最先端技術が凝縮搭載!凄すぎるファーウェイのSIMフリー端末「Ascend Mate7」』『最先端技術を惜しみなく投入!ファーウェイ、SIMフリー端末「Ascend Mate7」を発表』という記事で紹介したように、ファーウェイこと華為技術日本株式会社(以下、ファーウェイ・ジャパン)は、最先端技術を惜しみなく投入した端末を提供している点で要注目の端末メーカーだ。

その同社が、SIMロックフリーのスマートフォン新製品「Ascend Mate7」「Ascend G620S」を日本国内向けとして正式に発売する。両製品の紹介の場となった「ファーウェイ・ジャパン新製品発表会」には、モーニング娘。OGが応援に駆けつけるなど、盛り上がった発表会になったのでその様子をお伝えしよう。



サプライズプレゼントもあり!盛り上がった発表会
今回は、プレス関係者やパートナー企業に加え、ブロガーを招待したオープンな雰囲気の発表会となっていた。舞台上には、大きな地球を模したオブジェクトが設置され、ファーウェイ・デバイス日韓リージョンプレジデント兼ファーウェイ・ジャパン副社長の呉波(オリバー・ウー、Oliver Wu)氏、株式会社U-NEXT取締役通信事業担当の二宮康真氏、株式会社ジャパンディスプレイ執行役員チーフビジネスオフィサーの境田秀也氏らがボタンを押すと「Ascend Mate7」「Ascend G620S」の2機種が地球オブジェの中から姿を現した。

大きな地球を模したオブジェクト 大きな地球を模したオブジェクト

気になる値段であるが「Ascend Mate7」が4万9,800円(税別)、「Ascend G620S」が2万1,800円(税別)となる。いずれも2014年12月12日(金)より発売されることになっている。

「Ascend Mate7」「Ascend G620S」の2機種が地球を模した球の中から登場 「Ascend Mate7」「Ascend G620S」の2機種が地球を模した球の中から登場

ファーウェイ・ジャパン端末統括本部プロダクトセンター商品企画部長の吉本晃氏は、同社の現状を紹介。2014年度は昨年の1.5倍以上のスマートフォン出荷(およそ8000万台)を目指してきたとのこと。さらに吉本部長は、総務省が2014年11月、SIMロックフリー製品の契約者を2016年までに2013年度契約者数の約2倍へ拡大させる目標を掲げており、それに同社の製品が貢献できるといった点を強調していた。

SIMロックフリー製品の契約者を2016年までに2013年の約2倍へ拡大 SIMロックフリー製品の契約者を2016年までに2013年の約2倍へ拡大

発表会の後半では、モーニング娘。OGの保田圭さん、石川梨華さん、吉澤ひとみさん、小川麻琴さんらが舞台に登場し、トークイベントが行われた。同イベントの最後に「Ascend Mate7」と本田圭佑選手のサイン入りユニフォームが当たる抽選会を実施。会場は、大いに盛り上がった。

「Ascend Mate7」と本田圭佑選手のサイン入りユニフォーム 「Ascend Mate7」と本田圭佑選手のサイン入りユニフォーム

■日本市場向けSIMロックフリースマートフォン「Ascend Mate7」「Ascend G620S」
ファーウェイ・ジャパンは、年末商戦に先駆けてSIMフリースマートフォン「Ascend Mate7」と「Ascend G620S」を、2014年12月12日よりMVNO各社をはじめ、全国の家電量販店とオンラインショップで発売する。

興味を持つ人も多いと思われるので両端末の特徴をまとめてみた。

LTE cat.6対応で、オクタコアと指紋認証センサーを搭載した「Ascend Mate7」
「Ascend Mate7」は、今年9月にドイツで行われたベルリン国際コンシューマ・エレクトロニクスショー2014(IFA2014)で発表され、世界30か国以上に出荷されているファーウェイのグローバルフラッグシップモデルである。

オクタコア(8コア)プロセッサーを搭載。GTS(グローバル・タスク・スケジューリング)アーキテクチャーにより、使用しているアプリや機能にあわせて、コアを効率よく稼働させ、最小限のバッテリー消費で最大限のパフォーマンスを発揮するようになっている。背面に設置された指紋認証センサーは、360度のあらゆる方向から指紋を認識し、スワイプやボタン操作の必要なしで指紋のワンタッチでロック解除が可能だ。

SIMロックフリースマートフォン「Ascend Mate7」 SIMロックフリースマートフォン「Ascend Mate7」

スマートフォン初心者にやさしい!使いやすさとコスパに優れた「Ascend G620S」
「Ascend G620S」は、スマートフォン初心者でも使いこなせる使いやすさとコストパフォーマンスに優れたLTE対応のミドルレンジモデルだ。下り最大150MbpsのLTE通信対応に加え、クアッドコアで1.2GHzのQualcomm製64bit版Snapdragon 400プロセッサーを搭載、OSはAndroid 4.4で、キビキビとした動作で動画やゲーム、SNSが快適に楽しめるスペックとなっている。

コンパクトなボディには、5インチ(1280×720ドット)の高解像度ディスプレイ(IPS液晶)を搭載。さらに緩やかなカーブを描く背面には、優雅なレザーテクスチャーを採用した。ボディカラーは、ホワイトとブラックの2色から選択できる。

SIMロックフリースマートフォン「Ascend G620S」 SIMロックフリースマートフォン「Ascend G620S」

■全機種ラインアップ!タッチ&トライのコーナー
発表会場内に設置されたタッチ&トライコーナーでは、現在ファーウェイ・ジャパンが提供しているモデル全機種が展示されており、来場者は自由にさわることができた。

全機種ラインアップした、タッチ&トライのコーナー 全機種ラインアップした、タッチ&トライのコーナー

タッチ&トライのコーナーでは、カップケーキのサービスもあった タッチ&トライのコーナーでは、カップケーキのサービスもあった

以上、発表会の内容をお伝えした。まとめると、ファーウェイ・ジャパンは、日本市場向けSIMロックフリースマートフォン「Ascend Mate7」「Ascend G620S」の2機種を投入する。これにより、グローバル市場をリードする最先端の製品をいち早く日本市場へ展開し、最先端の製品を楽しみたいユーザーのニーズに応える。それとともに、ミドルレンジのモデルを拡充することで、フィーチャーフォンからの乗り換えや、スマートフォン初心者に新たな選択肢を提案し、SIMロックフリー端末市場における、さらなるユーザー層の拡大を狙う構えである、ということになる。

これから到来するSIMロックフリーのスマートフォン端末市場は、激戦が予想されるだけに同社の今後の展開は要注目だと言えるだろう。

華為技術日本株式会社