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QNAP TurboNASシリーズ PCIe拡張スロットを搭載したSMB向けラックマウントを発売

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テックウインドは、高いアクセス性能と充実した機能を特長とするQNAP製Turbo NASシリーズから、最新の14 nm Intel Celeron J3455クアッドコア1.5GHzCPUを搭載し、PCIe拡張スロットを備えたラックマウントNAS TS-x53BUシリーズを発売する。

TS-x53BUシリーズは、最新の14 nm Intel Celeron J3455クアッドコア1.5GHzプロセッサ (最大バースト2.3 GHz)を搭載。Intel AES-NIアクセラレーション暗号化によって、NASボリュームおよび共有フォルダーに対してAES 256ビットの暗号化を行い、高速な転送速度を実現する。

TS-x53BUシリーズはPCIe拡張スロットを1ポート搭載。10Gbイーサネット、M.2 SSD、USB 3.1カードなどを追加することにより、NASの機能を強化することが可能だ。

TS-x53BUシリーズは、ストレージボリュームのIOPSパフォーマンスを向上させるSSDキャッシングをサポートしている。SSDキャッシュはIOPSを要求するアプリケーションの全体的なワークフローを向上させるために最適だ。

また、ストレージの自動階層化機能「Qtier」により、アクセス頻度の高いデータを高性能ストレージ層に、アクセス頻度の低いデータを高容量ストレージ層に自動的に移動し、ストレージ効率を高めてくれる。

QTSは、モジュールで構成された複数のアプリケーションと機能を搭載し、管理効率と生産性に優れたQNAP NASの専用OSだ。

ユーザーフレンドリーな設計のインターフェースは、必要な機能の素早い検索、重要なシステムの情報のリアルタイム監視が行え、優れた作業効率で同時に複数のタスクを実行することが可能だ。

また、App Centerからアプリを追加する事によって、様々な機能を拡張することができる。

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知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第八回「トラブルシューティング」


QNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NAS を利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというこの連載も、早いもので8回目となる。


前回は「ファームウェアの更新」について紹介した。「ファームウェアの更新中に強制的に電源を落としてしまった」などということでもなければ、ほぼほぼNASに不具合が発生することはない。また、お世辞抜きでQNAP製品の品質が高いので、5~6年という長期間トラブルフリーで稼働し続けてくれる。

たいていのユーザーは、「最新のNASと比べるとスペックが低くなってしまったための乗り換え」「2ベイに搭載したHDDの容量がいっぱいになってしまったための増台」といったことでもなければ、買い替えを考慮することなどせずにQNAPをLAN上にぶら下げて使っているだろう。

ヘビーユーザーであれば、こまめにQNAPをチェックしてアプリのアップデートやファームウェアの更新を、定期的に行ってNASの状態を把握しておくこと心がけているだろう。

しかし、一般的なユーザーは「現状で問題なく動いているのであれば、余計なことをしないで、そのまま使っておこう」と考えるのが大半だと思われる。万が一トラブルが発生したら、サポートに連絡すればいい。

しかし、何も知識がないため、本当なら自分たちで解決できるトラブルであっても、サポートにがんがん連絡を入れてしまって、本当にサポートが必要な深刻な状況に陥ってしまっているユーザーたちが連絡できないほど、混雑させてしまうことは避けたい。

ということで「今回はQNAPが故障したかも・・・」といった現象が発生した際にトラブルシューティングとしてチェックすべき、いくつかのポイントについて紹介しよう。

■困った!QNAPのデスクトップ画面にアクセスできない
スマホやPCのブラウザ経由で、QNAPのデスクトップにアクセスしようとしたのに「このサイトにアクセスできません」といった表示されてしまうケース。これ意外と多くお目にかかるトラブルだ。実際、このケースの場合、複数の原因が考えられる。

ブラウザでQNAPのデスクトップページにアクセスできないケースが発生!困った・・・。


1)LANでQNAPに割り振られたIPアドレスが変わってしまった
ブロードバンドルーターに有線LANでQNAPを接続していることがほとんどだと思われるが、プリンターを新しくしてネットワークに接続したり、ブロードバンドルーターを高速転送が可能な新製品に置き換えたり、というケースでこの症状が出る。

電源は入っているし、LANのコネクトランプも点滅しているのが確認できた時点で、QNAPはネットワークに正常に接続されている。にもかかわらず、ブラウザに覚えさせたショートカットでQNAPにアクセスしようとしても、接続できないといのは、QNAPに割り当てられたIPアドレスが変わってしまった可能性が高い。

QNAPのファームウェアを更新して再起動している間に別の機器がLANのIPアドレスをルーターから取得、そのときに元々QNAPに割り当てられていたIPアドレスが、そちらの機器に割り当てられてしまうといったことが起きてしまったわけだ。

一意のIPアドレスに固定できる知識がある人は、設定で固定してしまうといいだろう。ただ、一度起動してしまえば、ほとんど再起動をすることがないので、これまで通りDHCPによるIPアドレスの自動割り当てでQNAPをLANに接続しておくというほうが楽だろう。

なお、LAN上でQNAPを見失った場合、myQNAPcloudの「デバイス詳細」項目をチェックすると、LAN上でQNAPが割り当てられているIPアドレスが確認できる。

myQNAPcloudの「デバイス詳細」項目から内部IPを確認できる。


2)LANケーブルが何かの拍子に抜けてしまった、断線しちゃった
次に考えられることとしては、LANケーブルが、何らかの理由で抜けてしまったということ。掃除の際に移動した。掃除機をかけているときにLANケーブルをひっかけて抜けてしまった。ブロードバンドルーターの電源を落としてしまった、ということも考えられる。

また、LANケーブルが刺さっていても、内部が断線しているということもありえる。たとえば、ドアの下の隙間にLANケーブルを通し、別の部屋のルーターに接続しているというようなケース。フラットのLANケーブルではなく、通常のケーブルの場合、長い間使っていると、内部が経年劣化してしまい、ドアの開閉といった動作で断線してしまうことがある。

こうなると見た目はLANケーブルに問題ないように見えるが、内部で断線していたら、通信することはできないため、当然デスクトップ画面にはアクセスできない。

LAN回線が生きているかどうかは、QNAPのフロントに設けられているLEDを確認するとわかる。LANは上から2番目で、オレンジ色のライトがチカチカと点滅していれば、LAN回線は問題ないということが判断できる。

