いよいよ2013年も終わりを迎えようとしているが、今年のスマホ関連ニュースで最も話題となったのが「iPhoneの販売台数が新記録を達成!最初の週末で900万台を突破」で紹介したように、アップルの新しいiPhoneシリーズ「iPhone 5s」「iPhone 5c」の2モデルだろう。発売からわずか3日間で、販売台数が過去最高の900万台を超えるという破竹の勢いで売れまくった。

現在でも大人気だが中でもiPhone 5sは、スマホ初搭載となる64ビット アーキテクチャのA7チップ、およびM7モーションコプロセッサ、Touch ID(指紋認証センサー)、Retinaディスプレイなど、Android端末や割賦のまだ終わっていないユーザーが買い替えるほど、高性能な端末としての魅力にあふれている。

かくいう筆者もiPhone 4Sから5sに買い替えたユーザーだ。ITライフハックの読者の約2割がiPhoneからのアクセスになっており、iPhone 5シリーズのユーザーは多いのではないだろうか。猫も杓子もiPhoneということで、没個性化してしまわないようケースにこだわりたい人もいるだろう。

そこで今回は、デザインだけでなく素材にもこだわったケースということで、上質で高級感あるウッド素材を採用したiPhone5/5S専用ケース「SuperThin Case S54」を紹介しよう。


■ひとつとして同じ模様がない天然ウッドのケース
「SuperThin Case S54」は、上質で高級感あるウッド素材を採用したiPhone5 or 5S専用ケースだ。木製のケースは、強度を確保するためプラスチック製ケースに比べて、少し厚めの傾向が今まであった。本製品はグラスファイバーを採用して強度を確保することで、厚さ0.7mmの超薄型を実現した。


iPhone 5sに実際に装着してみると、今まで使っていたケースよりも遙かに薄いうえに軽量だ。また素材がウッドなので自然な手触りが心地よく、手に吸い付くようにシックリとなじむ。


たとえば金属系のケースだと電話に出るのにカバンの中から慌てて取り出した瞬間、すべって地面に落とすということが起きる可能性が高いが、しっかりと手になじむ本製品は、それを避けることができるだろう。

ウッドケースの中には、枠は樹脂製で裏面部分だけウッドのケースもあるが、本製品はケース全体がウッドで一体感がある。木の手触り感をより引き出すために木の香りのするフレグランスをケースに振りかけて楽しんでいる人もいるそうだ。

ケースに使われているウッド素材は、ウォールナット、エボニー、ゴールデンケーン、ヘーゼル、ダイドオークの5種類だ。天然ウッド素材なので、当然ながらひとつとして同じ模様が存在しないのもポイントだ。一見すると似ているようで異なる自分だけのオリジナルケースということになる。



ケースの内側には、iPhone 5sをしっかりホールドするためのクッションがフチ側に敷かれている。付属品でInsulatin Film(ICカードの読み取りエラーを防ぐ電磁波防止シート)を使用して、クレジットカード大のカードのほかに、nanoSIMとSIMピンも収納できる仕様だ。



ためしにSuicaカードを収納してみたが、ケースに収納した状態で問題なく使用することができた。写真はmicroSIMだが、nanoSIMを取り出して、同じキャリアのiPad系の端末に入れて使うといったことも可能だ。


SIMカードだけでなく、ほかのスマートフォンで使うmicroSDカードを持ち歩くのに使用してもよいだろう。


lightningコネクターの周りは、純正のジャストサイズで作られている。純正品のコネクターは問題なく使用できたが、ジャストサイズゆえに純正品以外のコネクターを利用する人は注意が必要だ。


以上のように「SuperThin Case S54」を紹介してきたが、上質で高級感あるウッド素材の良さは、使い込むほどに理解できると思う。他人と同じではイヤという人や素材にこだわったケースが欲しい人に魅力ある商品だ。もちろん男性だけでなく、女性もワンランク上のiPhoneグッズとして使ってみてはいかがだろう。

■主な仕様
種類:iPhone5 or 5S専用ケース「SuperThin Case S54」
材料:グラスファイバー / ウッド
本体サイズ:縦125×横60×厚さ9 mm
重量:約14g
市場予想価格:4,980円(税込み)


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