国内最大級で10万冊以上の総合電子書籍ストアを運営する、株式会社BookLiveは「いつでも、どこでも、だれにでも。読みたい本を読みやすく」を実現するため、株式会社三省堂書店、日本電気株式会社、UQコミュニケーションズ株式会社と共に新しい電子書籍専用端末「BookLive! Reader Lideo(以下:Lideo)」を税込8,480円にて12月10日より、三省堂書店および総合電子書籍ストア「BookLive!」で販売を行う。
従来の電子書籍サービスの多くは、本を読むまでに、たくさんのプロセスが必要で、誰もが気軽に使えるものでなかった。これに対して「Lideo」は、煩雑な手続きを面倒に感じるシニア世代や、電子機器の操作が苦手なビギナーにも使いやすい端末と販売方法を実現・展開するとしている。

初期設定が操作が非常に簡単にできるようになっている。具体的には各端末が固有のIDを持つため、メールアドレスの入力も必要とせず、箱から出して電源を入れた後、誕生日・性別の入力とパスワード設定だけのワンステップで初期設定が完了する。さらにクレジットカード情報を入力すれば、すぐに電子書籍を購入し、読書ができるようになる。ちなみに通信はWiMAXを使う。

端末の操作は、タッチパネルだけではなく、ハードウェアボタンでも行える。ハードウェアボタンは日本語表記されており、書籍の購入や本棚の確認、文字の拡大・縮小など、迷うことなく様々な操作を直接行うことができるようになっている。

もしも使い方がわからない時には、紙の「ご利用ガイドブック」を同梱しているので、インターネットにアクセスしてヘルプを見るといった作業が必要なく操作方法をすぐに確認できる。クレジット以外でもWebMoney、BitCash、三省堂書店での店頭決済にも対応している。

この発売に合わせる形でAmazonのKindle Paperwhiteの価格が7,980円へと値下げされた。いよいよ電子書籍端末の競争が激化していきそうな感じだ。

BookLive! Reader Lideo製品情報
BookLive!

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook