東芝の次世代液晶テレビ「CELLレグザ」

東芝の高画質な次世代の液晶テレビ「CELLレグザ55X1」が本日（2009年12月10日）より発売となる。

「CELL レグザ 55X1」は、従来のレグザシリーズと比べ143倍の演算処理能力を持つ「CELLプラットフォーム」を搭載し、より高精細な映像を再現することができるレグザシリーズのフラグシップモデル。

複数の映像を並列処理できるため、過去約26時間分の地デジ番組を最大8チャンネル分同時連続録画し、いつでも見忘れた番組を楽しむことができる機能や、画面上に放送中の番組を同時に8画面表示できる機能など、映像を楽しむためのさまざまな機能を搭載している。

また、インターネット映像をさらに高画質で楽しむために、ブロードバンドサービスにも「ネット超解像技術」を新しく適用することとし、発売時に対応を予定していた「アクトビラ ビデオ・フル」と「テレビ版Yahoo! JAPAN」、および1月末に対応を予定していた「ひかりTV」については、2月末に放送波と専用サーバーからのソフトウェア・ダウンロードによるバージョンアップ対応に変更された。

これにより、インターネット映像特有の圧縮ノイズを検出、分離して補正を行い、大画面に合わせた精細感のあるクリアな映像を楽しむことができる。

なお、バージョンアップの詳細については、後日「レグザ」ホームページにて告知される予定。

液晶テレビのコモディティ化が進む中、東芝は「CELLレグザ」に搭載された高付加価値機能は数年後のテレビの標準機能となっていくと考えている。
同社は今後、本商品で開発した機能をコモディティモデルへ展開していくとともに、更なる高機能・高付加価値商品を開発していくことの双方を推進し、テレビの価値を高めていきたいとしている。

■「CELLレグザ 55X1」の発売日決定とインターネット映像の高画質化機能の追加などについて
■「レグザ」ホームページ

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