Wordで文字列などをコピーした場合、それを別の場所に貼り付けることができる。これはクリップボードにデータが保存されるからだが、このデータは、新しく別のものをコピーしてしまうと、自動的に消えてしまう。つまり、常に最新にコピーしたものしか貼り付けできないわけだ。しかし、Wordを始めとするOffice製品ならば、実は数回前にコピーした内容も貼り付けることができる。


■No.565 Officeクリップボードを利用する
いくつか文字列やオブジェクトをコピーした状態で、[ホーム]タブの[クリップボード]グループのダイアログボックス起動ツールをクリックする(画面1)。
画面1 [ホーム]タブの[クリップボード]グループのダイアログボックス起動ツールをクリックする。

画面の左側に、Officeクリップボード作業ウィンドウが表示され、コピーした内容の一覧が表示される(画面2)。
画面2 Officeクリップボード作業ウィンドウが表示される。

一覧で、貼り付けたいデータをクリックすると、カーソル位置にデータが貼り付けられる(画面3)。
画面3 クリックすると、その内容が貼り付けられる。

Officeクリップボードには、24個までのデータを保存しておける。前にコピーしたデータをもう一回利用したいというとき、再度コピーし直す必要がないので便利だ。なお、Officeクリップボードには、他の製品でコピーした内容も表示される。これらのデータも利用できるというわけだ。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス
制作編集:エヌプラス
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