2012年に入り、5インチ液晶のスマートフォンや高解像度なiPadやHD画質のタブレットなど、電子書籍を利用しやすい環境は着実に整いつつある。また角川グループが電子書籍ビューワの開発発表や世界的に人気の電子書籍ビューワkindleの日本版登場も期待されている。

電子書籍の閲覧環境が整ってきたことで、今後重要となるのが読むべき電子書籍コンテンツの質と量だ。一般に電子書籍といっても、2種類ある。1つは既に紙媒体のデジタル化した電子書籍。もう一つは最初からデジタルで作成された電子書籍だ。

特にオリジナル電子書籍はこれからの電子書籍市場の成長にとって大きな役割をもつといってもよいだろう。



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