 LANのLEDが点滅していれば、LAN回線に問題はない。


■稼働中なのにうっかり電源を抜いてしまった!!
QNAPの電源を落とす場合、本体前面に付いているボタンを押す方法とデスクトップ画面から、シャットダウンの操作を行う方法がある。

なお、電源スイッチを押して電源を切る場合だが、スイッチを1.5秒程度押して離せば、終了処理が行われて、安全にシャットダウンすることができる。ところが電源スイッチを5秒以上押し続けてしまうと、終了処理の途中であろうが、強制的に電源が落ちてしまうのだ。

また、空きコンセントが見つからないため、コンセントに刺さっているACアダプターを適当に抜いてしまったら、それがQNAPの電源だったなんてこともあるかもしれない。

これがもし、HDDの読み書きを行っている最中だった場合、書き込もうとしたデータが失われてしまう可能性がある。

ちなみにQNAPの稼働中にHDDにダメージがあるのかと言うと、あまり心配する必要はない。本連載で使用しているWD Redは、電源が切れると自動的にヘッドが記録面(プラッター)から、ホームポジションに戻る機構を搭載しているので、HDDがクラッシュしてしまうという危険性は低いのだ。

なお、終了処理を行わずに電源が切られたり、リセットが行われたりするとQNAPでは、次回の起動時(デスクトップにアクセスした際)に警告を表示してくれる。その警告メッセージをタップ(またはダブルクリック)すると、ストレージマネージャが呼び出される。ここからHDDに異常が起きていないかをチェックできるようになっている。

終了処理をせずにNASを再起動した際の警告表示


警告メッセージから、直接ストレージマネージャを呼び出すことができる。


ディスクの健康状態(エラー等)を詳しくチェックできる。


なお、電源スイッチとリセットスイッチの動作についてだが、以下を覚えておくとい。

■電源スイッチ(本体前面に搭載)
1)1.5秒以内押して離す(終了処理後に電源オフ)
2)5秒以上長押し(強制的に電源オフ)

■リセットスイッチ(本体背面に搭載)
1)3秒間押して離す(単なるリセット、ビープ音1回)
2)10秒間押し続ける(工場出荷時にリセット、ビープ音2回)


NASビギナーにありがちなのが、知識が中途半端なまま、よく理解もせずに設定してしまうということ。その結果、詳しい人間が見ても、どこをどのように設定したのか完全に把握できないということが起きる。こうした際には、潔く工場出荷状態にリセットし、また1から設定し直すほうが、結果的に早かったりするのでおススメだ。

なお、QNAPのリセットスイッチは簡単には押せないようになっている。場所は本体背面側の上部で、わかりにくいところに小さな穴が空いており、そこがリセットスイッチになっている。ようじかゼムクリップの先、細い針金等を、その穴に入れてスイッチを押すといいだろう。

QNAPのリセットスイッチ。わかりにくい場所に設置されている。


QNAP Turbo NAS TS-231+
WD Red「WD20EFRX」
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知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第七回「ファームウェアの更新」


本連載の目的はQNAPのNAS「TurboNASTS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものだ。

前回は、QNAPに増設したHDDを使って後からRAID1へと移行する方法を紹介した。さて今年もあとわずかであるが、今年最後に紹介しておきたいこととして「ファームウェアの更新」について紹介しておきたい。

■ファームウェアの更新は、なるべく行うべし
QNAPのファームウェアは、最も重要なソフトウェアである。このファームウェアに不具合が起きると正常に動作しなかったり、最悪データが失われてしまったりといったことが起きる。

また、QNAPのセキュリティを管理しているのもファームウェアの機能だ。ファームウェアにぜい弱性が見つかったら、そこを突かれてQNAPを乗っ取られてしまったり、データを盗まれてしまったりといった被害を受けてしまうこともある。

どれだけ注意を払っていたとしても、裏口を見付けられてしまったら、難なく侵入を許してしまうということが起きてしまうのだ。

そして、QNAPに機能を追加したり、変更を加えたりした環境、サードパーティ製のアプリをインストールした環境といった、様々な環境における動作を常にチェックしているわけではないため、ときには、きちんと動作できなくなったり、不具合が発生してしまうといったことも起きる。

そのため、そういったバグを修正するためのファームウェアがリリースされるわけだ。不具合の修正、セキュリティ対策といった点を考えると、ファームウェアの更新は、なるべく行うべきであると認識しておこう。

ただし、更新時に不安があるという人もいると思うので、緊急アップデートの必要がない場合は、最新のファームウェアがリリースされた時点ですぐに更新を行うのではなく、2~3日ほど様子を見てから更新してもいいだろう。

ただ、更新をせずに放置したままというのがいちばん良くないということは肝に銘じておこう。

■最新のファームウェアであるのか? 簡単に確認できる
便利なことにQNAPは、システム設定で、ログインするたびに最新のファームウェアが存在すれば、メッセージを表示してくれるように設定できる。

この機能は、通常標準で有効になっているのでWebブラウザでQNAPにアクセスした際に、最新のファームウェアが存在していて、そのバージョンに更新していない場合は、メッセージが表示されるようになっている。

最新ファームが存在するとログイン時にメッセージで知らせてくれる。


なお、NASは電源を入れたまま使うのが普通なので、ファームウェアを更新すると決めた場合は「NASの再起動」をタップして、QNAPを再起動しておくとよいだろう。

■メッセージが出ない場合、どうやって更新をチェックするか?
ファームウェアの更新通知が表示されない場合、手動で更新の有無をチェックすることができる。WebブラウザでQNAPのデスクトップにアクセスしたら、コントロールパネルにある「ファームウェア更新」を開く。

コントロールパネルにある「ファームウェア更新」を開く。


「ファームウェア更新」用のウィンドウ内に「更新の確認」というボタンがあるので、それをタップする。なお、「NASWeb管理インターフェイスへのログイン時に使用可能な最新バージョンが入手可能かをチェックします。」にチェックが入っていると、更新時の通知が表示されるようになる。

「更新の確認」というボタンがあるので、それをタップする。


インターネットでサーバに接続し、最新ファームウェアへの更新があるかを確認し、更新がある場合は、メッセージを表示してくれる。この表示メッセージは、ログイン画面時に表示してくれる通知とほぼ同じものだ。

