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バンダイナムコエンターテインメントは、Nintendo Switchソフト「プロ野球ファミスタエボリューション」を2018年8月2日に発売する。価格は通常版、ダウンロード版ともに6,100円(税別)。この発表会が4月23日に東京・港区にあるバンダイナムコ未来研究所で行われた。

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■Nintendo Switchの機能を生かして遊べる「ファミスタ」
1986年にファミコンソフト“ファミスタ”こと「プロ野球ファミリースタジアム」が発売されてから32年。今度はNintendo Switchでの発売となる。本作はいわゆる昔ながらのコントローラースタイルでの操作ができるが、Joy-conの機能を生かして、ピッチャーのように振りかぶって球を投げ、バッターのようにバットを振るような形で操作することも可能だ。

発表会にまず登場したのは、ナムコスターズの監督に就任した、元中日のピッチャー山本昌さん。昨年はナムコスターズの選手として登場したが、最新作では選手権監督で臨むのだそう。ちなみに山本さんは、ファミスタには2作目から「やまもも」として登場している。そのため、シリーズはすべてプレイしているそうだ。

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同じく登場した、本作のプロデューサーであるバンダイナムコエンターテインメントの森口拓真氏は、「伝説の名選手だった山本さんが、ナムコスターズの新監督になるのでますます強くなると思っている」とコメント。



■期待の大型ルーキーとして新日エースの棚橋弘至さんが登場
そして大型ルーキーとして紹介されて登場したのは、なんと新日本プロレスのエースレスラー棚橋弘至さんだ。小中高と野球をやっていて、プロ野球選手になるのが夢だったのだそうだ。「このような形でナムコスターズに加わって感無量」と答える棚橋さん。ちなみに背番号は「1/100」。100年に1人の逸材という意味を込めたという。

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棚橋さんを起用したことについて山本さんは「個人的にも交流もあるし、野球をしてきたのでパワーがすごい。ナムコスターズはパワーが不足していると思っているので、ぜひパワーがあの強化選手を、として誘ったところ、快く受けてもらった。クリーンアップを打って、パックンとともに活躍してほしい」と語る。

これに対し「ベンチプレスを190キロ上げるので、積極的にホームランを狙っていきます。あと乱闘もあるかもしれないので、乱闘要員としても監督を全力で守ります」と棚橋さん。これには「乱闘はありませんけどね」と山本さんも苦笑気味。個人的には新日のエースだけにエースピッチャーも目指して欲しいところだ。

■山本さんと棚橋さんでファミスタ対決!
ここで山本さんと棚橋さんが「ファミスタエボリューション」で対決することになった。もちろんピッチャーは山本さん、バッターは棚橋さんだ。実は棚橋さんも、本作では「たなはし」として登場する。とりあえず1セット投げて、棚橋さんがヒットを打てば勝ち。かなり気合が入っているのか「真剣勝負ですからね」と何度も言う山本さん。

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そして山本さんが投げるものの、うまく打ち返して見事ヒットに。あっけなく終わってしまったので「もう一度」と再戦。しかしここでも棚橋さんがヒットを放つ。さらに「もう1回」と再々戦。必殺の「ラジコンスクリュー」が出るもののうまいこと打ち返されて3打数3安打という結果に。ファミコン世代の棚橋さん、ファミスタは相当やりこんでいたんじゃないですかね。

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■今作では1000名を超えた選手が登場
なお今作では総勢528名の選手が登場。マスコットも12体追加され、計24体に。セ・リーグ、パ・リーグだけでなく、独立リーグも参戦する。このほか東京六大学リーグが選抜で各学校25名ずつが実名で登場。これらを合わせると1000名を超えた選手が登場することになる。チームを育成する「ドリームペナント」も搭載。

なお、期間限定のダウンロードコンテンツとして「スーパーファミスタレトロ2018」と、ファミスタ君、やまもも選手、たなはし選手、えむしゅ選手の4人が収録される「ナムコスターズ4大選手セット」も用意される。

棚橋さんは「コントローラーでプレイする世代だったが、Joy-conで投げたり打ったりできるのは、さらに野球ゲームをやるのが楽しくなりますね」とコメント。4人で遊べる「おすそわけ対戦」が自分たちの時代にあったら、と語る。

山本さんも「いま説明されたことを聞いているだけでも無限大の楽しみがあるなと感じますね。体お動かしながらわいわいやることもできるし、育成モードもできる。たくさんの選手が登録されているので、どういうアプローチで遊ぶのか、いろいろなことを考えながらプレイできる。やりこんでいただきたいな。それだけの仕上がりと思っています」。

■テーマソングを歌うのはMCUさん
そして本作のテーマソングを手がけた、「KICK THE CAN CREW」のMCUさんが登場する。MCUさんが主題歌を担当することになったのは、森口氏と取材で対談して、そこから熱いメールを森口氏がMCUさんに送ったことがきっかけ。MCUさんも小学生の頃からファミスタシリーズを遊んでいたそうだ。「ナムコスターズに入れるのは、あした死んじゃうかなというくらい楽しい」とMCUさん。

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■ブラック・ファミスタちゃんが登場
次に本作に新たに登場した、ブラックナムコスターズのマスコット、ブラック・ファミスタちゃんが現れた。女性キャラのブラック・ファミスタちゃんだが、ファミスタ君の方が細いようにも思える。「筋肉が足りないですね」と棚橋さん。そこで「ファミスタ君強化計画」として、新日本プロレスの道場でファミスタ君が訓練を受けるコラボが発表された。これは動画配信され、視聴数が多いほどファミスタ君のパワーがアップするのだとか。動画には「最後の筋肉チェックとして絶対登場します!」と棚橋さん。

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また、銀だことのコラボも行われることも発表されたほか、ファミスタ発売日の8月2日には「ファミスタナイター」として、オリックスバファローズ戦の始球式に山本さんが登場することも公表された。昨年も投げたが、今年のテーマは「アウトロー」。「ミットが動かない見逃し三振のようなボールを投げる。現役時代一番得意なコースだったので」(山本さん)と、こちらも本気モードのようだ。

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■イベントの最後に一言
MCUさん「ファミスタエボリューション発売ということでナムコスターズに入団させていただいた。テーマソングも歌えてとってもうれしい。皆さんも1本ずつ買ってほしい。僕も買います」。

棚橋さん「これからはナムコスターズの一員として、プロ野球、野球、プロレス、ゲームとジャンルを飛び越えていろいろと発信できるように頑張ります。ファミスタを愛してます」。

山本「なんといっても歴史ある球団の監督に就任した。選手でもあるがしっかり頑張っていきたい。今回は生まれ変わったと言っても過言ではないほど進化している。ここまで進化したんだ、昔と変わらないんだという部分もあると思うのでいろいろと発信していきたいのでよろしくお願いします」。

森口「今回のファミスタは、生まれてから32年たっているので“エボリューション”という名前をつけた。ファミスタという人によっては古いイメージを持たれている場合もあるが、そのファミスタが今回進化したぞというところを見てほしい。いままでは一人で遊ぶ野球ゲーム。ちょっと年配向けのゲームに見られていたが、新たな世代、親子や友だち通しという方々に楽しんでもらいたい。昔からのファンの人も楽しめる、自信を持って送り出せる32年の進化を遂げています」。

プロ野球ファミスタエボリューション

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