仕事で毎日同じExcelファイルを操作しているというのなら、起動すると同時にそのファイルも開くように設定しておけば便利だろう。ちょっとしたことかもしれないが、ラクすることができるし、時間の節約にもなるはずだ。

■知っ得No.385 起動と同時にファイルを開く
Excelでは、起動時に設定したフォルダーの中のファイルを全部開くように設定することができる。つまり、このフォルダーにファイルを入れることにより、1つだけでなく、複数のファイルを起動時に開くことができるというわけだ。

まずは起動したいファイルを集めたフォルダーを作成する(画面1)。
画面1 起動時に開きたいファイルを集めたフォルダーを作成する。

Excelの[ファイル]タブで[オプション]を選択し、[Excelのオプション]ダイアログボックスが開いたら、[詳細設定]を選択し、[全般]の[起動時にすべてのファイルを開くフォルダー]で、用意したフォルダーを指定する(画面2)。これで設定は完了だ。
画面2 オプションの[詳細設定]で、[全般]の[起動時にすべてのファイルを開くフォルダー]で作成したフォルダーを指定する。

これで、Excelを起動すると、フォルダー内のファイルがすべて読み込まれた状態で起動するようになる(画面3)。
画面3 Excelを起動すると、フォルダー内のファイルがすべて開く。

もちろん不要になったファイルは、指定したフォルダーから別の場所に移動すれば起動時に開かなくなるし、逆に開きたいファイルができたら、このフォルダーに追加すればいい。フォルダー内を必要に応じて整理するだけで、オプションでの設定をいちいち変更する手間もいらないので気軽に利用してもらいたい。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス
制作編集:エヌプラス
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