ITライフハック

アベノミクス

公共事業関連企業が元気! 注目銘柄を斬る【ビジネス塾】



安倍政権が進めるアベノミクスで、日本経済は着実に回復しつつある。

政策は「3本の矢」といわれる。「第一の矢」である黒田・日銀の質的・量的緩和に続く「第二の矢」が機動的財政策である。その中身は、当面、積極的な財政出動を行うことである。中心は東日本大震災からの復興で、安倍政権は2012年度補正予算以降、2014年度通常予算にいたるまで、切れ目ない対策をとっている。

今後も、14年度予算を前倒しし、9月までに3分の2以上を執行するという数値目標を掲げている。4月からの消費税増税による景気動向次第では、14年度補正予算や追加金融緩和の実施も浮上する可能性がある。

こうした中、中堅を含むゼネコン各社は大いに恩恵を受けているが、建設関連の周辺銘柄にも注目したい企業がある。今回は、そのような3銘柄を取り上げたい。


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賃上げでデフレ脱却は可能か? 消費税以外の国民負担が気になる【ビジネス塾】



日銀の黒田総裁は1月22日の会見で、2%としている物価目標の達成のためには、今春の賃上げが重要だと指摘した。首相が経済界に賃上げを求めることが異例なら、日銀総裁の同様の発言もまた、「異例中の異例」である。

賃上げはデフレ脱却には不可欠なのだが、企業側の事情としてはおいそれとは応じることができず、賃上げとなる企業が一部にとどまりそうなことは、先週の記事でもふれた。

だが、景気の足を引っ張る要因は、実は消費税増税だけではない。今回は、この辺の事情についてふれてみたい。


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政府が企業に賃上げを求める デフレ脱却に異例の策【ビジネス塾】



バブル崩壊以後、全体として引き下げ、または低迷していた勤労者の賃金が、今年は上がりそうな雰囲気になっている。

経営側を代表する経団連は1月15日、2014年春の労使交渉の指針で、賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)を認める方針を示した。これは6年ぶりのこと。しかも、安倍首相は経営者、労働組合代表などを交えた政労使会議でじきじきに「賃上げ」を求めるなど、以前の自民党なら決してしなかったであろう態度まで見せた。

この背景は何だろうか。また、本当に賃金は上がるのだろうか。


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増税まで待てない!日銀の追加緩和はあるのか?【ビジネス塾】



消費税増税が決まり、政府はこれに合わせて経済対策を行うことを決めた。それでも、対策は1年限りの上、2015年10月にはさらなる増税が予定されている。社会保障制度の改革もあるので、国民負担はさらに増える。

こうなるとやかましくなるのは、日銀の追加緩和を求める声だ。果たしてどうなるだろうか。

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消費税増税は第一の関門!「アベノミクス」の行方【ビジネス塾】



来年4月に控えた消費税増税(現行の5%を8%に)について、与党、とくに自民党と周辺の意見が盛んになっている。「延期」「引き上げ分の税率変更」「予定通り実施」に大別されるが、それぞれに難しい問題を抱えている。

安倍首相は9~10月には増税の可否を判断しなければならない。参議院選挙で大勝して「安定政権」を手に入れたが、処理を間違うと大変なことになる。

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自民党大勝!「ねじれ解消」で経済は上向くか【ビジネス塾】



参議院選挙が7月21日に投開票され、自民党が現行制度下で最大の議席数を獲得するなど、大勝した。与党の公明党と合わせ、衆議院と参議院の支配的会派が異なる「ねじれ」は解消した。

安倍政権は、少なくても次回の参議院選挙(2016年夏)あるいは衆議院の任期切れ(同年12月)までは、突発的問題が起きない限り、3年あまりの政権が保証されることになた。

自民党の勝利は、市場関係者の間ではあらかじめ予想されており、いわば「サプライズ」はない。それにしても、結果が出た以上、これが何をもたらすか考えてみたい。

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アベノミクスとは何か (11) 参院選の前哨戦・都議選始まる!【ビジネス塾】



東京都議選が始まった。東京という「一地方」の議会選挙ではあるが、首都である上、7月の参議院選挙の「前哨戦」としての意味合いからも注目を集めている。事実上の国政選挙といえる。

今回注目されている争点のひとつは、安倍政権による「アベノミクス」について、有権者がどう判断するかだ。

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アベノミクスとは何か (10) 成長戦略こそが肝心!【ビジネス塾】



安倍政権は6月14日、成長戦略「日本再興戦略 ジャパン・イズ・バック」を閣議決定した。安倍首相はこれまでも、会見などで成長戦略の内容を示してきたが、全体が明らかになった。これにより、「量的・質的緩和」「機動的財政政策」に次ぐ、「アベノミクス」の「3本の矢」が出揃ったことになる。

日本経済復活の「切り札」ともいうべき、その内容を概括してみよう。

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アベノミクスとは何か (9) 株価下落!調整か?限界か?【ビジネス塾】



アベノミクスが表明された昨年11月以降、ほぼ一本調子で上昇してきた株式市場で調整色が濃くなっている。長期金利も1%に迫り、一部ではアベノミクスの「凋落(ちょうらく)」がささやかれる事態となっている。

なぜこのような事態になったのか? 以降の日本市場に不安はないのか?

