。
「HVTR-BCTL」を使って、テレビ番組を見ている様子。


■ハードディスクを繋いで、裏番組を録画しよう
次は、あまっているUSB接続のハードディスクを使って録画環境をつくろう。

設置方法は、簡単だ。USB接続のハードディスクを本体につないで、画面にしたがっていくだけでよい。
わずか3ステップで簡単にハードディスクの登録(初期化)が完了する。

初期化にかかる時間は3TBのハードディスクであれば、27秒ほどなので、余っている500GB程度のハードディスクであれば約5.5秒と、すぐに番組録画ができるようになる。
3ステップのらくらく録画予約


つかった機器は、こちら。
地上・BS・110度CSデジタル放送対応デジタルハイビジョンチューナー・レコーダー「HVTR-BCTL」
・古いテレビ

もちろん、おサイフに3万円あまっていれば、こうして工夫は不要だが、そこはデフレな世の中、3万円の出費が7千円ですむのなら、2万3千円うくわけで、その分秋の行楽に回せるし、余っている機材で工夫するのも、秋の趣味としても悪くない。

なんでも買って、なんでも捨てるという生活は、最近ではなかなか割高になってきている中、こうした節約で楽しんでみるのも、検討してもいいだろう。
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