最新のファームウェアがあれば、このように通知してくれる。


更新内容を知りたい場合は「リリースノート」をタップするとWebブラウザが開いて更新内容を表示してくれるようになっている。どういった更新なのか気になる人は、チェックするといいだろう。基本的には、不具合の修正かセキュリティ対応がほとんどだ。

ファームウェアのリリースノート。不具合修正の説明が書かれている。


リリースノートをチェックして更新するのであれば、念のためにシステムを再起動するといいだろう。再起動後、再度同じ手順で更新のチェックを行い、同じ画面にたどり付いたら今度は「システムの更新」をタップする。

ファームウェアアップデートの確認メッセージが出るので「OK」をタップすればいい。

システム更新をする場合は「システムの更新」をタップする。

確認メッセージが出るので「OK」をタップする。


最新ファームウェアのダウンロードが始まる。ファイルのダウンロードが完了すると、更新プログラムが自動的に起動してくる。新機能の説明等が表示される。

更新する場合は「続行」をタップする。この時点で「キャンセル」をタップすれば、更新作業をキャンセルできる。

更新プログラムの新機能の説明画面、問題がなければ「続行」をタップする。


最終確認の画面が表示される。この画面がファームウェアの更新をキャンセルできる最後のチャンスとなる。「はい」をタップすれば、あとはファームウェアのダウンロードと更新が開始される。

「はい」をタップすれば、あとはファームウェアの更新が開始される。


通信環境にもよるが、ファイルのダウンロードと更新作業は、実際に計ってはいないが5分はかからない程度だった。

自動的に再起動されるたびに「ピー、ピー」とビープ音が鳴る。音が鳴りやんで静かになったら、スマホやパソコンのWebブラウザでログインしてみるといいだろう。

ログインして、最初に説明したように最新の更新があるかを確認してみて「ファームウェアは最新の状態です。」と表示されればOKだ。

再度チェックし「ファームウェアは最新の状態です。」となっていればOKだ。


特に年末年始は、気が緩んでいることと、サポートが休みであるなどということが重なっており、トラブル発生に対応できない可能性がある。

そこで、あらかじめ最新ファームウェアにしておくことで、QNAPの安全性を高めておくことをおススメしたい。

QNAP Turbo NAS TS-231+
WD Red「WD20EFRX」
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テックウインド、Windows 10搭載タブレット「CLIDE W10C」を発売

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テックウインドは、法人向けモデルとして開発されたWindows 10搭載の10.1インチ タブレット「CLIDE W10A」の後継機種である、「CLIDE W10C」を2016年12月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万3,800円(税抜)。

「CLIDEW10C」は、好評だった従来モデルの特長的な機能を継承しつつ、バッテリー、メモリをさらに強化し、最新のインテル社製CPUを採用した。このほか、従来モデルでも好評だった、タブレットには非常に珍しい「背面タッチパッド」(実用新案登録済)を搭載。接客や商談時に画面操作を行う場合でも、「背面タッチパッド」を利用することで、画面を隠さずにお客様に説明することができる。また両手でしっかり持って操作できるようになり、作業現場での操作も安定して行える。背面タッチパッドを使うと、ポインターが表示されるので、指では操作しづらいプルダウンなどの細かいカーソル操作も快適だ。プロジェクターや大型ディスプレイへの投影時などで、2画面拡張モニター環境でも、タブレット単体で操作できる。

また、フルサイズ(TypeA)のUSB3.0ポートとUSB2.0ポートを搭載。外付けHDDやフラッシュメモリーなどをそのまま接続できるほか、PDF閲覧やExcelなどビジネス用途をはじめ、写真や動画再生などあらゆるシーンで使える、10.1インチサイズを採用。1920×1200の高画質IPS液晶パネル搭載となっており、170°の広い視野角で、動画再生や電子書籍の閲覧も快適に楽しめる。Wi-Fiは2.4GHzはもちろんのこと、電波干渉が起きにくく安定した通信が可能な5GHzにも対応している。専用日本語キーボードとドッキングさせると、ノートパソコンのスタイルに。用途にあわせてタブレットスタイルと使い分けて高い機能性を実現する。バッテリー容量も6,000mAh→7,500mAhに容量アップ。HD動画再生最大約7時間を実現した。

■CLIDER W10C製品概要
プロセッサー:インテル Atom プロセッサー X5-Z8300
ディスプレイ:10.1インチ カラータッチスクリーン IPS液晶 LEDバックライト
液晶解像度:1920×1200ドット
タッチパネル:10点タッチ入力対応 静電容量方式
ストレージ容量:64GB
I/Oポート:カードリーダー microSD、microSDHC、microSDXC (最大128GB)
USB:フルサイズUSB3.0×1(TypeA) / フルサイズUSB2.0×1(TypeA)、microUSB2.0 x1(充電コネクター共用)
オーディオ:マイクロホン / ヘッドホン・3.5mm 4極コンボジャック ×1
HDMI:miniHDMI出力×1
システムメモリ:4GB(DDR3L)
無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n準拠
Bluetooth:あり(Bluetooth 4.0) Class2
センサー:加速度センサー(3軸)、GPS
カメラ:フロントカメラ 2Mピクセル、背面カメラ 2Mピクセル
スピーカー:ステレオスピーカー内蔵
消費電力:15W(最大)
バッテリー:容量7,500mAh
OS:Windows 10 Home
色:ブラック
タブレット本体重量:約620g
タブレット本体サイズ:約260mm(幅) × 172mm(奥行) × 12mm(厚み)
キーボード装着時:263㎜(幅)×185㎜(奥行)×24㎜(厚み)


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知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第五回「HDDの増設」

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本連載の目的はQNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものだ。

前回は、QNAPが外部から攻撃を受けないように、不正アクセスを受けないにするための「セキュリティの設定」を紹介した。なお本稿公開と同時にQNAP連載の専用ページもオープンしたので、今後は本連載の各回を参照したい場合は、専用ページからアクセスしてほしい。

