家庭用ビデオカメラは、スマートフォンの普及や高機能化したデジカメの動画撮影機能の影響を受けて、市場的にはかなり厳しい商品になってしまった。動画専用に作られているビデオカメラだからこそ便利に撮影できる場面も多いが、機能や使い勝手を今まで以上に強化していかなければ、今後ビデオカメラ市場は縮小していくことは間違いないだろう。

そうした厳しい現状の中でも、ソニー、キヤノン、パナソニック、ビクターなど各社の家庭向けのビデオカメラの主要モデルは、1年に1度程度の周期で、新製品が投入されている。発売時期は日本の春商戦に合わせた2月から3月頃になることが多い。

さて問題です。ビデオカメラの買い時はいつ?

答えは、秋の行楽シーズンの直前の9月頃、まさに今頃なのである。

■動画撮影機能搭載のデバイスが豊富な現在の環境
動画の撮影だけなら、コンパクトデジカメやスマートフォンでもできるし、画質を重視するならデジタル一眼レフの動画撮影機能のほうが、圧倒的に高画質で撮影できる。

しかし、ビデオカメラは長時間撮影や手に持ってもぶれない撮影のしやすさ、そして動画撮影が誰でも簡単にしかもキレイにできるなど、ビデオカメラだからこその便利な部分もある。

■ビデオカメラ価格が底値になる時期
毎年、機能などを強化した新製品が登場しているが、発売直後が最も高いのは当然として、最も価格が下がるのは新製品発売間近の年末頃だ。そして、その底値に近い価格になるのが、いまくらいの時期、9月なのだ。

価格自体はそのときの状況で変動するが、値下がりの動きは毎年同じような傾きを見せる。発売直後となる3月から4月頃はそれほど下がらないが、4月の入学シーズン直前になると競争が激しくなるのか、価格が下がる傾向にある。

その後、夏のイベント需要の関係で若干下がり、秋の行楽シーズンとなる9月頃になると価格が一気に下がる。
そして、年末頃に底値になり新製品と入れ替わり、販売が終わるという傾向になっている。

ビデオカメラはソニー、キヤノン、パナソニックは1月から2月頃新製品が発表され、2月から3月頃発売される。
ビクターはここ数年12月頃にも新製品を発表しているため、他社とはこの値動きも若干異なり、春頃の値下がりも大きいが、新製品直前に底値になるような傾向は他社とほとんど変わらない。

各社の製品はそのときの売れ行きなどによっても変わってくるが、9月頃になるとほぼ確実に値下がりする。年末の底値ほどではないものの、それに近い価格になる。本当の底値で買うなら年末だが、秋から年末まで使用できることを考えると、その差は帳消しになるくらいの価格差なので、秋の行楽シーズン直前の9月頃に買うのが最もお得と言えるだろう。

たまには、ビデオカメラを使って「将来に残そう」という思いで動画を撮影してみるのはどうだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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