■はじめに
今回は、個人的な思い出を喚起するトピックを2つ取り上げてみます。
「思い出を喚起するトピック」と言ったものの、ちょっと考えるとここ何回かは結構その手のトピックを扱っているような気もします。
まぁヨシとしましょう。
■「biblio Leaf SP02」
少し前に発表された内容ですが、2010年12月からKDDIが提供していた電子書籍サービス「LISMO Book Store」が2016年4月30日を持って終了するとのことです。KDDIではauスマホやPC向けの新たな電子書籍サービス「ブックパス」を別途運営しているので「大手の電子書籍サービスが淘汰された!」的なインパクトなどは特になさそうです。
ただ、この「LISMO Book Store」、個人的にやや思い出深い点がありました。サービス開始後まもなく(たしか2011年1月)にE-インクを採用した電子書籍端末「biblio Leaf SP02」です。これが電子書籍黎明期の当時の感覚でも、なかなかキツいものがありました。
先行して発売されていたSony ReaderのE-インク端末と比べてもページめくりの反応がとても遅く、ストアのインターフェイスはキーで操作を完結できずスタイラスが必須でストレスの溜まるものでした。
当時加熱していた電子書籍熱の元、いち早く市場に参入するための焦りが見えるようでもありました。
ちなみに、このような準備不足と言える状況は約1年半後にリリースされた楽天Koboでも発生していましたね。「LISMO Book Store」終了のニュースに接し、「biblio Leaf SP02」の文字を目にした時、当時の記憶が甦り何か感慨深いものがありました。「biblio Leaf SP02」、個人的には電子書籍史を彩る代表アイテムの1つでした。(買いませんでしたが。)
■昔読んだ懐かしいマンガ作品
「11月29日はイーブックの日」ということだそうで、電子コミックの老舗eBookJapanさんで「100年後に残したい最強マンガ100」という企画を開催しています。
・「100年後に残したい最強マンガ100 -オトコ編-」
・「100年後に残したい最強マンガ100 -オンナ編-」
その名の通り、eBookJapanさんが男性コミック、女性コミックそれぞれ100作品ずつピックアップして紹介しています。
また、一部作品は1巻を無料公開(2015年11月20日〜11月30日)しています。こういうのは、つい見てしまうよい企画ですね。
「あー懐かしい」
「コレが入って、アレが入らないのはどうなの?」
「コレ読んだこと無いけど名作なのか」
など、ひとりで見ていてもなかなか楽しいものです。まんまと、つい買ってしまいそうになったりします。
同じマンガ家さんの作品が複数選ばれることは少ないようで、「うる星やつら」は入っていても「めぞん一刻」は入っていないのかとか、「リングにかけろ」は「聖闘士星矢」に負けたのか(仕方ないか)など考えるのも、そこはかとなく楽しいものです。
個人的に注目したいのは、同時期に少年チャンピオンで連載されていた「ドカベン」や「がきデカ」を差し置いて「マカロニほうれん荘」が選ばれているところです。
すきだった〜。「マカロニほうれん荘」。
マンガなのに、リズムを感じられる珍しい作品でとても印象に残っています。あとは「タッチ」をはじめとするあだち充氏の作品が無いのはちょっと意外かも。あと、安彦良和氏の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も入れたいところ。男女で分かれている他、それぞれ年代別に選出してあるので、多くの方が楽しめる好企画だと思いました。
そうそう、女性コミックは「キャンディ♥キャンディ」が無いのが意外な気がしましたが、これは例の著作権問題が関係しているのでしょうか。「キャンディ♥キャンディ」はeBookJapanさんでも扱っていない(?)みたいですし。だとしたら、少々残念なことです。
■おわりに
11月も下旬になり、冬らしさが強まってきました。
チでは三人いる子供の1人が風邪を引き、それが家族中に広まってしまいました。
今年の、喉・鼻・咳の風邪はうつりやすいとのことなので、皆様も十分お気を付けください。
以下、トレーニングの告知です。
講座内容のご確認などはロクナナワークショップお問い合わせフォーム【リンク:https://67.org/ws/contact/】よりお送りください。
以下告知です。
トレーニングスクール ロクナナワークショップにて、電子書籍関連のハンズオン講座を行います。ロクナナの講座は少人数制でしっかり深く理解できます。
■「Amazon:Kindleストア用電子出版講座」
日時:2015年12月10日(木)11:00~18:00
料金:29,800円(税込み)
会場:東京原宿(ロクナナワークショップ)
■「Apple:iBooksストア用電子出版講座」
日時:2016年1月30日(土)11:00~18:00
料金:29,800円(税込み)
会場:東京原宿(ロクナナワークショップ)
講座内容のご確認などはロクナナワークショップお問い合わせフォームよりお送りください。
■著者プロフィール
林 拓也(はやし たくや)
テクニカルライター/トレーニングインストラクター/オーサリングエンジニア
Twitter:@HapHands
Facebook:https://www.facebook.com/takuya.hayashi
■ITライフハック
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今回は、個人的な思い出を喚起するトピックを2つ取り上げてみます。