さて今回だが、QNAPに後からHDDを増設する方法について紹介しよう。

■意外と早くQNAPのHDDがいっぱいになってしまう可能性
データを次々に保存して行けば、いつかはいっぱいになってしまう。それは誰もが理解していると思う。本連載で紹介しているQNAPに搭載しているHDDは2テラバイトが1台だ。普通に使っていたら、2~3年は余裕で持つ容量だと言える。

しかし、高解像度のデジカメ画像や自分で撮影した4K動画などを、次から次へとQNAPに放り込んで行くと、数テラバイトクラスの容量であっても意外に早くいっぱいになってしまうのだ。

こうしたことに加えて、AndroidスマホやiPhoneのバックアップデータ、パソコンのシステム全体のバックアップデータをQNAPに定期的に保存しているようなケースもあるだろう。データのバックアップは重要なため、気軽に削除するわけにはいかない。

いずれにせよ、どれだけ大きな容量のHDDを用意していたとしても、いつかは容量不足に陥ってしまうのだ。本連載で扱っている「Turbo NAS TS-231+」(以下、QNAP)は、HDDを2台搭載できるようになっている。

ということで今回は、データ保存用のHDDを増設するケースを紹介しよう。

なお、QNAPは2台のHDDでデータが消失しないよう保護しつつデータを読み書きできる「RAID(レイド)構成」にも対応している。このRAIDの構築方法は、別の機会に紹介する。2台目のHDDの装着までは、本連載と同じ手順なので、RAID構成の回のHDD装着に関しては、今回を参考にしていただければと思う。

■ホットスワップが可能とはいえ電源は必ず落とす
QNAPは、実は電源が入ったままでHDDの抜き差しが可能なホットスワップという機能に対応している。NASは、HDDを交換するのにいちいち電源を落としていたら、他のユーザーがアクセスできなくなってしまうため、電源が入ったままでHDDの着脱が可能になっているのが普通だ。

しかし、自分だけで使っているNASであるなら、HDD増設時にQNAPを利用するということはないだろうし、別のユーザーがアクセスするということもないだろう。特にQNAPの電源を入れておく必要でもない限り、電源を落としてからHDDを装着したほうが、より安全だと言える。

なお、QNAPのシャットダウンは、スマホのアプリ「Qmanager」から行える。

Qmanagerを起動しQNAPにアクセスしたら、左上の赤く囲んだ部分をタップしてメニューを表示させる。出てきたメニューから「システムツール」をタップする。

左から「外部ストレージ」「ブロックリスト」「システム」と並んでいるメニューから「システム」をタップする。そこにある「停止」と書かれた赤いボタンをタップすると終了処理が行われ、システムの電源が落ちる。

通常、NASはパソコンとは違い電源を入れたら、ほとんど落とすことがないためこうした深い層にシャットダウンメニューが用意されている。電源ボタンを長押しすることでも電源を落とすことはできるが、できればこうした方法で安全にシステムをシャットダウンするようにしたい。

左上の赤く囲んだ部分をタップしメニューを出す


システムツールをタップする


右側の「システム」をタップする


停止の赤いボタンをタップすればOK


確認のメッセージが出るので「OK」をタップする


■HDDを専用トレーにねじ止めしてトレーを装着する
増設用のHDDトレーを引き出したら、NASに搭載する増設用HDD(今回も「WD20EFRX」)をHDDトレーにネジで固定する(4か所)。トレーにHDDをセットした時、ネジ穴の部分、4か所がちょうど合うようになっているので、それを確認しながら位置合わせを行いネジで止めればOKだ。

トレーの赤丸部分とHDDのネジ穴が合っているか確認する


付属の固定用ネジを使ってしっかりと4か所をネジ止めする


HDDが装着できたらトレーをQNAPに、しっかりと装着する


■QNAPの電源を入れHDDが認識されているか確認する
増設用のHDDを無事にQNAPに装着できたら、電源ボタンを押してQNAPを起動する。ビープ音などがして、しばらく診断機能等が働き、QNAPが起動してくる。ネットワークが接続された状態にまで進んでいれば、QmanagerでHDDが認識されているかチェックしてみよう。

リソースモニターでシステムの温度のところにHDDの温度が表示されているはずだ。そこに表示されている「HDD1」は元からあったHDDで「HDD2」という表示があれば、増設したHDDである。

HDD2が増設したHDD


■増設したHDDを読み書きできるようにする
増設したHDDは、そのままでは読み書きができない。領域の確保とフォーマットが必要になる。これはパソコンにHDDを増設した際も同様に必要な処理である。それにはQNAP用アプリを利用するのではなく、スマホやパソコンのWebブラウザを使って、QNAPのデスクトップ画面を表示させて行う必要がある。

なお、パソコンでも、Webブラウザ経由で同じデスクトップにアクセスし、同じように操作すればいい。スマホでは、スマホ向けのメニューとデスクトップメニューの2種類が利用できる点、また専用のアプリを使って、必要最低限の操作を手早く行えるといった点で、スマホ経由での設定のほうが使い勝手に優れていると筆者は最近感じ始めている。

このパソコン用の画面と似たメニューを表示させるには、スマホのブラウザでのQNAPログイン直後に表示されるメニューから「デスクトップ表示」をタップする必要があることに注意してほしい。また、できればヨコ画面にして1920×1080ドット表示が可能なスマホを使うと操作が非常に楽にできると思うが、ヨコ画面で1280×720ドットでも、操作できないことはないだろう。

HDD2が増設したHDD

■ストレージマネージャでHDDを読み書きできるように処理する
ここからは、デスクトップ表示画面で説明するので、PCでもスマホでも、どちらでも一緒と思ってくれていいだろう。デスクトップ上にある「コントロールパネル」を開いたら、その中にある「システム設定」から「ストレージマネージャ」を呼び出す。

ストレージマネージャが起動したら、左メニューにある「ディスク」をタップし、増設したHDD(この場合はディスク2)を選択して画面を切り替える。

「コントロールパネル」から「システム設定」の「ストレージマネージャ」を呼び出す


ストレージマネージャが起動したら、ディスク2を選択して画面を切り替える


■ディスク2に新規ボリュームを作成する
増設したディスク2の画面で「アクション」というメニューをタップすると表示されるリストから「新規ボリューム」を選択する。すると「ボリューム作成ウィザード」が呼び出される。このウィザードに従うだけで、わずか4ステップで新しい領域を確保し、ボリュームのフォーマットまで完了する。

