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PCを買い換えたときにはこれ!簡単にデータ移行ができる「EaseUS Todo PCTrans Pro 10.5」

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イーザスソフトウェアの「EaseUS Todo PCTrans Pro 10.5」(以下、PCTrans)は、1つのPCからもう一つのPCへ設定を転送したり、イメージファイルを作成してアプリや写真、音楽、ファイル、ユーザーアカウントを新しいPCへ転送したり、アプリを別のドライブに移行したいと思ったときに使えるアプリだ。

PCTransを起動したあと、左ペインのメニューに「PCからPCへ」「イメージ転送」「アプリの移行」と、PCTransでできることが表示されるので、感覚的にも分かりやすい。それぞれの項目で何ができるのか、順を追って紹介していこう。

■1つのPCから別のPCへ環境を移行する
「PCからPCへ」のメニューでは、いま使っているPCのアプリや写真、音楽。ファイル、ユーザーアカウント、設定の情報をほかのPCへ簡単に移行できる。新しいPCを購入したときなどには威力を発揮する。

やり方は簡単で、転送元と転送先のPCでPCTransを起動しておき、同じネットワーク内にいる場合は「PCからPCへ」をクリックし、あとは自動で接続先のPCを瞬時に検索して表示してくれるので、移行先のPCを選べばよい。そのあとは、移行先のPCに設定されているパスワードを入力すれば接続完了。「このPCから他のPCへ転送する」を選べば、ドライブ内のデータをPCTransが検索して自動的に転送してくれる。新しいPCを買ったときなど、前の環境を移行するのは、手動でやるとするとかなり面倒くさい作業なのだが、PCTransを使えば数クリックで終わるので、とても簡単だ。


転送先のPCを同じネットワークに接続しておけば簡単に転送できる



そしてPCを検索する。ただし瞬時に見つかる



接続したいPCを選ぶ



接続側のPCではこの画面が表示されて接続されたことが分かる



接続先のPCのパスワードを入力する



転送する方向を指定する。もちろん起動したPC側を選ぶことも可能



転送するデータを分析して自動的に転送してくれる


■PCにある写真や音楽、ユーザーアカウントをイメージで保存する
「イメージ転送」では、PC内のデータをイメージとしてバックアップしたり、そこから書き戻すことができる。写真やOffice関連のデータなど、万が一PCがクラッシュしてしまったときになくしては困るデータを保存できるのはうれしい。

こちらも手順は簡単で、「イメージ転送」の項目を選び「スタート」をクリック。イメージを作成するか、復元するかを選ぶ画面が表示されるので、作成か復元かを選択すればよい。そのあとは、イメージを作成するなら保存場所を決め、アプリやファイルなど、イメージを作成したい項目を選び「作成」をクリックすれば完了だ。あとは自動的にPCTransが作業してくれる。復元の場合は、イメージが保存されている場所をPCTransが探してくれるので、それを選んで復元すればOKだ。


「イメージ転送」を選んでバックアップ開始



転送するイメージの作業方法を選ぶ



イメージファイルを作成するためにイメージ名とフォルダを指定する



作成したい項目をクリックして選ぶ。洗濯すると右上に青い印が付く



イメージの転送が始まるとこのような画面に変わる


■PCに入っているアプリをほかのドライブへ移行する
「アプリの移行」では、現在使っているドライブにインストールされているアプリを、ほかのドライブへ移行してくれる。メインにSSD、サブに大容量HDDを利用している人もいるだろう。SSDの容量が限られている場合はすぐにアプリでいっぱいになってしまうので、あまり使う頻度が高くないアプリを、大容量HDDに移行させるのも一つの手だろう。

こちらも手順は簡単。「アプリの移行」を選んだら、次の画面で移行させたいアプリを選び、「転送」をクリックするだけだ。なお転送したいファイルは、ファイル名や容量でソートできるので、容量を大きく取っているアプリを選ぶことも簡単にできる。


アプリを別ドライブに転送する



転送したいアプリを選んでチェックを付けるだけ



容量でソートをかけて表示することも可能だ



あとはPCTransが自動的に転送してくれる<0/div>



転送が完了するとこの画面が表示される


これまで見てきたように、PCTransを利用すればデータの移行やバックアップが簡単にできることはお分かりいただけたと思う。いま使っているPCのデータを、ほかのPCへ移行したい時には便利に使えるのがPCTransだ。

