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静岡デスティネーションキャンペーン

車両洗車を列車内から体験!精進料理を味わい、茶摘みも楽しんだJR東海「静岡デスティネーションキャンペーン」(後編)

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昨日「超高級ピアノを弾き、浜名湖で愛を叫び、うなぎパイを堪能したJR東海『静岡デスティネーションキャンペーン』(前編)」という内容でお届けした、JR東海が行っている「静岡デスティネーションキャンペーン」紹介記事。後編となる今回は浜松市北区にある、井伊家の菩提寺・龍潭寺からスタートする。

■井伊家歴代の菩提寺である龍潭寺へ
翌2日目は、朝ご飯を食べたあと、井伊家歴代の菩提寺である龍潭寺へお参りに行く。同寺は大河ドラマ「おんな城主 直虎」が放送されてから人が多く訪れるようになったとのこと。龍潭寺は臨済宗のお寺なので、いわゆる禅寺である。もちろん枯山水もある。

お寺の中には「丈六の釈迦牟尼佛」があり、これは遠州地方第一の大仏なのだそう。背丈が一丈六尺(約5メートル)なので丈六と呼ばれる。


龍潭寺の入り口。木がうっそうと茂っているのが美しかった



丈六の釈迦牟尼佛



とても見事な枯山水の庭



こちらは小堀遠州が作った石庭



井伊家代々の位牌



これが井伊直虎の位牌



井伊家初代である井伊共保が出生したと言われている井戸


■乗り鉄筆者のテンションMAXになった「天竜二俣駅」訪問
次に訪れたのは天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅。ここには転車台がまだ残されており、現役で活躍中だ。今回はツアーとして用意されている「洗って!回って!列車でGO!」を体験しに来た。筆者、天竜浜名湖鉄道は未乗車だったので、以前よりぜひとも行ってみたかったのだ。乗り鉄の筆者のテンションが最高潮になったのは言うまでもない。

ご存じのない方に簡単にご説明しておくと、東は掛川駅に始まり、浜名湖の北側をぐるりと回って新所原駅を結んでいる全長67.7キロの非電化路線。かつては国鉄二俣線だったのだが、廃止に伴い1987年3月に第三セクター化され、天竜浜名湖鉄道となった。

ちなみになぜこの路線が作られたかというと、東海道本線を補完するためだ。東海道本線は海側を通っており、万が一橋梁が攻撃を受けた場合に不通になってしまう。これを避けるためのバイパス路線として建設された。実際に終戦前後には地震や空襲により不通になったとき、何回かバイパス路線としての役割を果たしている。

さて天竜二俣駅だが、ここに天竜浜名湖鉄道の本社もあるため、非常に活気のある駅。昭和15(1940)年開業で、駅舎などはその当時のまま登録有形文化財となっている。


天竜二俣駅



渋みのある駅の表札



令和元年とは思えない、とても雰囲気のある待合室



今走っているTH200形気動車



これは駅近くにある寝台車オハ10(手前)と気動車キハ20。かなり荒れているが修復する予定とのこと。なお天竜浜名湖鉄道の持ち物ではない



ホームもなんとも言えない味がある



時刻表。随分とダイヤが厚いと思う



向こうに見えるのが洗車代と転車台



この車両で洗車&転車台体験をする。東海道線カラーに萌える



やってきた車両には「静マタ」。これは国鉄時代の静岡鉄道管理局遠江二俣機関区に所属する車両だという意味。超萌えた



洗車台を通過。自動車の洗車機の巨大バージョン(取材のため特別に撮影)



転車台、いつもより多めに回ってます(取材のため特別に撮影)



転車台と車庫を望む(取材のため特別に撮影)



車庫横では、国鉄時代からの鉄道関連グッズを展示している



天竜浜名湖鉄道の本社屋


■お昼は精進料理に舌鼓
2日目のランチタイムは袋井市にある曹洞宗のお寺、可睡斎(かすいさい)にて精進料理をいただく。可睡斎は「火防総本山 秋葉総本殿」で、火防信仰千三百年の歴史を誇る古刹だ。こちらの第十一世仙鱗等禅(せんりんとうぜん)大和尚は幼い家康を戦乱から救った人。家康が浜松城主になったときに、報恩のために城に招かれたのだが、和尚が居眠りをしてしまう。それを見た家康は「悪阻湯、睡る可し」としてその後「可睡和尚」呼ばれることになったのだという。それに伴い寺号も可睡斎へと改められたといういわれがある。