「アクション」メニューをタップすると表示されるリストから「新規ボリューム」を選択する


ボリューム作成ウィザードが起動したら「単一ボリューム(ストレージプール無し)」を選択する。なお、RAID構成や複雑な暗号化などをしていないピュアなボリュームの作成なので、アクセスのパフォーマンスは、最も高い設定になる。

ボリューム作成ウィザードで「単一ボリューム(ストレージプール無し)」を選択する


「次へ」をタップすると、HDDを選択する画面になる。ここで増設したHDDである「ディスク2」にチェックを入れたら「次へ」をタップする。

ディスクの選択(ここではディスク2)をしたら「次へ」


次の画面では、空き容量が指定の残量に達した時点でアラートを出すときの割合、ボリュームの表示名、ファイルシステムのオプション、暗号化(パスワードロック)や共有フォルダ名の事前入力を行う画面になる。ここは特に気にせずに「次へ」をタップしていいだろう。

ここは特に気にせずに「次へ」をタップする


これまで設定した項目などが表示されるので、それらの内容を確認し、OKなら「完了」をクリックすれば、領域確保からフォーマットまで一連の操作が開始される。なお「完了」をタップしていなければ「戻る」をタップすることで、いくつ前でも戻れるので安心だ。

これまで設定した内容で問題なければ「完了」をタップすればOK


領域の確保及びフォーマットが行われる。今回は2テラバイトのHDDを接続し、読み書きが可能になるまでの時間は、最適化も含めて5分程度で完了した。あとは、新しくフォルダを作成し、そのフォルダを共有フォルダとして指定すれば、新しいHDDでデータの読み書きが可能になる。

今回は、2台のHDDを使って容量不足を補う方法としての増設について解説した。QNAPなら、メンテナンスやHDDの増設を行うのにパソコンは不要であることが理解してもらえたと思う。さて、次回はQNAPの大事なデータの保護やバックアップをどう行うか? について紹介しよう。

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本連載の目的はQNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものである。前回は、QNAPの搭載されているアプリといったソフトウェア部分に焦点を当て便利なアプリを数多く紹介したかと思う。

各種アプリを設定し、実際に運用を開始する前に必ず設定しておかなければならないこととして「セキュリティの設定」がある。

これまで紹介してきたのは、本格的に運用に入る前の段階ということに注意してほしい。何しろ管理者アカウントである「admin」が有効な状態で、しかもパスワードも初期状態のままのはずだ。

もちろん自分で作成した管理者権限のアカウントでログインしているはずなので、管理者しか設定できない項目を設定することはできる。しかし、adminアカウントが有効であることは非常に危険である。



■ネットにぶら下がったQNAPは、外からはサーバにしか見えない
QNAPをインターネット経由でアクセスできるように設定しているということは「自分以外の人たちからもQNAPは見えている」ということになる。世の中には、特定のIPアドレスの範囲をどういったサーバが接続され、どういったサービスが走っているのかを細かくチェックするツールが存在している。

こうしたツールを使い、悪意のあるクラッカーたちは、ネット上にぶらさがっている不用心なNASサーバを乗っ取り、悪意のあるツールを配布したり、ウイルスを吐き出すように改ざんしたり、といった悪事を働く。

その悪事に知らないうちに加担させられ、ある日突然、令状を持った警察官が自宅にやってくるという笑えない話が起きる。たとえば自分のパソコンが遠隔ウイルスに感染させられ、そのPCで犯行予告のようなコメントを巨大掲示板に書き込まれてしまい、そのIPアドレスから追跡され、逮捕されてしまったなんていうことだ。そしてこの事例は、実際に起きたものである。

NASサーバを乗っ取ろうとする人たちにとってQNAPは、IPアドレスを持つLinuxサーバにしか見えない。誰が使っているのかなんて関係ないのだ。

そしてadminアカウントが標準設定でそのままパスワードから何から変更していないとしたら、いとも簡単にパスワードを破られ、サーバの設定から何から都合よく変更されてしまう。管理者権限を持たれてしまうとQNAPを自在に操ることが可能になる。

■使わないadminアカウントは無効にしてしまおう
すでに管理者権限を持つアカウントを持っているはずなので、または初期セットアップ時にQNAPにログインできた時点で、すぐにadminアカウントを「無効」にしてしまおう。

もちろんadminアカウントのパスワードをわかりにくいものに変えて残すこともできるが「admin」なんていうのは、最も推測しやすいアカウント名のひとつだ(ほかにもrootやAdministratorなどがある)。

こうした考えるまでもないユーザーIDは、総当たりでパスワードを試されると、簡単に突破されQNAPに侵入されてしまう。いちばんいい方法が、こうした推測しやすいユーザーIDは、最初から使わないということである。

そこで、管理者権限を持つアカウントでQNAPにログインしたら、このadminというユーザーアカウントを無効にしてしまおう。

無効にするのは簡単だ。QmanagerでスマホからQNAPにアクセスしたら、メニューにある特権の設定をタップし、表示されたユーザーリストの中から「admin」をタップする。

adminの設定項目の中から、一番右側のアイコンをタップし、プライベートネットワーク共有の設定項目を呼び出したら、すべてのフォルダの権限を「Deny:アクセス権を拒否」にしたら「適用」をタップすればOKだ。


QmanagerでQNAPにアクセスしたら「特権の設定」をタップ


ユーザーリストの中から「admin」をタップする


adminの設定項目で右側のアイコンをタップする


すべてのフォルダを「Deny」にしたら「適用」をタップする。


■ブラウザ経由でQNAPにアクセスし「admin」自体を無効にする
Qmanagerでの設定は、権限の設定だけなのでadmin自体は有効のままだ。これでは設定を変更されてしまう可能性もあるのでスマホのブラウザ経由でQNAPにアクセスし、adminアカウント自体を無効にしてしまおう。なお、PCが利用できる環境であれば、PC経由でアクセスしても同じ設定が可能だ。

今回はスマホ用のWebブラウザ「Google Chrome」を使っているがFirefoxなどでも同じように設定できるだろう。また、WebブラウザでQNAPにアクセスする場合、デスクトップ画面の表示は画面を回転させて横画面にしたほうが見やすいので、画面を回転させることをおススメしたい。

