富士通は去る2015年5月14日~15日の2日間、東京国際フォーラムにおいて「富士通フォーラム2015」を開催した。同社が主催するものとしては最大のイベントであり、今回のテーマは「Human Centric Innovation in Action」。人々の暮らしや社会・お客様のビジネスを支え、新たな価値を作り出す取り組みと、それを支えるIoTやビッグデータ、モバイルなどのデジタルテクノロジーを、セミナーと展示デモを通じて幅広く紹介していた。

入口を入ってすぐ右手の「ビッグデータ×IoTステージ」の脇では、『電動歩行アシストカートが生活を変える!「ロボットアシストウォーカーRT.1」体験レポ』という記事で紹介した、電動歩行アシストカート「ロボットアシストウォーカーRT.1」が展示されていた。



■利用者の状況をモニタリング
展示は、高齢者が利用する「ロボットアシストウォーカーRT.1」に各種センサーとネットワーク対応デバイスを搭載。IoTプラットフォームへ情報を蓄積し、外出時の位置情報や稼動情報、利用者の状況をモニタリングするというもの。

高齢者が利用する「ロボットアシストウォーカーRT.1」 高齢者が利用する「ロボットアシストウォーカーRT.1」

危険な区域への侵入や健康状態の変化を、本人や家族、介護施設などへリアルタイムに通知通知するほか、搭乗者の健康状態と周囲の環境状況・危機の状態をリアルタイムで把握することで、駆けつけ対応や機器の故障対応などのサポートサービスが可能だ。

利用者情報表示画面 利用者情報表示画面

運動量や体調変化などの健康状態をチェックする、バイタルセンシングバンド 運動量や体調変化などの健康状態をチェックする、バイタルセンシングバンド

RT.ワークス株式会社

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