EaseUS Todo PCTrans Pro 10.5

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創業15周年!iPad miniやAmazon Echo Dotなど豪華賞品が当たる!EaseUSの三行詩募集キャンペーン「EaseUSと私」コンテスト

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これまでITライフハックでも、製品を紹介してきたPC向けのユーティリティソフトを手がけるEaseUSが、同社の創業15周年を記念して「EaseUSと私」という三行詩を募集中だ。これに応募すると総額10万円以上の豪華賞品がプレゼントされるキャンペーンを実施中だ。

■これまでの同社製品の感想や同社についての印象を三行の詩にするだけ
応募の内容は、これまでの同社製品についての感想や、同社についての印象を三行詩にするというものだ。iPad miniやAmazon Kindle、Amazon Echo Dot、Amazonギフト券が商品として用意されている。すでにいくつかの三行詩が応募されているので、それらを参考に応募してみるといいだろう。

なお、同社の製品のことをよく知らないという人は、これまで紹介してきたレビュー記事を参考にするといいだろう。

わずらわしい操作不要でiPhoneやiPadのファイルを簡単にバックアップできる「EaseUS MobiMover」

これは困った!消失したデータを復活させるMac用復元アプリ「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」

失敗することなく簡単にパーティションの管理が行える!「EaseUS Partition Master Professional」

業務用パソコンに特化した高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup Workstation 11.5」

もしもの場合への備えはもちろん、ドライブ換装時にも活用できる!EaseUS Todo Backup Home

間違ってフォーマットしても大丈夫!簡単操作でファイルを復元できる「EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0」


応募の受付は特設サイトで6月20日まで受け付ける。

■キャンペーン概要
・応募内容
1.EaseUSの任意製品へのご利用感想
2.EaseUSに対するご印象
3.「EaseUSと私」に関わる内容
・応募資格:日本国内在住の方(国籍・年齢・性別は問いません)
・応募締切:2019年6月20日(木)18:00まで
・応募作品について
1.自作で未発表のオリジナルのものに限ります。
2.ひらがな、カタカナ、漢字、数字などを使用した日本語での投稿に限ります。
3.応募作品は、第三者の権利を侵害しないもの及び公序良俗に反しないものに限ります。
・賞品
1等賞(1名様):iPad mini 64GB ゴールド
2等賞(2名様):NewモデルのKindle 4GB
3等賞(3名様):第3世代Echo Dot
特別賞(9名様):Amazonギフト券2,000円分
そのほか

■投稿について
1.応募作品は返却いたしません。
2.作品の著作権、発表に関しては弊社(EaseUS Software)に帰属することとなりますので、ご了承をお願いいたします。
3.受賞決定後、既に発表されているものと同一又は類似のものであることが判明した場合、受賞を取り消すとともに賞品の返還を求めることがありますのでご注意ください。
4.受賞作品は弊社のメールマガジン、公式サイト、印刷物等に広く使用いたします。
5.ページでのご投稿に失敗した場合、メールでのご投稿も可能です。
※メールでのご投稿の場合、info@easeus.comまでご投稿ください。
※メール名に「三行詩投稿」をご明記ください。
※メール本文に、三行詩、ご氏名(ニックネーム)及び職業をご記入ください。

■個人情報の取り扱い
応募に際して記載された個人情報は、本募集キャンペーンに関連する用途以外には使用しません。ただし、採用作品の発表時には、ニックネーム及び職業を公表させていただきます。

■投票方法
投票ページにて、おひとり様につき1日1回ご投票いただけます。最終の投票数を参考にして、受賞作品を選定いたします。

■受賞発表
1.発表時間:2019年7月2日(火)正午12時
2.発表方式:弊社は、本キャンペーン投稿時にご入力頂いたメールアドレス宛に受賞情報をお知ら致しますとともに、キャンペーンのページでも掲載いたします。当選発表後、2019年7月3日(水)18時までにお返事をいただけなかった場合、賞品獲得権利を取り消させていただきますのでご了承ください。

■賞品のお届けとプレゼント
1.当選者を発表後、受賞賞品(iPad mini 64GB ゴールド、NewモデルのKindle 4GB、第3世代Echo Dot )はヤマダウェブコム(yamada-denkiweb.com)やAmazon(amazon.co.jp)からご購入し、ご提供の住所までお届けいたします。
※海外の住所にはお届けいたしかねますので、ご了承ください。
※賞品が欠品中の場合、再入荷後のお届けになりますので、しばらくお待ちください。
2.Amazonのギフト券はメールアドレス宛にメールにてご送信致します。
3.投稿者全員は、応募当日に投稿フォームでEaseUSのクーポン券を取得できます。