WebブラウザでQNAPにアクセスするには、QNAPのIPアドレス(LAN上のIPアドレスなので192.168から始まるアドレス)を知る必要がある。それにはQmanagerの起動画面を利用するといいだろう。Qmanegerを起動するとQNAPが表示されており、そこにIPアドレス(この場合は、192.168.0.3)が表示されているので、そのアドレスをWebブラウザのURL入力部分に入力すればOKだ。

Qmanagerの起動画面でIPアドレスを確認できる。


QNAPのデスクトップ画面(スマホでの横表示)。「コントロールパネル」をタップする。


Webブラウザでアクセスしたコントロールパネルでは、Qmanagerでは設定できなかった細かな設定が行える。通常ではQmanagerに用意されている項目で十分な設定が可能だ。デスクトップにある「コントロールパネル」を開く。コントロールパネルが開いたら「権限設定」から「ユーザ」を開く。ユーザ名のところにadminがあるだろう。

「コントロールパネル」の「権限設定」から「ユーザ」に。adminがある。


このadminの右側に「アクション」アイコンがあるので、一番左側のアイコンをタップする。有効/無効を設定する項目「アカウントプロファイルの編集」が呼び出される。そこにある「このアカウントを無効にする」にチェックを入れて「OK」をタップすれば、adminアカウントが無効になる。

「アカウントプロファイルの編集」から「このアカウントを無効にする」にチェックしOK


コントロールパネルのユーザ画面に戻って、adminのステータスが赤文字で無効になっていれば設定は完了だ。

adminのステータスが無効になっていればOK


■そもそも、そんなにアクセスされるものなのか?
「ネット上に星の数ほど存在しているであろうNASにユーザーでもないのにインターネット経由でアクセスしようと考える人なんて、そうそういないだろう」と考える人もいるかもしれない。

そうした人は、システムログの通知を見てみるといい。デスクトップ画面右上に通知されているイベントログを確認すれば、見ず知らずのIPアドレスからアクセスされていることがわかるはずだ。

アクセスに利用されているユーザーIDは「admin」「test」「ftp」「anonymous」というもの。これらのアカウント名は、定番とも呼べるID名で、実際にこのIDでアクセスしている人も多いと思われる。

さらにシステムログを詳細に見てみると、アクセスしようとしているIPアドレスもわかる。あまりにもしつこくアクセスしようとしてくるIPアドレスは、ブロックすることができるので、そう設定するといいだろう。

「admin」「test」「ftp」「anonymous」でアクセスしようとしているのがわかる


システムログを見ると、外部から様々なIDでアクセスしようとしてくるのがわかる。


しつこいIPアドレスは長押しして出てきたメニューでブロックリストに「期限なし」で追加してしまおう


■adminの無効化とブロックで防げるのか?
以上、QNAPをインターネット経由で利用する場合は、必ず今回紹介した方法でadminアカウントと不正アクセスをしようとしてくるIPアドレスのブロックを実行してほしい。また、これだけで不正アクセスが完全になくなるわけではないが、ネット上には、セキュリティの甘いNASサーバがほかにもたくさん存在している。

ログインしにくいサーバよりも、簡単にアクセスできる設定になっているサーバを不正アクセスして利用するほうが手っ取り早いため、今回のようにセキュリティ設定をしているサーバであると理解したら、アクセスしてこなくなる。新しく不正アクセスを試みるIPアドレスを見つけたら、ブロックすることを心掛けておけば、QNAPを安全に利用することができるだろう。



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長期連載、知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第三回

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今回で三回目となる本連載。連載の目的はQNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものだ。前回はHDDを接続し、NASを使えるようにPCを使わずにセットアップする方法を紹介した。本日はハードウェアではなくソフトウェア部分に焦点を当てる。


一見関係ないようだが、最近では就職するまで自前のPCを持たない学生も増えてきているという。筆者が就職活動を行っていた時代では、Word、Excel、PowerPointは使えて当たり前のソフトだった。現在では、就職してからこれらのソフトを使い出す人たちが増えてきているという。

つまり、「スマホは使えるけどPCを持っていない」という人達が増えてきており、そのため「NASはPCがないと活用できない機器だから自分とは無縁だ」と思っている人も多いだろう。しかし、それは大間違いだ。

PCは持っていなくてもスマホ(iPhone等)やタブレット(iPad等)を持っている人であれば、それらの端末用にNASを導入する価値は十分にあるのだ。ということで今回は、Turbo NAS TS-231+(以下、Turbo NAS)で利用できるスマホ向けのアプリを紹介しよう。

■外部からTurbo NASへのアクセス方法と在宅時のアクセス方法に注意
スマホやタブレットを使ってTurbo NASにアクセスする方法としてQNAP関連アプリでは4通りのアクセス方法が用意されていることに注意しよう。自宅外でTurbo NASにアクセスする場合は、インターネット回線経由で「myQNAPcloudで」、または「CloudLinkで」、「WAN IPで」といった3通りの方法による接続が選択できる。

ただし、この場合、スマホは4G(LTE)によるデータ通信を行うので、例えば3日で3GBまで、1か月7GBまで、といった制限を超えてしまうと、当然キャリアによる通信速度制限がかかってしまう点に注意しよう。

ちなみに自宅外からTurbo NASへの接続でも各キャリアの提供するWi-Fi経由であった場合、こうした制限は無視していい。できればWi-Fi経由が望ましい。スマホを社内のWi-Fiに接続してインターネットアクセスできる許可を得ている人は、なるべく会社でもWi-Fi経由での接続をおススメする。

そして自宅にいるときにTurbo NASにアクセスする方法だが、前述した3通りの方法に加えて「LAN IPで」という接続方法が選択できる。これは内部LANによる接続だ。

自宅では無線LAN環境が構築されているケースでは、無線LAN経由となる「LAN IPで」を選択すればいい。なお、「WAN IPで」を選択すると自宅内であっても4G(LTE)を使ったデータ通信によるインターネット経由での接続になってしまう点に注意。当然、通信のデータ量が一定量を超えた場合、速度制限がかかってしまう。

「myQNAPcloudで」を選択すると自宅外では、4G(LTE)通信、自宅では自動的に無線LANによる通信となるので、「myQNAPcloudで」を選んでおくといいだろう。

