LINE NEWS01

LINEは、同社が運営するニュースサービス「LINE NEWS」において、2017年7月12日より「LINE」アプリ内の「ニュースタブ」トップページを刷新し、当該ページ内に表示されるニュース記事の一部編成権をメディアに開放する「オープンキャスト」機能を新たに提供すると発表した。

一般に、インターネットにおけるニュース記事の消費チャネルとしてポータルサイトが主流となっている一方、従来のポータルサイトでは、各メディアから配信されたニュース記事がポータルサイト単独の視点で選別され、ポータルサイトのブランドネームの下で提供されるため、ユーザーの手元に届く過程で、配信元メディアの存在や視点が削ぎ落とされてしまっているのが実情だ。また、ユーザーにとっては、話題のニュースを認識しやすく、様々なメディアのニュースを一覧できるというメリットがある一方で、発信元であるメディア本来の制作意図に触れにくいという課題があったと同社。

このような現状を踏まえ、メディア独自の視点による記事配信のさらなる強化と、ユーザーが受け取れるニュースの多様化を目的に、新たに「LINE」アプリ内の「ニュースタブ」トップページの一部編成権をメディアに開放する「オープンキャスト」機能を提供する。現時点での対象は「LINEアカウントメディア プラットフォーム」参画メディアとし、今後さらなる対象メディアの拡大を予定している。

これにより、各メディアは月間5,900万人が利用する「LINE NEWS」のトップページ内に、自社で厳選したニュース記事を直接掲載することが可能になると同時に、ユーザーは、各メディアが独自の目線で選定した、”今一番伝えたい”ニュースをダイレクトに受け取ることが可能になる。

このほか、よりユーザーのニーズに則したニュース配信を行うため、今話題になっている旬なテーマごとのニュース表示や、ユーザーの属性に合わせたニュース表示も行っていくとのこと。「LINE」上で使用したスタンプ、利用しているアプリ、興味のあるコンテンツのほか、どんな公式アカウントをフォローしているか、過去にどのような記事を閲覧したか、といった傾向をもとに分析し、ユーザーごとに適したニュース表示がされるようになる。

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