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秋の京都、苔の名所8寺院で楽しむオリジナル苔アート「モシュ印」「コケ寺リウム」を展示

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JR東海は2019年9月1日~2019年12月8日までの期間、苔を用いたアート作品 「モシュ印 」「コケ寺リウム」の展示を、京都市内の8つの寺院で開催する。 昨年開催した5寺院(三千院・圓光寺・建仁寺・東福寺・常寂光寺)に加え、 今年は新たに3寺院(祇王寺・妙心寺桂春院・地蔵院)でも展示する。

■おトクな旅行商品もある「モシュ印」「コケ寺リウム」の旅
「モシュ印」は 御朱印の文字の部分を苔で描いたオリジナルアートだ。苔の英訳である「moss(モス)」と「御朱印」をかけ合わせた。各寺院では 高さ 1.5 メートル で 「御朱印」を展示する。

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「コケ寺リウム」は 密閉したガラス容器の中に、各寺院の象徴的な建物などのジオラマと庭園を苔で再現したミニチュアアートだ。「苔テラリウム(コケリウム)」にヒントを得て作られ、各寺院の特徴をギュッと詰め込んだ。

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期間中は、 キャンペーン対象の8寺院に便利に行くことができる 「地下鉄・バス一日券」 と、 対象8寺院のうち、 2寺院拝観可能な 「拝観整理票付き苔ガイドマップ」 が付いたおトクな旅行商品を、JR東海ツアーズをはじめとした旅行会社で発売する。

さらに展示されている「モシュ印」や「コケ寺リウム」を撮影して「#モシュ印」または「#コケ寺リウム」をつけた写真をInstagramに投稿すると、 投稿した寺院数に応じてAmazonギフト券を抽選でプレゼントするキャンペーンも実施する。

■「苔」を用いたアート作品“モシュ印”と“コケ寺リウム”を京都市内 8 つの寺院で展示
実施期間 2019年9月1日(日)~2019年12月8日(日)
対象寺院 三千院・圓光寺・建仁寺・東福寺・常寂光寺・祇王寺・妙心寺桂春院・地蔵院(西京区)
※作品の公開時間は各寺院の拝観時間に準じる。法要や荒天 などにより、 寺院の拝観が休止となる場合、 モシュ印、 コケ寺リウムともに見ることができない。モシュ印、 コケ寺リウムの観覧には各寺院の拝観料が必要となる。


「モシュ印」「コケ寺リウム」公式サイト

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JR東海「そうだ 京都、行こう。」苔と新緑で美しい初夏の京都を巡ってみた

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ITライフハックではこれまでJR東海の「そうだ 京都、行こう」のプレスツアーに参加して京都の魅力についてご紹介してきた。今回は「苔と新緑&京の涼めぐり」と題して、さまざまなお寺や観光スポットを巡ってきたので、ご紹介していこう。

■廃寺を復活させた三木大雲住職による怖い話
まず訪れたのは蓮久寺。日蓮宗のお寺なのだが、今の住職である三木大雲さんが廃寺を復活させたというもの。ここには赤い山門があるのだが、これは京都の美女で有名な吉野太夫が寄進したものだそうだ。

蓮久寺を三木住職が継いだときには雨漏りでカビが生えていたり、畳はグズグズでどうしようもない状態だったりしたのだとか。そこでなんとか建て直したいと祈ったら、住職の夢の中に大黒様が現れた。出てきた大黒様を探そうとしたところ、妙見菩薩の厨子をよけたら、夢の中に出てきた大黒様とそっくりな像が出てきたそうだ。この大黒様を巡って奇跡が奇跡を呼び、大黒様の修復もでき、庫裏の修繕もできるというくらいにお金が入ってきたのだという。

三木住職の得意なのは怪談話。テレビの特番などにも多数出演されているのでご存じの方も多いだろう。住職は京都のとある峠を巡る話や、ある人が呪いを受けてしまった話などを披露してくれたのだが、すべて三木住職がご自身で実際に体験した話なのでとても怖かった。興味のある方は「怪談和尚 三木大雲氏とめぐるあなたの知らない京都」と題した旅行企画があるので、参加してみてはいかがだろうか。


