21.5インチでフルHDの「E2213H」


最近、ハイエンド向けのコストパフォーマンスに優れる液晶をリリースしたり、低価格向けのワイド液晶を出したりと精力的に市場に製品を投入し続けているデル。そのデルより低価格向けの新製品が2モデルリリースされた。

1台は17インチで、いまどき珍しい解像度1280×1024ドット(SXGA)の「Dell EシリーズE1713S 17インチスクエアモニタ」(以下、E1713S)、もう1台は21.5インチサイズで1920×1080ドット(フルHD)でLEDバックライトを搭載した「Dell EシリーズE2213H 21.5インチワイドモニタ」(以下、E2213H)だ。

いまどき珍しい17インチで4:3のディスプレイ


例えばE1713S。「いまどきSXGA解像度のディスプレイなんて・・・」と思っている人も多いだろう。しかし、組み込み用の古いシステムでは、中身がWindows 2000やXPで動いていて、グラフィック機能のアップデートが行えないなんて環境は、まだまだ多い。しかも値段は9,980円と激安だ。

そんな環境で液晶ディスプレイが壊れてしまったようなケース。17インチの4:3ディスプレイなんて、中古を探すか在庫がある店を探してみると、なかなか見つからなかったりする。そうした点を考えると、いまだに古い環境でPCを使わざるを得ない人たちにとって、希少なモデルと言えるのではないだろうか。

一方のE2213Hだが、21.5インチながらもフルHD液晶でHDCP対応のDVI-Dを搭載している点からも子供部屋用の地デジテレビ兼用PCやBDタイトル再生用セカンドPCといった用途に向く(値段は13,980円)。場合によっては狭い机の上でマルチディスプレイ環境を構築したいなんて考えている人にも向いているかもしれない。

E1713S
E2213H
デル

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