■お問い合わせ先
本キャンペーンについて、ご質問やご意見などがございましたら、お気軽にinfo@easeus.comまでお申し付けください。


「EaseUSと私」応募ページ

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わずらわしい操作不要でiPhoneやiPadのファイルを簡単にバックアップできる「EaseUS MobiMover」

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iPhoneやiPadを新しく購入したり、機種変更したりするとき、その中身をバックアップするためにiTunesを使っている人も多いだろう。それだけでなくiOSのデータバックアップには、iCloudという仕組みも用意されており、重要なデータだけであれば、そこにバックアップを取っておけばよい。たいていは、この2種類のバックアップで事足りる。

■PCとiOSでのやり取りに加えiOS同士でのやり取りもある
WindowsパソコンやMacとiOSデバイスでのやり取りは、時間がかかるものの非常に楽だ。しかし、iPhoneとiPad間、iPhone同士、iPad同士で音楽ファイルや写真などを共有する場合は、一度iTunesに保存してから、また同期させる、という手順を踏まなければならず、面倒だし時間もかかる。

そんなときには今回紹介する「EaseUS MobiMover」(以下、MobiMover)を利用するといいだろう。

■面倒な端末同士のデータのやり取りが簡単にできる
MobiMoverは、データのやり取りに特化されたツールだ。iOS端末同士のファイル転送に加え、パソコンとiOS端末でのファイル転送も可能だ。すべてのデータをまとめて一気に転送することもできるし、特定のファイルだけを選んで移動することもできる。移動できるファイルは、音声ファイルであればミュージック、ボイスメモ、着信音、オーディオブックが、写真ではそれぞれの写真とアルバムが、動画であれば映画、テレビ番組、ミュージックビデオなどだ。このほか連絡先やメッセージ、アプリ、Podcastのファイルのやり取りもできる。

■わずか数クリックでファイル転送が可能
MobiMoverを手軽に使いたい場合、よく利用するのが「1クリック転送」だ。というか、このソフトで使って欲しい機能は、まさにここだ。iOS端末からパソコン、パソコンからiOS端末、もしくはiOS端末同士などのいずれかの組み合わせを選んだら、写真、音声、動画、その他の4項目について転送したいものを選ぶ。そして転送するiOS端末の接続名と、転送先のフォルダを選んだら「転送」ボタンを押すだけだ。そのままファイルの転送が始まる。

転送したくない項目については、右上にあるチェックボックスを外せばよい。また4項目の中ではさらにジャンルわけがされており、写真であれば写真とアルバム、音声ファイルならミュージック、ボイスメモ、着信音、オーディオブックといったジャンルでの転送指定も可能だ。面倒なことを考えずにさっとバックアップしたいという人が使ってこそ真価を発揮するツールなのだ。


項目を選ぶだけで転送できる「1クリック転送」



「転送」ボタンを押すと転送が始まる


■iOS同士のデータ転送も簡単
iOS端末同士の場合でもその手順は変わらない。転送元のiOS端末、転送先のiOS端末を選んで、転送させる項目を指定して転送ボタンを押すだけだ。


転送元のiOS端末と転送先のiOS端末を選んで「コピー」をクリックすると転送される


■個別ファイルの転送も可能
細かくファイルを指定して転送させたいという人向けに特定のファイルを転送ももちろんできる。転送は接続中のiOS端末名をクリックして表示されるメニューから行う。「音声」「写真」「動画」といった項目のほか、その下には「連絡先」「メッセージ」「アプリ」「Podcast」「その他」といった項目から、転送させたいファイルを選べばよいので、こちらも操作は簡単だ。


転送したいファイルを選ぶと右上にチェックが付く


■動画サイトのファイルをダウンロードしてiOSに転送
iTunesなどではできない動画のダウンロード機能がユニークだ。これはYouTubeやInstagram、Vimeoといったサイトに掲載されている動画をローカルに落として保存してくれる、というものだ。保存したい画像のURLを入力して「ダウンロード」ボタンをクリックすれば、目的のファイルを保存してくれる。そのままiOS端末に転送すれば、端末で動画を楽しめるようになっている。Youtubeでシリーズ動画にはまっているなんて人に取って自宅のWi‐Fi環境で動画を落としてiOSに転送、通勤途中にダウンロードせずに動画を見るということができるわけだ。万人向けではないが、ギガが減るのがイヤという人にはありがたい機能だろう。