蓮久寺の三木大雲住職。淡々と怖い話を語るので余計に怖い



これが夢枕に立ったという大黒様像



蓮久寺に住む座敷童が付けたという手形。特番の収録中に突然出てきたという



今回同行したスタッフのお父さんに“気がかりがある”と盛り塩をくれた



いただいた盛り塩。持ち帰って父親に渡すとのこと



この人形、髪の毛が伸び続けているという。筆者は、科学的にわからないものが苦手である



吉野太夫が寄進したという門


■暑い京都でかき氷をいただく
京都を訪れたのは5月下旬のことだったのだが、その日はとても暑く、気温が30度になるかというほど。こういうときに欲しくなるのはやはり冷たいもの。「祇園下河原 page one」というところで、器まですべて氷でできたかき氷「宇治金時」をいただいた(1,100円)。これは「ひんやり夏の京都たび」で旅行すると、そこでもらえる「京サマーsweetsちけっと」2枚と交換できる。宇治金時以外は1枚で交換可能だ。

ちなににこのかき氷だが、その日の気温によって氷の削り方を変えるというほどこだわった逸品である。大人気で夏場は実に約2時間待ちなのだそうだ。


甘味処「祇園下河原 page one」の外観。アルファベットなお店なのに京都らしい外観



お店の間口は狭いが、店内はこのように広々とした感じだ



いただいた宇治抹茶のかき氷。かなりのサイズだ



大きさがわかるだろう。さらさらと口の中で溶けて、とても美味


■秀吉正室“ねね”とゆかりのある高台寺へ
次に訪れたのは高台寺。正しくは高台寿聖禅寺といい、豊臣秀吉がなくなった後、その菩提を弔うために正室の北政所、ねね(高台院)が1606年に開創した寺だ。この造営に際しては、政治的な配慮もあってか、徳川家康も多大の財政的援助をしたことで寺観は壮麗を極めたのだとか。

ただしその後はたびたび火災に遭ってしまい多くの堂宇を失い、今残っているのは旧持仏堂の開山堂と霊屋、傘亭、時雨亭、表門、観月台などだ。これらは国の重要文化財に指定されている。

こちらで見られるのは「百鬼夜行展」。先ほどの怪談話とセットになってのツアーが用意されている。また高台寺では期間限定でライトアップによる拝観も可能。光りの中に浮かび上がったお寺はなかなか味のあるものだ。


北政所(高台院)が開創した高台寺



築山が特徴的な枯山水の庭



特別に公開されている地獄極楽図(許可を得て特別に撮影しています。通常は撮影不可)



秀吉とねねの像が祀られている(許可を得て特別に撮影しています。通常は撮影不可。現在外装の修復工事中の為、内部が写真のようにご覧いただけません)



秀吉の像(許可を得て特別に撮影しています。通常は撮影不可。現在外装の修復工事中の為、内部が写真のようにご覧いただけません)



ねねの像(許可を得て特別に撮影しています。通常は撮影不可。現在外装の修復工事中の為、内部が写真のようにご覧いただけません。)



重要文化財となっている傘亭



同じく重要文化財の時雨亭。伏見城にあったものを移築したそうだが、めずらしい2階建てのお茶室で、当時は物見や夕涼みをしながらお茶を楽しんだようだ



夜になるとライトアップされる



道ばたにともる明かりが美しい


■枯山水と苔が美しい圓光寺へ
2日目は以前にも紹介したことのある圓光寺へ。苔と枯山水が美しいお寺だ。ここでは今回、坐禅体験とお寺の庭を掃除する体験をしてきた。

靴と靴下を脱ぎ、草履に履き替えたあとは坐禅体験の開始だ。心を無にして座るが、いつのまにか眠気が……。しっかりと背中をたたかれてしまいました。


圓光寺の枯山水



ここが坐禅の体験ができるお堂



ご住職からのお話があってから坐禅開始だ



背中をたたかれる



坐禅が終わったあとは庭の掃除



苔が結構気持ちいい



龍がかたどられている奔龍庭


■泉仙でいただく上品な精進料理
さてお昼時になったので、次は泉仙 嵯峨野店でお昼ご飯をいただいた。食べたのは鉄鉢(てっぱつ)料理「ゆり」(4,320円:税込)。大小さまざまな椀で構成されているが、これはすべて重ねてしまうことができるのだそうだ。とても上品な料理に大満足だった。