こちらでは数量限定(要予約)の精進料理を食べることができる。拝観料を含めて一人5,000円。典座和尚である小金山泰玄氏が作る精進料理はお茶づくしの「静岡お茶御膳」。袋井茶や抹茶をふんだんに使ったお茶の天ぷら、茶飯、抹茶胡麻豆腐などをいただける。


可睡斎に上る階段



山門をくぐると風鈴が出迎えてくれる



寺内には富士山を形取った赤い風鈴もある



精進料理をいただく場所。お寺なので正座して食事かと思っていたが、テーブル席だった



今回いただいた精進料理



可睡斎にあるトイレ。とても広々としている。トイレもなぜかありがたい


■人生初のお茶摘みを体験
今回のツアー最後に訪れたのは、お茶畑。言わずと知れた静岡はお茶の産地だ。掛川市東山にある「東山いっぷく処」近くのお茶畑で、人生初となる手摘みを体験した。

お茶はどこを摘めばよいかというと、「一芯二葉」といって、上の方の若い波賀2枚程度付いた茎をブチッとするのが正解だとのこと。すでに何回か積まれてしまった茶畑だったのか、なかなか葉の小さい若芽は見つからない。人が入らないような奥の方に行くと結構見つかったので無心になってかなりの量を摘むことができた。今回積んだお茶は持ち帰って粉チーズとニンニクを入れてミキサーにかけ、ペーストにして「お茶パスタ」として全部食べてしまった。バジルみたいでとても美味だった。


東山に広がる茶畑



こんな感じで摘んでいく



一休みした東山いっぷく処


以上のように2日間みっちりといろいろな施設を回り存分に静岡を堪能できた。東京からほど近くの静岡に、こんなにいろいろ観光できる場所があるとは知らなかった。これから初夏の陽気になってくるので、気軽に出かけるのにはちょうどいい場所である静岡、これまで知らなかった静岡再発見の旅に出てみることをおススメしたい。

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別冊旅の手帖 静岡
交通新聞社
2019-03-28



超高級ピアノを弾き、浜名湖で愛を叫び、うなぎパイを堪能したJR東海「静岡デスティネーションキャンペーン」(前編)

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JR東海は現在「静岡デスティネーションキャンペーン」を行っている。このキャンペーンについては以前『「しずおか元気旅」を満喫!JR東海の静岡デスティネーションキャンペーンツアーを一足先に体験』という記事でお届けした通りだ。その時は富士山や伊豆など、静岡県の東側を訪ねたのだが、今回は浜名湖周辺からスタートする別コースを紹介しよう。なお、訪れた場所があまりにも多かったため前編と後編に分けて紹介しよう。今回の旅は、浜松駅の「ヤマハイノベーションロード」を訪ねるところから始まった。

■ヤマハが手がけてきた楽器やオーディオ製品がずらっと並ぶ
ヤマハイノベーションロードは、ヤマハが新しく2018年7月にオープンさせた企業ミュージアム。ここにはヤマハの130年におよぶ歴史がぎゅっとつまっており、同社の創業から現在に至るまでの製品・サービスの軌跡をじっくりと学べる。これまでに2万人が訪れたそうだが、同社にとってこの場所は、ミュージアムのある建物を含めてイノベーションセンターと呼ぶ一大拠点になっていて、研究開発のスタッフを中心に4000人が働いている。

なおここには実際に触れることの出来る楽器が多数あり、その中には世界に25台しかない、1800万円(税抜)するベーゼンドルファーのグランドピアノも試し弾き可能。筆者は子供の頃ピアノを習っていたことがあったので、ここぞとばかりに弾いてみたのだが、弾き方を忘れてしまい、恥をかいただけだったかも。(要予約:053-460-2010


ヤマハイノベーションロードのあるヤマハ本社事業所



ヤマハイノベーションロードに入るとグランドピアノが目に入る。一番手前はヤマハ最高峰のコンサートグランドピアノCFX 1900万円(税抜)



これが世界に25台しかないレーゼンドルファーのピアノ。1800万円(税抜)



