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2018年12月1日から新4K8K衛星放送が開始される。放送開始時に家庭で4K8K映像を視聴できる人はどの程度いるのだろうか。また「東京2020オリンピック・パラリンピック」を4K8K映像で視聴することを、消費者はどのくらい希望しているのだろうかについて、マクロミルは「4K8Kテレビ」をテーマに調査し、結果を発表した。

【1】 新4K8K衛星放送、 12月1日から視聴する人はごくわずか?
12月1日からスタートする新4K8K衛星放送。この認知度を尋ねたところ「知っていた」は32%と放送開始の直前ですが全体の約3分の1だった(※1)。また、現在4Kテレビ、または8Kテレビを持っている人は全体の9%だった。(※1)

放送を受信するには4K8Kテレビ本体だけでなく衛星放送受信設備とチューナーが必要だ(※2)。このことについて4Kテレビ・8Kテレビの所有者(n=94)の46%の人が「知らなかった」と回答した。

さらに、チューナーなど視聴の準備をいつまでにするか?という問いについては「すでに準備ができている」「放送開始までに準備する予定」の合計は34%で、 4K8Kテレビを持っていない人も含めた全体ベースで算出すると3%という結果だった。 12月1日の放送開始時に実際に家庭で4K8K映像を視聴する人はごく少数ということが予想される。

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※1:4K8Kテレビを知っている人のみに聴取し、全体ベースにて集計
※2:テレビにチューナーが内蔵されている場合は不要、その旨は聴取時に設問文に記載

【2】 4K8Kテレビ、「今は特に買う予定がない」が7割

現在4K8Kテレビを持っていない人の購入意向は、「今は特に買う予定はない」72%と今のところ購入予定がある人は少ないようだ。4K8Kのような高画質映像を自宅のテレビで見ることに対して「興味がある」人は48%だった(※3)。購入予定のない人が多い状況だが、高画質な映像に興味がある人が半数程度はいるようだ。

購入する場合、最大でかけられる予算は、「5万円未満」23%、「5~7万円未満」16%、「7~10万円未満」24%、「10~15万円未満」18%と分散しており人によってばらつきがあり、これらを合計した約8割の人が、 4K8Kテレビを買うなら15万円未満でおさめたいと考えているようだ。

なお、平均金額は10万6,562円だった。

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※3:「とても興味がある」「やや興味がある」の合計

【3】 テレビを買い替えるときはどんなとき?「壊れたとき」が80%でダントツ

そもそもテレビを買い替えるのはどんなときなのだろうか。自宅のテレビは「5年~10年」使用している人が最多の46%で、買い替えるタイミングについては「壊れた時」が80%でダントツだった。 2位は「アナログ放送終了時のように放送が見られなくなる時」28%、「4K8K放送のように放送される映像のレベルが格段に上がる時」は5位で11%だった。壊れたり、視聴できない状況に陥ったり必要にせまられた場合には買い替えを考えるようだが、より高画質・高性能のものがほしいという理由での買い替えは少ないようだ。

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【4】 東京2020オリンピック・パラリンピック、「自宅の4K8Kテレビで観戦したい」が多数

4K8Kテレビ非所有者に「東京2020オリンピック・パラリンピック」を4K8K映像で観戦したいか聞くと63%の人が「観戦したい」と回答した(※4)。また、「観戦したい」人の94%が「自宅のテレビで」の観戦を希望しており、「東京2020オリンピック・パラリンピック」を契機とした4K8Kテレビの家庭への普及加速が予想される。

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※4 「とても観戦したい」「まあまあ観戦したい」の合計

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