自宅に構築した無線LAN経由での通信であれば、より高速にTurbo NASと通信ができる上、データ通信の上限を気にする必要はない。しかも、インターネットを経由しない分、外部からのアクセスの心配もないのでセキュリティ的にも安全性が高い。ただし、絶対不正アクセスを受けないというわけではないのでセキュリティの設定は、しっかりしておきたい。セキュリティを高める方法については、別の回で紹介しよう。

外部にいる時と在宅時ではTurbo NASへの接続方法に注意


■QNAP純正の便利なアプリたち
それではTurbo NASをより便利に、なおかつ簡単に活用できるQNAP純正のアプリたちを紹介しよう。なおiOS(iPhoneおよびiPad)向けのアプリも同じラインアップとなっているが、今回はAndroid向けのアプリを紹介している。

現在、Google PlayにラインアップされているQNAP純正ツールを検索してみると14種類が検索結果として出てくる。

その内訳だが「QNAPの設定等を手軽に変更するアプリ」「QNAPを自宅や外部から操作するためのアプリ」「QNAPが持つNAS以外の機能と周辺機器(ネットワークカム、HDMI出力等)何種類かに分類される。

今回は、「QNAPの設定等を手軽に変更するアプリ」「QNAPを自宅や外部から操作するためのアプリ」で、かつTurbo NAS TS-231+で利用できるアプリを中心に紹介する。Qremoteは外部出力としてHDMIが搭載されていないTurbo NAS TS-231+では除外する。

なお、QNAP以外のサードパーティがリリースしているアプリ類も豊富に存在する。それらのアプリの中で、スマホでの利用に特化されているようなアプリは、本連載のどこかの回で紹介しよう。

Google Playで配信されているQNAP純正アプリを検索すると14種類が見つかる。


■Turbo NASとファイルを簡単にやり取りできる便利アプリ「Qfile」
Turbo NAS内部に保存されているファイル類を総合的に管理できるファイラーが「Qfile」だ。Windowsでいえばエクスプローラー、MacOSならFinderの役目をする。データの閲覧、リネーム、移動、コピー、削除、またはTurbo NASへの保存といったあらゆるファイル操作を行える。必ず押さえておきたいツールだと言える。

なお、Turbo NAS内にある音楽ファイルや動画ファイルをスマホ側にダウンロードせずにそのままストリーミングで配信することが可能になっており、端末側の内蔵ストレージの容量が少なくても気にしないでいいのがうれしい。

本アプリは、あくまでもTurbo NAS内のフォルダとファイルを管理するだけであり、端末内のファイラーとしての機能は持っていない点に注意しよう。サードパーティ製のファイル管理アプリの中には、LAN上にある共有フォルダへのアクセスが可能なものもあるので、端末側のファイルを整理し、余分なデータをTurbo NASにアップロードしたいというケースでは、サードパーティ製のファイラーを利用するほうがいいだろう。 

Turbo NAS内のファイルを管理する「Qfile」


音楽・動画データのオンライン再生にも対応


■Turbo NASの設定をスマホで簡単に変更できる「Qmanager」
「Qmanager」は、Turbo NASの設定を数タップで有効/無効にしたり、Turbo NASのシステム状態(CPU使用率、メモリー利用料、消費帯域幅等)をリアルタイムでモニタリングしたりといったことが行える管理ツールだ。たとえば自宅にあるTurbo NASにアクセスしているユーザーをリアルタイムでチェックしたり、不正な操作が行われていると判断した時に、接続ユーザーをブロックしたり、といったことをスマホ上で行うことができる。

Turbo NASの集中管理ツール「Qmanager」


Turbo NASで動いているアプリの有効/無効を切り替えたり


現在接続しているユーザーをブロックしたりできる


■Turbo NAS内の写真の管理が楽にできる「QPhoto」
「QPhoto」は、Turbo NAS内の静止画・動画向けのクラウドストレージだ。自前のGoogleフォトと言い換えてもいいだろう。最近では、デジカメで動画も撮影できるようになっているので、静止画の閲覧だけでなく、動画の再生もサポートしている。

写真のExif情報を読み取って日付ごとに自動的に分類してくれるので、スマホで撮影した写真や動画をとりあえずTurbo NASに放り込んでおけば、日付ごとに分類してくれるので、あとは暇なときにゆっくり管理するといったことが可能になる。撮影したら、Wi-Fi接続時のデータ制限がかからないときだけアップロードするなんていう芸当も当然できるので、スマホの容量不足を気にせずに写真や動画を撮影することができる。

自分専用のクラウド写真アルバムツール「QPhoto」


■Turbo NAS内の動画視聴や動画ファイルの操作ができる「Qvideo」
最近では著作権の関係で禁止となってしまったが過去にDVDタイトルを動画に吸い出して保存してあったり、一般の人たちが作成したYoutubeやニコニコ動画などのお気に入りMAD動画などをいまだに保存していたり、という人は意外に多いだろう。「Qvideo」があれば、そうした動画をTurbo NAS内の共有フォルダに放り込んでおくだけで、いつでもどこからでも、その共有フォルダにアクセスして、それらの動画を視聴することができる。

なお、DVDからの動画の吸出し、配信動画のダウンロードは、著作権者より明確に許可されていない限り現在では違法となる点に注意してほしい。ただし、自分で作成したり、撮影したりして著作権が自分にある動画に関しては、この限りではない。

Turbo NAS内の動画ファイルの再生などができる「Qvideo」


過去に吸い出したDVDタイトルの動画なども視聴できる


■Turbo NAS内の音楽データをスマホで簡単に管理できる「Qmusic」
Amazonのプライムミュージック、LINEミュージック、AWA、楽天ミュージック、Apple musicと音楽聞き放題のサービスは非常に多い。一定金額を支払えば、数万~数十万曲が聞き放題になるのだから、便利なサービスであると言える。しかし、音楽なんていつも聞く曲が決まっているという人も多いだろう。であるならば、「Qmusic」を使ってTurbo NAS内に保存したお気に入りの音楽を再生すれば、定額を支払う必要はなくなる。つねに最新の音楽シーンを追いかけたいという目的でもない限り、定額聞き放題に加入するよりは、こうしたアプリを利用して音楽を楽しむほうがはるかに安く上がるのでおススメだと言える。