ヤマハの楽器たち



創業者である山葉寅楠が手がけた第一号型オルガン



40代後半以降の世代なら涙するといわれるシンセサイザーの名器「DX7」



ロシアの名ピアニスト、スビャトスラフ・リヒテルが愛用したピアノ



2か所、リヒテルの直筆サインが入っている



バーチャルバンドを聴けるシアターもある



案内してくれた館長が見事な演奏を聴かせてくれた

■干潮時の浜名湖で愛を叫ぶ
続いて移動したのは浜名湖。浜名湖は、もともと淡水湖だったが、江戸時代に起きた地震による大津波で海とつながってしまったので、海水と淡水が混じる汽水湖となった。このため生息する魚類や貝類も多く、うなぎが捕れることでも有名になった。

浜名湖の水深は、浅い場所も多いため干潮時には干潟になる部分もある。干潟の近くまで船で行き、上陸して浜名湖を楽しむというツアーも用意されている。今回は岸からちょっと離れたところにある干潟を目指す。桟橋が作られているのでそこにまずは上陸。水深は30センチ程度なので、浜名湖に入ってじゃぶじゃぶと干潟まで歩いていく。

干潟はかわいらしいヤドカリやカニで一杯だった。そして浜名湖の“ほぼ真ん中”の場所を目指し、年甲斐もなく愛を叫んできた。


今回は特別な場所から出発。通常は浜松駅近くから出航している



浜名湖って大きい!



これが干潮時に浜名湖にできる干潟



奥の桟橋で船から下りて、そこからは歩いて行く



たくさんのかわいい海洋生物に出会う。真ん中は直径1センチくらいのヤドカリ



カニもいた



扉絵のほかに、様々なポーズで愛を叫ぶ

■お昼は待望のうなぎをいただく
そしてランチタイム。浜名湖と言えばうなぎ。ということで舘山寺近くにある「志ぶき」を訪ねた。いただいたのは「二色小丼」(2,980円)。蒲焼きと白焼きの2つが楽しめる贅沢なお膳だ。やっぱり本場で食べるうなぎは格別においしい。特に白焼きのサクサク感がなんとも言えなかった。


舘山寺近くにある「志ぶき」



いただいた二色小丼

■愛を叫んで満腹になったら花を愛でにフラワーパークへ
浜松の名所であるフラワーパークもはずせない重要なスポットだ。数々の花が咲き乱れ、心を和ませてくれる。訪ねた5月中旬ではバラ、ジャカランダ、ベニヒモノキ、ニオイバンマツリといった花たちが見頃だった。


フラワーパーク入り口



入り口近くには「今日のみどころ」として、今園内で見所の花を教えてくれるボードも



園内は「フラワー号」(有料)で回ることができるので歩きたくない人は利用するといい



道の両側に咲き誇っていた花たち、花小径といった風情だ



花の名前がわかればいいのだが、不勉強なのできれいな花としかわからない



ローズピンクが美しい



こちらは真っ赤なバラ

■夜のお菓子を作っている拠点に潜入!
浜松といえば「うなぎパイ」を思い浮かべる人も多いだろう。うなぎパイを作っている春華堂では工場見学のための施設を作っており、予約がなくても楽しめるようになっている。予約をしておくとコンシェルジュが付いてくれて、場内を案内してくれる。

うなぎパイは小麦粉に水、バターのほか、うなぎの頭と骨を煮出し粉末乾燥させた粉が入っている。1日20万本が作られており、多い日には25万から30万本にもなるそうだ。ちなみに年間となると8000万本が作られるのだが、これを並べると地球の直径と同じ長さになるらしい。

「窯出しうなぎパイツアー」ではコンシェルジュさんの説明を聞いたあと、できたてのうなぎパイミニを試食。抹茶とコーヒーが選べるのだが、ここはアイス抹茶を選んでいただくことにした。温かいうなぎパイを食べるのは初めてだが、とてもサクサクでおいしかった。

なお、焼き立てうなぎパイミニが食べられる「窯出しうなぎパイツアー」は事前にWeb予約が必要で、一人500円の参加費がかかる。また6月30日までの期間限定となっているので、焼きたてのうなぎパイを食べたいなら速攻で予約しよう。


うなぎパイ工場を見られる工場へ



コンシェルジュさんがうなぎパイの作り方について解説してくれる



うなぎパイを作っている様子



職人の人が一つずつ検査



上から見たところ。すごく大きな工場だった



完成したうなぎパイの箱をダンボールに詰める機械



工場ではできたてのうなぎパイが食べられるスペースも用意されている



完成したばかりのうなぎパイ、まだあたたかい!