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アベノミクスとは何か (8) なぜ韓国は金融緩和に怒るのか?【ビジネス塾】



アベノミクスの「3本の矢」の中で、国際的に影響が大きいのは、黒田総裁率いる日銀による「量的・質的緩和」である。ベースマネーを2年で2倍に引き上げるという、史上例のない金融緩和は、世界的にも影響を与えている。

とくに否定的な反応を示しているのが、お隣りの韓国である。というと、「韓国は反日だから」というお決まりの答えが返ってきそうだが、それは皮相な見方。韓国の立場からすれば、黒田日銀の緩和策に警戒せざるを得ないのである。

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アベノミクスとは何か (7) アベノミクスは外交問題?【ビジネス塾】



前回まで、アベノミクスに関する是非の声を紹介してきた。肯定するにしても否定するにしても、日本経済の復活・再生を願ってのことであることに疑いはない。ただ、株価をはじめとする各種指標から、現状では「肯定論」に勢いがあるのは確かなことだ。

ところで、国内の経済政策であるアベノミクスだが、グローバル化した経済の下では世界的に影響を与える。だから、諸外国のアベノミクスに対する評価も一様ではない。今回は、諸外国からの歓迎論、警戒論について紹介する。

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アベノミクスとは何か (6) 「3本の矢」への異論とは【ビジネス塾】



アベノミクスは、黒田日銀による「異次元緩和」、財政政策、成長戦略の「3本の矢」で構成される。緩和策の狙いについては前回触れたので、今回はアベノミクスに対する批判・異論にどのようなものがあるか、概括したい。

ただし、成長戦略についてはその「第一弾」が公表されたものの、正式策定は6月の予定だし、法案化はさらにその先であるため、今回は扱わない。

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アベノミクスとは何か (5) 異次元緩和の狙うもの【ビジネス塾】



前回は、黒田日銀が打ち出した「異次元緩和」の内容について述べた。平たく言うと、「物価目標2%」を達成するため、国債や上場投資信託(ETF)などの買い入れを増やすことで、2年間でマネタリーベースを2倍にする(現在の140兆円弱を約270兆円に拡大させる)というものである。

緩和策は市場に好感を持って迎えられたが、不安を訴える意見は依然として後を絶たない。今回と次回は、この緩和策をめぐる賛否両論を紹介する。

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アベノミクスとは何か (4) 史上空前の緩和策が発動!【ビジネス塾】



日銀は4月4日、黒田総裁の就任後初めてとなる金融政策決定会合で、大胆な金融緩和を発表した。アベノミクスの「三本の矢」の第一番目である「大胆な金融緩和」が、本格始動したことになる。

この緩和策の内容と、市場の反応を中心にまとめてみよう。

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アベノミクスとは何か (3) 「デフレは貨幣現象」が背景理論【ビジネス塾】



4月3日から、日銀の政策決定会合が行われている。アベノミクスの最大の特徴である「大胆な金融緩和」の具体策を決める重要な会議で、その内容と結果に全世界が注目している。

会議の結果と詳細については稿を改めたいが、今回は、2%の物価目標に向けた「大胆な金融緩和」の理論的背景について述べてみたい。

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アベノミクスとは何か (2) 白川前総裁と「非伝統的政策」【ビジネス塾】



日銀の白川方明総裁が退任し、黒田新総裁が就任した。新体制が宣言した「大胆な金融緩和」を理解するためには、白川総裁下の5年間を理解することが欠かせない。

白川総裁下の日銀は、まさに激動の時代をくぐり抜けた。その正否が確定するのは、しばし先のことになるだろう。

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アベノミクスとは何か (1) 白川総裁は無能なのか?【ビジネス塾】



株価などの資産価格が上昇している。「アベノミクス効果」と言われるが、そもそも、それはどのようなものなのか。成功は確実なのか、それとも危険な「綱渡り」なのか。さまざまな角度から迫ってみたい。

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景気回復の実現は? 西村康稔内閣府副大臣がニコニコ生放送に出演



株式会社ドワンゴ及び株式会社ニワンゴは、両社が運営する日本最大級の動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」で、本日2月26日(火)21時より、「第2回 日本再生会議 西村内閣府副大臣が生出演~アベノミクス実現に向けてそのプランとは?」を放送する。

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ITライフハック代表
関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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