Amazon Web Servicesを賢く使える「FlyData×cloudpackビッグデータセミナー」』という記事で紹介したように、cloudpackは、Amazon EC2やAmazon S3をはじめとするAmazon Web Services(AWS)の各種プロダクトの導入・設計から運用保守を含んだフルマネージドのサービスを提供し、バックアップや24時間365日の監視/障害対応、技術的な問い合わせに対するサポートなどの業務を行っている。

今回、虎ノ門ヒルズの新オフィスを増床し、より働きやすい環境を構築した。この新オフィスのデザインは、シカゴの「国際建築賞2010」に入賞するなど、世界中で活躍する話題の若手建築家・谷尻誠氏の手によるものだ。

先日、新オフィスをプレス関係者向けに紹介するお披露目会があった。



■まるでホテル! 美しいデザインのオフィス
cloudpackは、前年度比150%の成長や、導入ユーザー数が400社を超えるなど、着実に実績を伸ばしてきた。同時に働く人たちも増加した。そこで田町オフィス、汐留オフィスの2拠点に加え、今回、新たに虎ノ門ヒルズに新オフィスを設けることとなった。

この新オフィスは「コミュニケーション」をデザインコンセプトとし、まるで海外のリゾートホテルのような開放感に満ちたデザインが特徴だ。なにしろオフィスとは思えないデザインでエントランスからして、非常にお洒落になっているのだ。
まるでホテルのような新オフィスのエントランス まるでホテルのような新オフィスのエントランス

また、エントランスの右側にある黒板には、社員向けに様々な情報を書き込める黒板が設置されている。ここを掲示板代わりに会社からの告知文などをチョークを使って記入、出社時やオフィスの出入りの際に確認できるようになっているわけだ。
黒板には、イベントのお知らせなど、様々な情報を書き込める 黒板には、イベントのお知らせなど、様々な情報を書き込める

最近では喫煙者の肩身が狭い環境の中で大きな窓に面した広めのシガーバーを置くなど、たばこ休憩時のコミュニケーションを高めることができるような配慮がなされている。たとえば業務の合間に一服しながら部署やチーム間を超えた社員同士がフランクにアイディアをぶつけ合い、意見を交わしたり、そのままPCを持ちこんで仕事をしたりできるのだ。

またシガーバーにはノートPCやタブレットを持ち込めるようにコンセントを設置したほか、来社する顧客が喫煙者だった場合、リラックスしてもらいつつ話ができるよう、大きな革張りのソファや、葉巻まで用意している。

cloudpackの新オフィスは、「社員にとっては、まるで家にいるようにリラックスしてコミュニケーションが取れる空間であり、来社するお客様にとっては、”オフィス”ではなくおもてなしに満ちたホテルのような空間である(齋藤社長)」というコンセプトで作られた、新しいオフィス環境だと言えるだろう。
大きな窓に面した広めのシガーバー。部署を超えた社員同士の交流が生まれたり、お客様とのリラックスした会話が生まれるような空間となっている。 大きな窓に面した広めのシガーバー。部署を超えた社員同士の交流が生まれたり、お客様とのリラックスした会話が生まれるような空間となっている。
なんと葉巻まで用意している。 なんと葉巻まで用意している。
来社する顧客とゆったり語り合うことができる。年季の入った大きな革張りのソファ。 来社する顧客とゆったり語り合うことができる。年季の入った大きな革張りのソファ。

また、固定の執務エリア以外にも、東京タワーを望む大きな窓の前にPCを置いて自由に作業できるカウンターデスクを設けるなど、自分の好きなスタイルでの働き方を選べるようになっている。先述したように「コミュニケーション」をテーマにしているため仕事仲間の同僚や上司・部下、先輩・後輩といった人たちとの会話から生まれ出てくる自由な発想を重視しているわけだ。cloudpackの仕事に対する姿勢を表現したオフィスとなっているといっていいだろう。
東京タワーを望む大きな窓が特徴のカウンターデスク(ここは禁煙)。 東京タワーを望む大きな窓が特徴のカウンターデスク(ここは禁煙)。
オフィスから東京タワーを見ることができる オフィスから東京タワーを見ることができる

仕切りがない固定の執務エリアでは、40名ほどの社員が仕事をすることができるようになっている。
内覧会当日はPC搬入前のため、執務エリアも広々とした印象。 内覧会当日はPC搬入前のため、執務エリアも広々とした印象。

また、エントランスを入ってすぐの場所(シガーバーの手前)に、ミーティングルームが設置されている。こちらも、ゆったりした空間で、リラックスしてミーティングできるような配慮がなされている。
お洒落なミーティングスペース お洒落なミーティングスペース

仕事をする環境というのは、人それぞれではあるが、cloudpackの新オフィス空間は、コンセプトに負けないほどの社員同士や仲間との深い「コミュニケーション」を促進することになるだろう。

こうした仕事環境を整え、働きやすい環境を構築することで、cloudpackは今後もAWS上での顧客の新規システムの設計、移行、構築を支援するプロフェッショナルサービス企業の中で急成長を維持し続けたいとしている。

また、ユーザー企業の強力なサポーターまたアドバイザーとなるべく、サービスの更なる品質向上を目指し、取り組んでいくことも目指すそうだ。

なお、事業拡大に伴い即戦力となるビジネスパーソンを募集している。ホテルのようにピカピカでオシャレ、なおかつ都心の一等地にあるcloudpackの新オフィス。ここで仕事すれば、前年比150%増しと言われても実現できそうな気がしてくる。また、こうした環境で働きたいと思った方は、同社への転職を目指してみるというのもいいだろう。

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