袋に一つずつ入れて渡してくれます

■かんざんじロープウェイに乗って特別に夕日を拝む
JR東海「静岡デスティネーションキャンペーン」の一環として、夕方にかんざんじロープウェイと浜名湖オルゴールミュージアムを訪ねられる「夕焼け空中散歩ツアー」が6月30日まで行われている。これは浜名湖オルゴールミュージアムでオルゴールの音を楽しんだあと、「恋人の聖地」に認定された展望台から夕日に彩られる浜名湖を見ることができるツアーだ。

オルゴールは70点展示されており、高さ6メートルの吹き抜け空間でその音を聴くことができる。正面に据えられた大きな「フェアグラウンド・オルガン」は、とても迫力のある音色だった。1820年頃にヨーロッパのお祭り広場で活躍していたという。

待ち望んでいた夕日は、少し雲がかかっていたので心配だったが、山陰に沈むその姿をばっちりと拝むことができた(ただし、独りで・・・)。


浜名湖オルゴールミュージアムにある大きなフェアグラウンド・オルガン



こちらは円盤形のオルゴール。バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、「箱根八里」、星野源の「恋」、「夕焼け小焼け」を聴かせてもらった



浜名湖の夕日

■1日の終わりはゆったりと温泉に浸かる
今夜の宿は「ホテルウェルシーズン浜名湖」。大浴場もある、とても大きなホテルだ。落ち着いて休める雰囲気を持っており連泊したいと思わせる魅力があった。晩御飯は「浜松パワーフード」と呼ばれる食材で作られた御膳であった。浜松パワーフードとは、徳川家康の躍進を支え、現在も浜松市が「健康寿命日本一」であることを支える浜松・浜名湖地域産の旬の食材やその食材を使った料理のことを指す。今回は「水菜の胡麻和え」、「烏賊の麹漬け」、「静岡茶蕎麦」、「椎茸」、「しらす」が含まれていた。


ホテルウェルシーズン浜名湖。いい感じのホテルです



「浜松パワーフード」を含む御膳


ということで初日は終了。二日目の様子は後編へと続く。

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別冊旅の手帖 静岡
交通新聞社
2019-03-28


「しずおか元気旅」を満喫!JR東海「静岡デスティネーションキャンペーン」ツアーを一足先に体験

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ITライフハックではこれまで、JR東海の「そうだ 京都、行こう」キャンペーンなど、数々のツアーに参加してその内容をお伝えしてきた。今回お伝えするのは、JR東海とJRグループ、静岡県が今年の4月~6月にかけて行う「静岡デスティネーションキャンペーン」。JR東海が厳選した観光スポットを巡るというものだ。

ツアーの概要だが、旅行は3月14日、15日の両日に渡って開催された。1日目は静岡県富士山世界遺産センターをスタートしてクレマチスの丘へ移動。そこからは三島スカイウォークを経由して韮山反射炉を訪ねるというも。2日目には土肥港から駿河湾フェリーに乗って清水港へ行ったあとは、三保の松原を見学。そして清水魚市場を訪ねたあと日本平へ向かい、そこから久能山東照宮にお参りする。では順を追って紹介していこう。

■晴天のもと富士山を拝む
最初に訪れた静岡県富士山世界遺産センターは、2017年12月23日に開館した施設。世界文化遺産である富士山の普遍的価値を伝える施設で、富士山本宮浅間大社の鳥居に接して建てられている。


富士山本宮浅間神社の鳥居の脇にある静岡県富士山世界遺産センター


展示棟は1階から5階まであり、らせん状のスロープでできている。途中には富士山の風景などがあり、これを上ることで「疑似登山」が体験できるというものだ。


逆さ富士のように作られている静岡県富士山世界遺産センター。それが水面に映って正立の富士山が見えるという仕組み


富士山のいろいろがわかる展示


タッチパネルで展示を変えていくことができる(取材のため特別に撮影しています)


静岡県富士山世界遺産センターのあとは、近くにある富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)へ。富士山信仰の「浅間神社」は各地にあるが、全国に約1,300社ある浅間神社の大元となるのがこの富士山本宮浅間大社だ。