泉仙 嵯峨野店の外観



中はお座敷だった



今回いただいた鉄鉢料理


■新緑の祇王寺へ
午後はじめに訪ねたのは、奥嵯峨にある祇王寺。創建は古く、平清盛に寵愛された白拍子の祇王が、清盛の心変わりによって都を追われ、妹の祇女、母と共に出家し、入寺したという寺だ。祇王寺は明治初年に廃寺になってしまったが、お墓と仏像は大覚寺によって保管され、明治28年に北垣国道氏が別荘を寄付して再建されたという。


元別荘ということもあり、意外と境内はこぢんまりとしている



祇王寺の中に生えている苔の種類がわかるようになっている



墓地の入り口には祇王の名前が刻まれている石碑がある



清盛の供養塔と祇王、祇女、その母・刀自の宝篋印塔


滞在時間の都合上ここまでとなってしまったのだが、ツアーではこのほか常寂光寺も訪れている。常寂光寺については以前ご紹介しているので、そちらを見ていただければと思う。

春の終わりに訪ねた京都はやはり美しく、四季それぞれでいろいろな顔を見せてくれる。これからは暑い夏に向かっていくことになるが、苔むす寺社で京の涼を感じてみてはいかがだろうか。

夏の京都の涼めぐり
苔むす京の名刹で一流から学ぶ本気の苔体験プラン

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初秋の京都でモシュ印とコケ寺リウムを楽しむ旅~2日目金戒光明寺、圓光寺、三千院~

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初秋の京都で「モシュ印/コケ寺リウム」を楽しむプレスツアー2日目は金戒光明寺と圓光寺、三千院を訪ねることとなった。その様子をお伝えしよう。

■ 法然上人が初めて念仏をされた金戒光明寺
金戒光明寺は、浄土宗の宗祖である法然上人が初めて念仏を唱えた場所に建つお寺だ。修行を終えた法然上人が1175年に初めて念仏をされたとき、「紫雲全山にたなびき、光明があたりを照らした」ことから浄土宗最初の念仏道場を開いた場所でもあるとされる。御影堂には法然上人が祀られている。

ちなみに金戒光明寺は、これまでに4回焼失しているとのこと。応仁の乱と江戸の初期、江戸の中期、昭和9年に燃えているそうだ。最後の焼失からの再建は昭和19年、太平洋戦争の最中に再建されたという。物資が乏しい中、台湾にまでヒノキを求めたそうだ。


金戒光明寺の御影堂



法然上人を祀る


御影堂の中には、仏師運慶の作と伝えられている文殊菩薩が祀られている。元々は三重塔に安置されていたのだが、痛みが出てきたため御影堂へ移されたとのことだ。


向かって左にある文殊菩薩像


右にあるのは吉備観音(重文)。奈良時代の学者吉備真備(きびのまきび)が遣唐使として中国に渡り、19年後に日本に帰ろうとした際に大嵐に遭遇。大嵐の中“南無観世音菩薩”と唱えると海が穏やかになったという。そこで帰国後に奈良の行基に依頼をして作成したのがこの千手観音と言われている。なおその後も吉備真備は中国に渡っており、そのときは鑑真和上と一緒に帰ってきたそうである。近くには、その吉備真備も祀られている。


こちらが右にある吉備観音


またここは幕末に会津藩が本陣を敷き、松平容保が京都守護職として、ここから京の都すべてを統治していたことでも有名だ。新選組もここが発祥の地。松平容保と近藤勇らが謁見した部屋も火事で焼失してしまったのだが、同じ間取りが再現されているので、その時代を偲ぶことができる。


新選組が松平容保に謁見したとされる部屋(焼失後に再建)



珍しい法然上人の横たわる姿。亡くなる前の様子を表したのだという



虎の間



松の間



金戒光明寺の庭。法然上人がたどった跡を模しているのだという



昭和19年は戦時中のため、金属が使えずに木で作成されている


■え? アフロヘアの仏様?
なお金戒光明寺には、アフロヘアにも見えてしまう石仏「五劫思惟阿弥陀仏」がある。なぜ髪の毛(螺髪)が多くなっているかというと、もろもろの衆生を救うために五劫という長い時間修行をした結果、髪の毛が伸びてうず高くなってしまったからだという。現代で言うファッションとは違うことに注意。


