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SpaceXは現地時間2019年9月28日(土)、月や火星への有人飛行を目指して開発中の大型宇宙船「Starship(スターシップ)」の試作機「Mk1」をテキサス州ボカチカの施設で公開した。

■大人数が搭乗できる巨大宇宙船の試作機が完成
今回SpaceXが発表したStarship Mk1は、SpaceXが組み立てている2つの試作機(Mk1、Mk2)のうちのひとつで、今後1、2か月のうちに高度約20キロへの打ち上げと着陸の試験をテキサス州で実施する予定だ。

なお、軌道への最初の飛行は、Starship初の弾道飛行から6か月以内に行なわれる可能性があるとマスク氏は語っているほか、早ければ来年にも初めて人を乗せたテスト飛行を実施したいとしている。

また、軌道投入試験、Starshipは2022年までに火星への無人飛行試験を実施する予定となっており、2023年の実施を目指す前澤友作氏がホストキュレーターを務める民間人初の月周回計画「#dearMoon」プロジェクトにも使用される予定だ。

並行して開発中のロケットブースター「Superheavy(スーパーヘビー)」に搭載して打ち上げられるStarshipは長さ50メートル、直径9メートルとなっており、Starship、Superheavyともに再利用が可能だ。

SpaceXは、従来のように国際宇宙ステーションとのドッキングが必須となる燃料補充方法ではなく、月や火星に基地を建設するための重要な要素の1つとして、2機のStarshipの底部を接続して燃料を補給する方法を開発している。将来的には100人を乗せて月や火星などに飛行することを目指している。

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#dearMoon プロジェクト

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