ダウンロードしたい画像のURLを入力して「ダウンロード」ボタンをクリック



するとファイルのダウンロードが始まる


■iOS端末のバックアップを気軽に行いたい人に
以上、MobiMoverの機能を見てきたが、iOS端末とパソコン、あるいはiOS端末同士でのファイルのやり取りがとても手軽にできる。このツールはこれに尽きる。

「iTunesがあるから、こういうのいらない」という人は、これまで通りiTunesを使い続ければいいだろう。ただ、iTunesよりも立ち上がりが早いし、転送項目の設定も簡単なので、写真やミュージック、動画の管理をするのに便利だ。Youtube動画をiPhoneに落としてから見たいなどという人にも向く。そして究極のズボラ人間、筆者のように複数のiOS端末を持っていて、いちいち管理してなんていられない人、転送とか面倒だから、簡単にやりたいという人には重宝するだろう。

EaseUS MobiMover

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これは困った!消失したデータを復活させるMac用復元アプリ「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」

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自分自身で撮影した写真や動画などのデータはかけがえのない思い出だ。本来であれば、撮影後にすぐデータドライブや、オンラインストレージにバックアップして大切に保管するべきだが、移動させる前に誤った操作でファイルを消してしまったり、メモリーカードの異常によりファイルが見えなくなってしまうことも起きうるだろう。そんなときに消失したデータを復元してくれるMac用のアプリケーションが「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」だ。

■削除、フォーマットによって消失したデータを復元するユーティリティー
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8はMac用に開発されたデータ復元アプリケーション。macOS 10.6以降に対応しており、Windows版の「EaseUS Data Recovery Wizard Pro 12.8」もリリースされている。このWindows版についてはすでにこちらの記事にて述べているので、参考にしてほしい。

Macのデスクトップにはランチャー「Dock」の右端に「ゴミ箱」が配置されており、不要なファイルはいったんこの中にドラッグしたあと、「ゴミ箱を空にする」を実行すると消去できる。「ゴミ箱を空にする」を実行したあとでファイルを復元する機能は、macOSには用意されていない。

しかし実は、ストレージは「ファイル管理領域」と「実データ領域」に分かれており、「ゴミ箱を空にする」を実行しても、実データ領域に保存されているデータ本体はそのまま残っている。EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8はファイル管理領域と実データ領域をスキャンすることで、OSが認識できなくなったファイルを復元するわけだ。

開発元のEaseUSによれば、フォーマット、ウイルス感染、ソフトクラッシュ、システムエラーなどの原因により紛失したデータを復元可能とのこと。また削除、紛失されたボリュームやパーテーションからデータを復旧することも可能だ。
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「ゴミ箱を空にする」を実行してOSから認識できなくなったファイルも、EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8は復元が可能だ

■macOS 10.13以降ではふたつのソリューションを用意
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8のセットアップ自体は簡単だ。製品公式サイトから「無料体験」をクリックするとダウンロードされるdmgファイル「mac_drw_trial.dmg」を実行したのち、画面の指示に従うだけ。特に困るところはないだろう。
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左の「EaseUS Data Recovery Wizard」のアイコンを、右の「Applications」にドラッグするだけでインストールは完了する

しかしmacOS 10.13以降がインストールされたMacを使っている場合は、「システム整合性保護(System Integrity Protection、以下SIP)」を無効にするか、macOS 10.8~mac OS 10.12環境でUSB起動ディスクを作る必要がある。なぜならmacOS 10.13以降では、アプリケーションからシステムドライブへのアクセスが許可されていないため。macOS 10.13以降を使っている方は下記の手順を参考にしてほしい。
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Macを起動する際に「command+R」キーを押し続けて「macOSユーティリティ」を起動する

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「ユーティリティ→ターミナル」を選択する

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ターミナルの画面

ターミナルが起動したら、まず「crsutil status」と入力してSIPの状態を確認する。「enabled」と表示された場合はSIPが有効になっているので、「crsutil disable」と入力してSIPを無効化する。なお、ファイルの復元が終わったら、同じ手順でターミナルを起動して「crsutil enable」と入力してSIPを有効にすることを忘れずに。SIPを無効化したままではセキュリティー性が低くなるためだ
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ブータブルメディアを作成する画面