Turbo NAS内の音楽データをスマホで視聴できる「Qmusic」


■Turbo NASでメモ&スケジュール管理や情報共有ができる「Qnotes」
かつては、各種サービスが乱立していたグループウェア系のネットサービス。タスクの共有や時系列による仕様書のバージョン管理、段階を経た作業の進捗管理といったことが情報共有できるツールが、無償で公開されていた。多くのサービスは、有償化するか、サービスを停止するなどして、現在はこうしたグループウェア系でおススメの無償サービスは存在していない。便利な無料サービスが登場したとしても、無料のまま続けることは難しいため、お金を出しても使い続けるか、でなければ使うのをあきらめるしかないわけだ。

しかし、簡単なタスクの共有、スケジュール管理、複数メンバーによるちょっとしたアイデア出しといったことで活用できるのが「Qnotes」だ。タスクやスケジュールの共有、メモの共有といったちょっとした情報を複数人で共有するのにお手軽のツールであると言える。動作も軽いので、SOHOや個人事業主な人たちにおススメだ。

Turbo NASでメモ&スケジュール管理や情報共有ができる「Qnotes」


■Turbo NASでBTファイルのダウンロードやYoutube動画を落とせる「Qget」
BitTorrent(ビットトレント、以下、BT)と言うと、何やら胡散臭いと感じる人もいるかもしれない。日本ではファイル共有という言葉自体の印象から、BTに対してあまり良い感じを持たない人が多いのも事実だ。

しかし、BTのネットワークでは、メーカーが配布しているドライバソフトのアップデーター、Linuxの最新ディストリビューションといった正規ファイルも、流れており、ユーザーはそうしたファイルを検索してダウンロードしている。Turbo NASでBTファイルを検索し、ダウンロードさせることができるのが「Qget」だ。もちろんファイルのアップロードも可能。

BTを利用しないという人には、Youtube動画のダウンロード機能なども持っているので、お気に入りの動画、あとでじっくり見たい動画などをTurbo NASに落とすことができる。

BitTorrent機能やYoutube動画を落とせる「Qget」


「Qget」内蔵ブラウザでYoutubeを表示させたところ。


Turbo NAS側にYoutube動画を落とすことができる。


以上が、「QNAPの設定等を手軽に変更するアプリ」「QNAPを自宅や外部から操作するためのアプリ」である。これらのアプリは最低でも入れておきたいツールだと言えるだろう。

次回は、今回紹介した以外のアプリの概要、各アプリで具体的に行える操作や機能などを紹介しよう。

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パソコン工房大阪日本橋店にて「WD HDDを買って豪華景品をGET!!」ガラポン大抽選会を開催

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テックウインドは、ウエスタンデジタルジャパンとの共催で、2016年8月27日(土)、パソコン工房大阪日本橋店にて、 「WD 内蔵HDDを買って豪華景品をGET!! ガラポン大抽選会」を開催する。



当日はパソコン工房大阪日本橋店でWD製内蔵HDDを購入した人が参加可能。期間中の対象商品購入レシートをパソコン工房大阪日本橋店に持参するとと抽選会に参加でき、 豪華景品やノベルティなどが抽選でプレゼントされる。

■キャンペーン概要
開催日:2016年8月27日(土)12:00~18:00
抽選会場:パソコン工房大阪日本橋店
対象店舗:パソコン工房大阪日本橋店
対象製品:ウエスタンデジタル製内蔵 HDD製品全製品※中古品は除く
参加方法:2016年8月27日(土)に対象店舗でWD製内蔵HDDを購入し、レシートを抽選会場まで持参すると、1台につき1回抽選に参加可能。
参加特典:【WD HDD 4TB以上購入者】QUOカード500円分プレゼント


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テックウインド、スマホやタブレットをより便利に使える「モバイルUSBチャージスタンド」を発売

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テックウインドは、スマートフォンやタブレットの利用をさらに便利に快適にする周辺機器として、家庭やビジネスで利用できる、大容量バッテリーを内蔵したタブレットスタンド型充電器「モバイルUSBチャージスタンド」を2016年8月18日(木)より発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は4,800円(税別)。



モバイルUSBチャージスタンドの本体底面には、急なバッテリー切れにも対応できる10,400mAhの大容量バッテリーを搭載。大容量のモバイルバッテリーという機能に加え、バッテリーによる程よい重量を得たことで、安定性の高いスタンドとしても活用できる1台2役の製品だ。同社のタブレットブランドCLIDEシリーズをはじめ、タブレットやスマートフォンに最適だろう。

USBポートを2つ搭載し、ひとつのポートはタブレット向けの5V/2.1Aで給電。もう一つのポートはスマートフォン向けの5V/1Aで給電できる。2つのポートからそれぞれ同時に給電することも可能だ。

タブレットスタンドの角度はよくある数段階での調整ではなく、自分の好きな角度に自由に調整できる可変型。また固定ネジを強く締めると、角度を固定させることも可能だ。

2つの関節を工夫して、利用シーンにあった使い方ができる。例えばタブレットを斜めに寝かせると、ソフトウェアキーボードの入力がしやすくなるだろう。

LEDライトを搭載しているので、暗い場所などを明るく照らすことも可能。10,400mAhの大容量バッテリーにより長時間の利用も可能だ。

■製品仕様
バッテリー容量:10,400mAh
バッテリー素材:リチウムポリマー
入力:5V/1A(最大)・microUSB(Type B)
出力(ポートA):5V/1A(最大)・フルサイズUSB(Type A)
出力(ポートB):5V/2.1A(最大)・フルサイズUSB(Type A)
サイクル寿命:約500回
重量:約390g
本体サイズ:135mm(幅)*97.3mm(長さ)*28.4mm(高さ)
充電時間:最大7~8時間
付属品:USBケーブル(microUSB(Type B)-フルサイズUSB(Type A))


モバイルUSBチャージスタンド

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連載!知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術



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PCComputing、PCJapanの編集からZDNet(現:ITmedia)へ、ITmedia Games、PCUPdate(現:PC USER)の編集長からオンラインゲーム会社のIR担当や採用広告の制作、フリーライターを経て現在に至る。最近のトレンドは電子工作でハイレゾアンプを作ること。あと鉄分(乗り鉄)かなり多め。

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