おりづるタワーは、戦後100年の節目となる2045年へ向けての「願い」が描かれたWALL ART PROJECT "2045 NINE HOPES"の活動により公益社団法人企業メセナ協議会「メセナアワード2023」において、優秀賞を受賞した。2023年11月28日(火)受賞活動6件に対して贈呈式が開催され、当日は受賞各社・団体の担当者による活動紹介と各代表者が登壇し、表彰状とトロフィーが贈呈される。
今回優秀賞を受賞したアートプロジェクト「WALL ART PROJECT "2045 NINE HOPES" 」は、2022年、おりづるタワーの壁9層に広島にゆかりのあるアーティスト9名が、後世に残したい2045年への「願い」をこめて、高さ約4m×幅24mのウォールアートを制作し公開しているプロジェクト。原爆投下から100年後に向け、「哀しみ」だけではなく復興を遂げ、力強く生きる広島の人々の「願い」をアートを通して伝えたいという想いが今回の評価のポイントとなった。
■戦後100年の「願い」を描くウォールアートについて
今回の特別企画のポストカードデザインに採用した絵柄は、おりづるタワーで実施されている企画、WALL ART PROJECT "2045 NINE HOPES"で描かれた9つの壁画です。本企画は、広島ゆかりの9名のアーティストによって、戦後100年の節目となる2045年へ向けての「願い」が描かれたもので、20代~90代の各世代の想いが表現されています。2022年4月に完成して以来、来場者のみなさまから多くの支持を得て、ウォールアート限定のグッズは大変好評です。
■感謝と御礼の気持ちを込めて『ひろしま感謝祭』を開催
引き続き、ひろしまブランドショップ TAU 松村将太氏から、『ひろしま感謝祭』についての説明があった。
『ひろしま感謝祭』は、ご愛顧いただいているお客様への感謝とともに、「G7広島サミット」で全国からの支援・協力をいただいた御礼の気持ちを込めて、2023年7月14日(金)~31日(月)の期間限定のイベントだ。限定商品・メニューの販売や、プレゼントキャンペーンを実施する。
■沖田氏の演奏に懸ける想い
G7広島サミットのパートナーズ・プログラムで披露された曲「We love the EARTH from HIROSHIMA」は、沖田氏が作詞作曲した2004年の作品で、日本の四季の美しさとともに地球を大切にする気持ちを表現している。日本語歌詞を岸田裕子夫人自ら英語にアレンジし、プログラムの中では最後のサビの部分をパートナー全員で歌う場面もあった。同氏は「共有できている空間が楽しく、嬉しかった。この曲が‶みんなのうた″となり、想いが世界中に広がってほしいと願う。」と話している。
その他、ヴィオラと千春夫人のピアノでの「トーク&コンサート」でも活躍中。また、「伝えよう笑顔と心」、「We love the EARTH from HIROSHIMA」、「安佐動物公園の歌」(安佐動物公園テーマソング)、広島市立広島みらい創生高校校歌等の作詞・作曲を手がけている。2018年より広島市特任大使「ひろしま文化大使」に就任。これらの活動に対し、日本青年会議所より「TOYP大賞」、広島市より第一回「市民賞」、2019年には、法務省より令和元年度「人権擁護功労賞」の最高位「法務大臣表彰」を受賞。