奈良県吉野町と、1日に1万3000本の箸を製造する竹内製箸所、奈良県立吉野高等学校による産学官共働である「文様割箸」プロジェクトが2015年4月18日(土)に発足した。これは国内の年間消費量が250億膳ある「割箸」の9割以上が外国産で、国産が数%しかないという現状をうけ、割箸の元祖である「国産割箸」に目を向けてもらいたいという思いから発足したもの。国内で7割以上の生産量を誇る奈良県吉野地域(奈良県南部)が主体となり、吉野町の竹内製箸所、奈良県立吉野高等学校と共働で立ち上げ、割箸の魅力を日本国内はもちろんのこと、世界へ向けて発信することを目的としている。

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