USB起動ディスクを作成できるのはmacOS 10.8~mac OS 10.12環境のみ。しかしEaseUSによれば、サポートセンターに問い合わせればmacOS 10.13以降で動作可能な「EaseUS Data Recovery Wizard Bootable Media」を提供するとのことだ

■Trim機能が有効になっているSSDではファイル復元は不可
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8を利用するにあたっては、もうひとつ重大な制限がある。それは、SSDの速度低下を回避するための「Trim」機能が有効になっているドライブでは、ファイルを復元できないこと。Trim機能が有効になっていると、ファイルを消去するとつぎの書き込みに備えてデータ本体も消去される。つまりEaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8をシステムドライブに対して利用できるのは、Trim機能が無効化されているSSDと、ハードディスクに限られることになる。
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SSDを標準搭載している現行MacのシステムドライブはTrim機能が標準で有効化されている

■メモリーカードに対するファイル復旧は強力無比!
それではEaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8の実力はどの程度のもなのか検証していこう。今回はSDーカード内のデータ復旧を試してみた。テスト前にSDカードのデータをゴミ箱に移動して、「ゴミ箱を空にする」を実行している。

操作方法だが、EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8を起動したあとのメイン画面でドライブを選択し、「スキャン」ボタンをクリックするだけと簡単だ。Mac自体のパフォーマンス、SDカードの読み書き速度によって所要時間は変わることが予想されるが、「Core i5-8259U」を搭載するMacBook Proと、Class2のSDHCカードという組み合わせでテストしたところ、1807個のファイル(総容量9.25GB)をスキャンするのに約6分、スキャンした全ファイルをシステムドライブに保存するのに約13分かかった。

容量の大きなストレージほどスキャン、復元にかかる時間がもちろん長くなるが、復旧するファイルを絞り込めば所要時間は短縮できる。スキャンしたファイルは種類ごとに分類されており、またリスト、アイコン、Cover Flow表示を切り替えられるので、復元したいファイルは素早く見つけられるはずだ。
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EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8を起動したあと、復旧したいファイルが記録されていたドライブを選択して「スキャン」ボタンを押す

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スキャンが終了したら復元するファイルを選択する

ファイルは種類ごとに分けられ、またリスト、アイコン、Cover Flow表示に切り替えられるので、目的のファイルを素早く見つけられる。
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復元するファイルを選んだら「今すぐ復元」をクリックする

復元先は任意のストレージ以外に「Dropbox」、「Googleドライブ」、「OneDrive」などのオンラインストレージも選択可能だ
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1807個のファイル(総容量9.25GB)を復元するのに約13分かかった

画像ファイルが重複しているのは、サムネイル用のデータが含まれているためだ。

■復元可能かどうか購入前に体験版で確認可能!
Trim機能が有効になっているSSDではファイルの復元が困難であることは先ほど述べたが、メモリーカード、USBメモリー、外付けハードディスクであれば、問題なく利用できる。また体験版が用意されており、復元可能なデータ量が2GBに制限されているものの、自分の環境で復元できるかを購入前に試すことができる。もしMacで誤って大事なファイルを消してしまった際には、まずは「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」を試してみよう。

「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」製品情報

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失敗することなく簡単にパーティションの管理が行える!「EaseUS Partition Master Professional」

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パソコンに内蔵される1台のハードディスクやSSDを使って複数のOSを利用したり、ファイルを用途別に簡単に管理できるように、複数のパーティションを確保して運用している人もいるだろう。ただ、複数のパーティションを確保してしまうと、それぞれのパーティションサイズを変更したくなっても、非常に面倒な作業が伴ってしまう。そこで今回は、手軽にパーティションを操作、管理できるソフト「EaseUS Partition Master Professional」を紹介する。

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EaseUS Partition Master Professional

■幅広い環境でパーティション操作が行える
パソコンを利用している大多数の人は、HDDやSSDなどの内蔵ストレージを単一パーティションのみで運用していると思う。しかし、1台の内蔵ストレージでWindowsとLinuxなど複数のOSを同時にインストールして使い分けたり、OSをインストールするパーティションとデータを保存するパーティションを分けて使うというように、複数のパーティションを確保して運用している人も少なからず存在する。

