VAIOは2015年5月25日に東京・六本木ヒルズにある、期間限定の「VAIO Cafe」にて発表会を開催した。5月21日に先行して正式発表され「絵師たちよ、いま外出のとき「VAIO Z Canvas」ではかどる資料収集と楽々お絵かき体験」でも紹介した「VAIO Z Canvas」についてのプレゼンテーションを開催。同時にビジネス向けのスタンダードモデルとなる「VAIO Pro13|mk2」を発表した。



VAIO Pro13|mk2は、現行モデルのVAIO Pro 13のデザインの美しさなどの魅力を踏襲しつつ、要望の高かった堅牢性の向上と、インタフェースの追加などが行われたモデルだ。発表会では「拷問試験:トーチャーテスト」実施例として落下試験や、パソコンの3方を固定しての本体ひねり試験、本体と液晶の間にペンをはさんでしまったときの液晶の曲がり試験といったムービーも紹介された。

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本体の堅牢性を保っているのはマグネシウム一体成形によるLCDカバー。これは素材だけでなく構造で強度を出しているとのこと。高剛性樹脂を採用した底面は、耐久性が気になるポイントに補強リブを追加することで剛性をアップした。
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またVAIO Pro13|mk2には、接続できるインタフェースが全モデルより増加し、HDMI端子、アナログRGB出力端子、LAN端子、USBポート×3を内蔵。ビジネスのいかなるシーンでも使えるように、薄い筐体にこれだけの端子を搭載させた。またACアダプタにもUSBポートが用意されており、スマートフォンなどの充電が、本体を起動しなくても可能になっている。

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このほかキーボードにはVAIO Zと同じものを採用。静かな打鍵音と同時に心地よい打鍵音を実現。バックライトを搭載しているので、出張中の飛行機の中など、暗い場所でもしっかりと利用できる。タッチパッドも左右ボタンを2ボタンに分割してクリックの誤作動を怒りにくくした。位置もキーボードのホームポジション下に配置し、ユーザービリティを向上している。

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VAIO Z Canvasについては、以前掲載した発表会でも紹介したとおり、本体のタッチパッド+スタイラスペンで操作するモデル。キーボードはセパレート式になっている。VAIOではこの製品を“プロクリエイター向け”としており、「最高のアウトプットを求めるカタの『究極の道具』をめざす」パソコンだ。本体スペックもハイエンドのものが搭載されており、ストレスなく使えるようになっている。

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なおVAIO Z Canvasの発売に合わせて、六本木ヒルズに期間限定でオープンしているVAIO Cafeで「Creator's Talk Show」として、クリエイターによるトークショーが開催されることとなっている。VAIO Cafeの詳細についてはVAIOのWebサイトを参照してほしい。

s-vaio11 VAIO Cafeで提供されるラテ

商品価格
■VAIO Z Canvas
Corei7/8GBメモリ/256GバイトSSD:24万9,800円
Corei7/16GBメモリ/512GバイトSSD:31万9,800円
Corei7/26GBメモリ/1TバイトSSD:39万9,800円

■VAIO Pro13|mk2
VJP1329GCJ1B(ブラック):14万4,800円
VJP1329SCH1S(シルバー):10万9,800円


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