富士山本宮浅間神社の参道


富士山本宮浅間神社正面


大社の中にある「湧玉池」は国指定の特別天然記念物。富士山の雪解け水が溶岩の間から湧き出ており、湧水量は1秒間に3.6キロリットルという膨大なもの。年中ほとんど増減がないそうだ。


水がこんこんと湧き出でている湧玉池


手をすすぐことができる


なおこの富士山世界遺産センターと富士山本宮浅間大社を巡る「富士山満喫トレイン」が4月13日に運行される。区間は三島発、富士宮着というもの。JR東海ツアーズが発売している旅行商品だが、須山浅間神社と富士山本宮浅間大社を特別参拝するほか、営業終了後の富士山世界遺産センターを訪ねることができる。なお列車も御殿場線から東海道線を通り、身延線に至るという特別なルートを運行するため、車内からもさまざまな富士山を楽しめるのが特徴だ。

■「クレマチスの丘」でジュリアーノ・ヴァンジの彫刻を楽しむ
その後は絵画や彫刻、写真、食、そしてクレマチスなどの花を楽しめる「クレマチスの丘」へ移動。ちょうどお昼時だったので、クレマチスの丘にある日本料理「テッセン」でおいしいお食事をいただいた。


日本料理「テッセン」正面


今回提供していただいたのは、4月から限定で味わえる、静岡の食材を中心として使用した「静岡デスティネーションキャンペーンランチ」だ。ひとつひとつがとてもおいしく、ついついご飯のおかわりを、お願いしてしまったくらいだ。


とても明るい店内


当日いただくことができた「静岡デスティネーションキャンペーンランチ」


満腹になったあとは、となりにある「ヴァンジ彫刻庭園美術館」へ。ここは2002年4月に、現代イタリアを代表する具象彫刻家・ジュリアーノ・ヴァンジの個人美術館として開館したもの。見晴らしのよい庭園はヴァンジゆかりのフィレンツェ、ベルヴェデ-レのオカを彷彿とさせる。


ジュリアーノ・ヴァンジの彫刻。外に展示されているものは自由に触ることができる


館内の丘


館内に咲くクレマチス


クリスマスローズも咲いている


このような不思議な彫像も


なお、静岡県の特定地域がフリー区間として乗り放題になる「ふじのくに家康公きっぷ」を使うと、ヴァンジ彫刻庭園美術館のほか、ベルナール・ビュフェ美術館、井上靖文学館の入館料が100円割引になるので、訪ねてみると良いだろう。

■ 長大な「三島スカイウォーク」に驚く
次に訪ねたのは、歩行者専用のつり橋としては日本最長となる「三島スカイウォーク」だ。全長はなんと400メートル。富士山や駿河湾、伊豆の山並みが一望できる観光スポットだ。設立された当時は、つり橋だけの施設にどれくらい人が集まるのか? といぶかしがられたそうだが、ふたを開けてみたら何百万人もの人が訪れる有名施設となった。今回訪れたときも、外国から観光客が大勢訪れていたのが印象的だった。

今ではつり橋のほかに、森の中を楽しめる「フォレストアドベンチャー」や、ロープで橋と橋の間を渡る「ロングジップスライド」など、さまざまな娯楽施設も作られている。

なおゴールデンウィーク期間の5月3日~5日には、夜の間に渡ることができる「ナイトスカイウォーク」も開催される。花火も打ち上げられるので、この期間に訪ねてみるほうが、より楽しめるだろう。


三島スカイウォーク。曇り気味だったのが残念


三島スカイウォークから駿河湾を望む


ギフトショップには生花で彩られた天井が


■夕暮れの韮山反射炉に歴史を感じる
1日目最後は歴史的建造物である「韮山反射炉」だ。江戸時代末期、開国前夜に作られた同反射炉は、日本で二つ残存する反射炉のうち実際に稼働し、大砲を鋳造しており、実用反射炉としては唯一となる。石炭などを燃料として発生させた熱や炎を炉内の天井で反射させ、一点に集中することで鉄を溶かして鋳造を行った。2015年には「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界遺産に登録されている。