五劫思惟阿弥陀仏(このアフロヘアには深いワケがある)



山門から京都市街を望む



こちらも京都市街の様子



山門の中に安置されている仏像と羅漢像


金戒光明寺の特別公開は11月9日~12月2日まで。その際には伊藤若冲の屏風絵も展示されるとのことだ。


伊藤若冲の屏風絵



屏風絵を拡大したところ


■庭園が非常に美しい圓光寺
次に訪れたのが京都の洛北に位置する圓光寺。禅宗のお寺だが、ここは徳川家康が建立したお寺。国内教学の発展を図るため、下野足利学校第九代学頭・三要元佶を招いた学校として開かれた。ここでは出版事業も行われ、現存する日本最古の木活字も残されている。


圓光寺の正門


圓光寺に入ってすぐに目に付くのが渦を巻き、さまざまな流れを見せる白砂を雲海に見立てて、天空を自在にかける竜を石組みで表した枯山水だ。


とても美しい枯山水


そして中に入ると、牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして作られた池泉回遊式庭園である「十牛之庭」。「借景」を基本として作られているので、部屋の中から眺めるのがしきたりだ。秋は真っ赤に色づく紅葉が人気で、とても美しい。初夏の青紅葉、秋の紅葉、そして晩秋の落ち紅葉と3つの景色が楽しめるという。


十牛之庭



十牛之庭のお地蔵さま(笑顔が可愛らしい)



額縁庭園


この庭には、地中に埋められた亀に水滴がしたたることで鳴り響く水琴窟もあるので、ぜひともその清らかな音色を楽しんでほしいところだ。


水琴窟。その音色をぜひとも聞いておきたい


そして圓光寺にはモシュ印とコケ寺リウムが置かれている。コケで作られた御朱印と、お寺のジオラマ。こちらも楽しんでみてはいかがだろうか。なお今回の旅キャンペーン期間は9月1日~11月30日まで。


圓光寺に置かれているモシュ印とコケ寺リウム


■“京都大原”と言えば三千院
最後は「女ひとり」の歌で有名な三千院。ここは天台宗のお寺で、伝教大師最澄上人が比叡山延暦寺建立の時、草庵を結ばれたのに始まるという。五箇室門跡の1つで、皇子や皇族が住職を務めた。


三千院の御殿門


986年に恵心僧都源信が父母の菩提のために姉の安養尼とともに建立したと伝えられている「往生極楽院」、江戸時代の茶人・金森宗和が修築したと言われる「聚碧園」、後白河法皇により始められた宮中御懺法講を伝える道場である「宸殿」、智証大師作と伝えられる秘仏・金色不動明王を祭る「金色不動堂」、2006年に開館した重要文化財収蔵施設の「円融蔵」などがある。


室内から聚碧園を望む



まるで絵画のフレームに収まったかのようなお庭



聚碧園ごしに客殿を望む



様々な種類のコケが生えている



往生極楽院



苔で寝そべるようなわらべ地蔵(作:杉村孝)



コケの中にたたずむわらべ地蔵(作:杉村孝)


こちらにもモシュ印とコケ寺リウムが置かれている。なおモシュ印だが、乾燥した苔を使って作られているのだという。


三千院のモシュ印とコケ寺リウム


なおJR東海の「そうだ 京都、行こう」では、苔名所ガイドブック「コケと苔庭 京都旅」と「地下鉄・バス一日券」が付く特別旅行商品が発売されている。お寺回りの移動には便利な商品なので、利用してみるとよいだろう。

また対象の寺院を巡って「#モシュ印」または「#コケ寺リウム」をInstagramに投稿するとAmazonギフト券がプレゼントされる「モシュ印/コケ寺リウムキャンペーン」も行われる。

これから紅葉を迎える京都。静かな秋のひとときを、モシュ印とコケ寺リウムを見ながら、お寺さん回りをしてみてはいかがだろう。

そうだ 京都、行こう

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JR東海主催、京都・ミスきものと行く「京の冬の旅・京の冬の旅連動商品」プレスツアー体験レポート

京都・ミスきものと行く「京の冬の旅・京の冬の旅連動商品」プレスツアー


京都旅行と言うと、多くの人々は修学旅行で出向いたという経験が多いだろう。ほぼ市内全域が観光地と化していて、周りを見れば学生たちか外国人観光客ばかり、というイメージ。でも、それは京都が見せる顔のひとつでしかない。