「思い出を喚起するトピック」と言ったものの、ちょっと考えるとここ何回かは結構その手のトピックを扱っているような気もします。
まぁヨシとしましょう。
■「biblio Leaf SP02」
少し前に発表された内容ですが、2010年12月からKDDIが提供していた電子書籍サービス「LISMO Book Store」が2016年4月30日を持って終了するとのことです。KDDIではauスマホやPC向けの新たな電子書籍サービス「ブックパス」を別途運営しているので「大手の電子書籍サービスが淘汰された!」的なインパクトなどは特になさそうです。
ただ、この「LISMO Book Store」、個人的にやや思い出深い点がありました。サービス開始後まもなく(たしか2011年1月)にE-インクを採用した電子書籍端末「biblio Leaf SP02」です。これが電子書籍黎明期の当時の感覚でも、なかなかキツいものがありました。
先行して発売されていたSony ReaderのE-インク端末と比べてもページめくりの反応がとても遅く、ストアのインターフェイスはキーで操作を完結できずスタイラスが必須でストレスの溜まるものでした。
当時加熱していた電子書籍熱の元、いち早く市場に参入するための焦りが見えるようでもありました。
ちなみに、このような準備不足と言える状況は約1年半後にリリースされた楽天Koboでも発生していましたね。「LISMO Book Store」終了のニュースに接し、「biblio Leaf SP02」の文字を目にした時、当時の記憶が甦り何か感慨深いものがありました。「biblio Leaf SP02」、個人的には電子書籍史を彩る代表アイテムの1つでした。(買いませんでしたが。)
■昔読んだ懐かしいマンガ作品
「11月29日はイーブックの日」ということだそうで、電子コミックの老舗eBookJapanさんで「100年後に残したい最強マンガ100」という企画を開催しています。
・「100年後に残したい最強マンガ100 -オトコ編-」
・「100年後に残したい最強マンガ100 -オンナ編-」
その名の通り、eBookJapanさんが男性コミック、女性コミックそれぞれ100作品ずつピックアップして紹介しています。
また、一部作品は1巻を無料公開(2015年11月20日〜11月30日)しています。こういうのは、つい見てしまうよい企画ですね。
「あー懐かしい」
「コレが入って、アレが入らないのはどうなの?」
「コレ読んだこと無いけど名作なのか」
など、ひとりで見ていてもなかなか楽しいものです。まんまと、つい買ってしまいそうになったりします。
同じマンガ家さんの作品が複数選ばれることは少ないようで、「うる星やつら」は入っていても「めぞん一刻」は入っていないのかとか、「リングにかけろ」は「聖闘士星矢」に負けたのか(仕方ないか)など考えるのも、そこはかとなく楽しいものです。
個人的に注目したいのは、同時期に少年チャンピオンで連載されていた「ドカベン」や「がきデカ」を差し置いて「マカロニほうれん荘」が選ばれているところです。
すきだった〜。「マカロニほうれん荘」。
マンガなのに、リズムを感じられる珍しい作品でとても印象に残っています。あとは「タッチ」をはじめとするあだち充氏の作品が無いのはちょっと意外かも。あと、安彦良和氏の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も入れたいところ。男女で分かれている他、それぞれ年代別に選出してあるので、多くの方が楽しめる好企画だと思いました。
そうそう、女性コミックは「キャンディ♥キャンディ」が無いのが意外な気がしましたが、これは例の著作権問題が関係しているのでしょうか。「キャンディ♥キャンディ」はeBookJapanさんでも扱っていない(?)みたいですし。だとしたら、少々残念なことです。
■おわりに
11月も下旬になり、冬らしさが強まってきました。
チでは三人いる子供の1人が風邪を引き、それが家族中に広まってしまいました。
今年の、喉・鼻・咳の風邪はうつりやすいとのことなので、皆様も十分お気を付けください。
以下、トレーニングの告知です。
講座内容のご確認などはロクナナワークショップお問い合わせフォーム【リンク:https://67.org/ws/contact/】よりお送りください。
以下告知です。
トレーニングスクール ロクナナワークショップにて、電子書籍関連のハンズオン講座を行います。ロクナナの講座は少人数制でしっかり深く理解できます。
■「Amazon:Kindleストア用電子出版講座」
日時:2015年12月10日(木)11:00~18:00
料金:29,800円(税込み)
会場:東京原宿(ロクナナワークショップ)
■「Apple:iBooksストア用電子出版講座」
日時:2016年1月30日(土)11:00~18:00
料金:29,800円(税込み)
会場:東京原宿(ロクナナワークショップ)
講座内容のご確認などはロクナナワークショップお問い合わせフォームよりお送りください。
■著者プロフィール
林 拓也(はやし たくや)
テクニカルライター/トレーニングインストラクター/オーサリングエンジニア
Twitter:@HapHands
Facebook:https://www.facebook.com/takuya.hayashi
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