今回は、成長続く後発医薬品(ジェネリック)各社を取り上げたい。
2014年以降、新薬、とくに利用者の多い生活習慣病薬の特許切れが続くことから、後発薬各社は大型の後発薬を相次いで発売するなど、積極的な投資計画を打ち出している。医療費を抑制したい政府もこれを積極的に後押ししており、初めて発売される後発薬の価格を新薬の5~7割に押さえる方針を打ち出している。
2015年には数量ベースで、後発薬が特許切れ医薬品の過半数となる見込みで、まさに成長市場といえる。各社の投資額は、合計で500億円規模に達すると予想される。
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