京都盆地は夏暑く、冬は底冷えすると言われ、旅行客が減少する傾向があると言われ、そうしたことから春先から初夏、そして秋と観光にもってこいの季節に修学旅行が行われている。学生時代に京都に修学旅行に出向いた人たちは、ほぼそうした季節に京都旅行を体験しているだろう。

こうした観光シーズンを外れた季節、特に京都が冬に見せる顔というのをご存じだろうか。大勢の観光客でごった返し、数珠つなぎに並ばないと見て回れない神社仏閣、土産物屋のレジにできる長蛇の列。そうした雑多なイメージとは違った顔を見せるのが冬の京都なのだ。

今回したり顔で滔々と冬の京都について論じたのには理由がある。実際に冬の京都に出向き、京都が持つ冬の顔を体験してきたためだ。

JR東海が主催する「そうだ 京都、行こう。」のキャンペーンとして『そうだ 京都、行こう。」×「京の冬の旅」コラボレーション』のプレスツアーが実施され、幸運にも参加できた。ツアーには2017京都・ミスきもの 境 沙織さんも同行。そこで同ツアーの様子をお届けしたい。

■「そうだ 京都、行こう。」×「京の冬の旅」コラボレーション商品とは?
「そうだ 京都、行こう。」コラボレーション商品は、往復の新幹線とホテルに加え、「京の冬の旅」非公開文化財特別公開1か所を拝観できるバウチャー券、「限定新作京菓子+お茶のセット」と引換えられるバウチャー券がセットになったオトクなプランだ。

特に非公開文化財特別公開というのは、修学旅行シーズンなどでは見ることが出来ない重要文化財を拝観できる貴重な機会である。

ところで、ここで、「京の冬の旅」についても軽く触れておきたい。「京の冬の旅」は京都市と京都市観光協会が毎年行っている恒例の冬の観光キャンペーンで、2018年1月1日から3月21日まで実施される。

今回で第52回を迎える。今回のテーマは「明治維新150年記念」と「西郷隆盛」で「非公開文化財特別公開」をはじめ、ゆかりの地を定期観光バスで巡る特別コースや、「伝統産業・文化」「朝観光・夜観光」「京の食文化」の3つの切り口のもと、多彩なイベントが実施されることになっている。

■西郷隆盛が倒幕計画を練った「東福寺即宗院」
西郷隆盛ゆかりの地として「東福寺即宗院」がある。同寺は薩摩の守護大名・島津氏久の菩提を弔うため、室町時代に創建された。西郷隆盛と幕末の勤王僧・月照上人がここで密かに倒幕計画を練ったとされる。

また鳥羽伏見の戦いでは、薩摩軍がこの寺の裏山山頂から洛中に向かって砲撃を加えたと伝えられている。なお砲撃とは言っても、当てることが目的ではなく大砲の音で敵を驚かせることが目的だったそうだ。

西郷隆盛と月照上人について語る同寺の前住職・杉井玄慎さん


本堂では島津家ゆかりの火鉢や重箱のほか、徳川十五代将軍慶喜筆の掛け軸などの寺宝を特別展示していた。境内には、西郷隆盛が自筆した「東征戦亡の碑」が建つ。また鎌倉時代の公家であった関白藤原兼実の山荘「月輪殿」跡である庭園も見学できた。

徳川十五代将軍慶喜筆の掛け軸などの寺宝の特別展示。

■狩野元信筆と伝わる大涅槃図が見られる「妙覺寺」
「妙覺寺」は日蓮宗京都十六本山のひとつだ。荘厳な「祖師堂」には、日蓮聖人、日朗上人、日像上人の三菩薩坐像が安置されている。本堂北には「華芳塔堂」と呼ばれる安土桃山時代の塔堂が建つ。この堂内には狩野派の絵師によって描かれた扉絵がある。

日蓮聖人、日朗上人、日像上人の三菩薩坐像が安置された「祖師堂」


さらにその中の石塔には日蓮聖人が比叡山修行中に書写した法華経を納めたと伝えられている。

「法姿園」は緑の苔が美しい庭園で、冬だけでなく、四季折々の姿を楽しむことができる。境内墓地には絵師狩野元信、永徳などの墓がある。

今回の見所のひとつは狩野元信筆と伝わる「大涅槃図」だ。釈迦の涅槃すなわち入滅 (死) の情景を表したものだが、幅約4.6m、高さ約5.9mの巨大なもので、間近で見ると圧倒されるほどの迫力がある。