韮山反射炉


夕日に映える韮山反射炉


反射炉の内部を見ることができる


韮山反射炉で作られたといわれている大砲


同反射炉の観光に便利なのは「静岡DC伊豆フリーきっぷ」と「ふじのくに家康公きっぷ」。どちらかの切符を提示すると、一般の観覧料が500円から300円に割引される。

■駿河湾を横断するフェリーに乗船
2日目はまず、土肥港から駿河湾フェリーに乗船した。駿河湾フェリーは伊豆の土肥港と清水港を結ぶ観光フェリーだが、静岡県から「県道223号」(ふじさん号)の認定を受けている。


土肥港と清水港を結ぶ駿河湾フェリー


フェリーの航路は「県道223」


ツアーでは特別に操舵室に入れてもらうことができた。操舵室には安全に船を進めるための機械がたくさん並んでいる。乗り物好きにはたまらない光景だ。


操舵室内部


説明してくれた船長の田尻正人さん


■世界遺産となった三保松原を訪ねる
続いては2013年6月に世界遺産に指定された三保松原へ。その途中には「静岡市三保松原文化創造センター」がある。3月30日からの開館だが、そのオープン前に中を少しだけ見せていただいた。館内には三保松原にある「羽衣の松」にまつわる伝説の展示などが行われている。

なお階段を通って屋上に行くこともでき、そこからは絶景の富士山を眺めることができるので、ぜひとも訪ねてほしいポイントだ。


静岡市三保松原文化創造センター


センターの屋上から見える富士山


館内の展示


約7キロの海岸に約3万本もの松が生い茂る三保松原。当日はそれほど風があるわけではなかったので、波しぶきも穏やかで、かの浮世絵師歌川広重が描いたという三保松原の様子を堪能することができた。ちなみに今の羽衣の松は3代目とのこと。


三保松原にある「羽衣の松」


海岸から三保松原と富士山を望む


お次は昼食タイム。「清水魚市場」にある「河岸の市」で昼ご飯をいただく。ここは「新鮮でおいしい魚をもっと気軽に食してほしい」という思いを持った仲卸業者が集まって作り上げたという。新鮮な魚や海産物を手頃な価格で楽しめるので、絶対に訪れておきたい。


清水魚市場の河岸の市


お昼にいただいた新鮮な刺身


食堂のほかに鮮魚などを買い求められる


■オープンしたての「日本平夢テラス」
清水港をあとにして、次は日本平にある「日本平夢テラス」へ。ここは2018年11月にオープンしたばかりの施設だ。日本平は標高300メートルの丘陵地で、富士山や清水港、伊豆半島、そして南アルプスまでが見渡せる。


日本平夢テラス


日本平がどのようにしてできたのかをプロジェクションマッピングで投影


日本平から望んだ富士山。ちょっと天気が悪かった


■ロープウェイで東照宮へ
日本平を後にして最後に訪ねたのは「久能山東照宮」。東照宮の名前の通り徳川家康を祭る神社だ。家康を祭った神社としては日光東照宮も有名だが、久能山東照宮との違いは「お墓と仏壇の違い」とのこと。家康のお墓があるのが久能山東照宮で、家康を祭っているのが日光東照宮。どちらも大事なのだとか。


日本平から久能山東照宮を結ロープウェイ


久能山東照宮


久能山東照宮本殿の風景(取材のため特別に撮影しています)


特別に拝観できた内部


徳川家康の墓地


久能山東照宮、江戸城、日光東照宮の位置にはそれぞれ関係がある


久能山東照宮には「久能山東照宮博物館」が併設されており、徳川家康の日常品のほか、歴代将軍の具足などが保存されている。


ずらっと並んだ歴代将軍の具足(取材のため特別に撮影しています)


家康が使っていた「金溜塗具足」。重要文化財だ(取材のため特別に撮影しています)


なお3月31日には「静岡DCオープニング号」を東京発と名古屋発で静岡駅に向けて運行。これには久能山東照宮での特別拝観と、博物館で行われる「徳川歴代将軍 名宝展」をガイド付きで鑑賞できる旅行商品と、静岡浅間神社の大拝殿と本殿を特別に見ることができる旅行商品も発売される。

以上、静岡デスティネーションキャンペーンの内容をお伝えした。静岡県の東部には、意外なほど名所旧跡が多いことがご理解いただけたと思う。東京からほど近いながら、同県を訪ねたことがない人も多いのではないだろうか。本記事を参考にして、ゴールデンウイークには春の静岡旅行を計画してみてはいかがだろうか。

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