-4年間の全島避難からの復興を続ける三宅島の自然と島民たち-

東北地方太平洋沖地震で改めて思い知ったのは、日本は天災と隣り合わせの国だということだ。しかし、どのような天災に襲われようとも、人々は自分の街に戻ってくる。

人は何故、天災に見舞われながらも再び故郷を目指すのだろうか、何が人を呼び戻すのだろうか。

災害からの復興を目指しているのは、東北地方太平洋沖地震の被災者だけではない。ここにも、もう一つの「がんばれ日本!」がある。火山の噴火により、4年間もの全島避難から復興を目指している三宅島の人々だ。

東京銀座にあるリコーフォトギャラリーRINGCUBEで2011年7月13日から31日まで開催される「火山の島」展は、噴火という災害から復興を目指している島の住人たちを通し、三宅島という島が持つ魅力を再発見する企画だ。

今回の写真展では、多くの有名写真賞を受賞している日本を代表する写真家 上田義彦氏がが撮り下ろした、全島避難から島に戻った人々のポートレートと島の風景写真により、三宅島の魅力を浮き彫りにする。

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