2017京都・ミスきもの 境 沙織さんと「大涅槃図」


京の冬の旅期間中は本堂内に画家塩澤文男氏による「お釈迦様と四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)の巨大仏画の公開制作を行う。幅約12メートルの巨大なものだが、四天王はそれぞれが分離できるようになっている。今後、背景が加筆されるという。

お釈迦様と四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)の巨大仏画


■京野菜をランチで楽しめた「漬け野菜isoism」
ちょうどお腹が減った頃、ランチで立ち寄ったのが「漬け野菜isoism(イソイズム)」だ。伝統的な「お漬けもん」の技法にとらわれることなく、自分たちのやり方で京野菜を漬け込んでいる。漬け方も、味噌漬けだったり、酒粕漬けだったり、オイル漬けだったりと、実に様々だ。

お店で出される「漬け野菜」は買って帰ることもできる


ツアーでは、漬け野菜とともに土鍋の炊き込みご飯を堪能。どの漬け野菜もその野菜に合った漬け方で大変美味しかった。特に土鍋の炊き込みご飯には適度にお焦げがあり、これが非常に美味しく、炊飯器で炊いたものとは違うことが実感できた。

漬け野菜とともに土鍋の炊き込みを堪能。ごちそうさまでした


■美味しい京菓子とその歴史を学べる「俵屋吉富烏丸店 京菓子資料館」
京都に来たら、京菓子を食べずには帰れない。今回のツアーでは、「俵屋吉富烏丸店 京菓子資料館」にお邪魔した。同店は宝暦5年(1755年)創業の老舗京菓子屋で、「菓心求道」"常にいい菓子を求め、菓子道に励むこと"を志に、今日まで京菓子作りを続ける。当日は、限定新作京菓子+お茶のセットを楽しむことができた。

月ごとに異なる和菓子が出される


京菓子資料館は、和菓子の歴史を学べる資料館だ。誰にでもわかりやすくするために、古くから伝わる資料に加え、唐菓子(からがし)の模型も公開されている。さらに国内でも希少な糖芸菓子の常設展示も見所のひとつだ。

お菓子の芸術、創作菓子の糖芸菓子を常設展示している京菓子資料館
※特別な許可をとって撮影しています※


■綾瀬はるかさんも訪れた!お風呂屋さんをリノベーションしたカフェ「さらさ西陣」
「さらさ西陣」は築80年の「銭湯旧藤の森温泉」をリノベーションした異色のカフェだ。外観は、ズバリ昔の銭湯の面影がそのまま残されている。

築80年の「銭湯旧藤の森温泉」の面影が残る「さらさ西陣」


そして店内に入ると、格天井と呼ばれる立派な高い天井とともに、美しいマジョリカタイルに魅了される。店内には、綾瀬はるかさんが訪れたときの写真も展示されていた。

2017京都・ミスきもの 境 沙織さんと一緒に銭湯カフェを堪能


ケーキは全部で6種類。筆者は紅茶とシフォンケーキを食したが、どちらもこだわりの逸品だけあり、大変美味しく頂戴した。2017京都・ミスきもの 境 沙織さんと一緒だったせいか、余計に美味しく感じられた。

ケーキは全部で6種類。どれもこだわって作られている。


かなりの駆け足だったが、京の名所と食を十分に堪能できた。冬は寒いというイメージが強く、オフシーズンは足が遠のきがちな京都だが、訪れるだけの価値あるものが、冬の京都にはあった。

京の冬の旅
「そうだ 京都、行こう。」×「京の冬の旅」

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関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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ソフトバンクにてPCComputing、PCJapanの編集を経験した後フリーランス・ライターを経て現在に至る。PCハードウェア、Windows使いこなし、イメージングデバイスを語らせたらいつまでも話が止まらないPCヲタ。年甲斐もなくゆるキャン△でアウトドアに目覚めボーイスカウト以来のアウトドア再デビュー。IBMにてThinkPadのリペア技術員の経験アリ

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