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何も言わずに冒頭の4コマ漫画を見てほしい。切なさがにじみ出ていて、さらに絶妙な表情だ。倦怠期のカップルみたいな日常を描いているようにも見えるが、この相手の女性はIEことInternet Explorerだというのだから驚きだ。細かな表情や細かな背景で、揺れ動く彼女の気持ちを見事に表現している。
Windows 8.1になってから、Internet Explorer 11を使う頻度が増えている筆者であるが、世間ではInternet Explorer 10がまだまだ現役で、ChromeやFirefoxといったブラウザーよりも性能的に劣るというイメージがすっかり定着してしまっている。
一時期は絶大な人気を誇っていたInternet Explorer（以下、IE）であるが、いつの間にかシェアを奪われてしまい。ライバルだったChromeやFirefox、Opera、SafariといったWebブラウザーのユーザーが増えて行った結果、現在では複数のブラウザーシェアに埋もれてしまうことになってしまった。インストールはしてあるが、起動する回数が激減したという人が多いのではないだろうか。
こうした背景を例えるのにIEを擬人化した会話としてTwitterに流れたツイートが以下、togetterにもいくつかまとめがアップされている。
IE「あ、お久しぶり！・・・またブラウザの検索？」
自「いや、IEからでないと見られないページがあって」
IE「そうなんだ！・・・ねえ、通常使うブラウザにする？」
自「いいよ、今のままで」
IE「そう・・・あと初期設定が済んでないけど」
自「いいよ、また今度で」
IE「そっか・・・」
この会話だけでも、かなり胸が痛くなるのだが、この会話を素晴らしい画力で4コマ漫画にしてしまったのが冒頭の漫画である。11月8日にWindows 7版のInternet Explorer 11が登場した模様だ。性能的には40％高速化されているというが環境によっては不具合が出るみたいなので、IEさんとの関係が回復するかは、微妙な状況かもしれない。
togetter：IEを擬人化してみたけど切なすぎる・・・
togetter：「久々に起動してもらうIEちゃん」が、つきあい長いのに冷たくされてる感じで切ない
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ITライフハック代表