そのように、内蔵ストレージに複数のパーティションを確保してパソコンを利用している場合に困るのが、パーティションの構成を変更したくなった場合だ。パーティションの構成によっては、Windows 10に用意されている「ディスクの管理」を利用することで、確保しているパーティションサイズを変更できる場合もある。しかし、実際には様々な制限があるため、思い通りにパーティション構成を変更できない場合がほとんどだ。そうなると、必要なデータを全てバックアップした後に、ドライブのパーティションを全て削除し、OSインストールからやり直しつつ、目的通りにパーティションを作成しなければならず、非常に面倒な作業が必要となる。しかも、操作を誤ってしまうと、データを失ってしまう危険性もある。
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Windows 10の「ディスクの管理」でもパーティション操作は可能だが、思い通りの操作は難しい

しかしパーティションを操作、管理できるソフト「EaseUS Partition Master Professional」だ。EaseUS Partition Master Professionalを利用すれば、そういった面倒な作業不要で、パーティション構成を自由に変更できる。

EaseUS Partition Master Professionalでは、ドライブ内にパーティションを作成したり、既存パーティションを削除するといった基本的な作業はもちろん、パーティションのサイズ変更、パーティションの移動といった高度なパーティション操作を、わかりやすいUIで簡単に行えるようになっている。また、基本的なパーティション管理だけでなく、パーティションの結合やコピー、削除したパーティションの復元、ファイルシステムの変更など、高度な機能も網羅している。

対応OSや対応デバイス、対応ファイルフォーマットも多岐に渡っている。OSはWindows XPから最新のWindows 10まで幅広く対応。デバイスは、IDE接続のHDDやSATA接続のHDD、SSD、SCSI接続のHDD、PCI Express接続のSSDに加えて、RAID構成のドライブ、IEEE 1394やUSB接続kの外付けドライブなどもサポートしている。さらに、ファイルシステムもFAT 32やNTFSといったWindowsで利用されているファイルシステムはもちろん、FAT16、EXT2/3、ReFSなど、MS DOSなどの旧OSやLinuxなどのファイルシステムにも対応しており、非常に幅広い環境に対応できる。そのため、上級者にも十分に満足できるツールと言える。
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EaseUS Partition Master Professionalなら、わかりやすいUIで高度なパーティション操作が行える

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パーティションの作成や削除に加え、パーティションのコピーや移動など、多くの機能が用意されている

■わかりやすいUIで簡単にパーティション管理が可能
EaseUS Partition Master Professionalの魅力は、機能が充実している点に加えて、グラフィカルなUIによってわかりやすく操作できる点もある。

EaseUS Partition Master Professionalを起動すると、パソコンに搭載、または接続されているドライブのパーティション情報が一覧表示される。そして、操作したいパーティションを選択してサイズ変更や削除などの変更を加え、最終的に操作を完了させると、実際にパーティション構成が変更される。最終的に完了の操作を行わない限り実際のパーティション構成は変更されないため、途中でやり直すことも問題なく行える。

では、実際にCドライブとDドライブと2つのパーティションサイズを調整する手順を紹介する。今回は、いずれのパーティションにもデータが存在する状態で、Cドライブのサイズを増やしてみた。

まずはじめに、Dドライブのパーティションを選択して「パーティションのサイズ調整/移動」を選択。今回は前方のCドライブの容量を増やすため、Dドライブ前方のスライドバーを利用してDドライブの容量を減らす。そして、Dドライブの前方に目的の容量の空き領域が確保されることを確認したら、まずここで左上のチェックマークのアイコンをクリックして操作を完了させる。

パーティション構成の変更が完了し、空き領域が確保されたら、次はCドライブを選択し、同じように「パーティションのサイズ調整/移動」を選択後、後方のスライドバーで容量を増やす。そして、先ほどと同じように左上のチェックアイコンをクリックして操作を完了。以上で、双方のドライブの容量が変更される。もちろん、保存ファイルも失われることなく残されたままだ。
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Dドライブを選択し、右クリックメニューから「パーティションのサイズ調整/移動」を選択

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Dドライブのパーティション前方のスライドバーを操作し、目的の容量までサイズを減らす

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左上のチェックマークのアイコンをクリックし、操作を完了

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Dドライブのパーティションサイズが調整される

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未割り当て領域が確保されたら、次はCドライブを選択し「パーティションのサイズ調整/移動」を選択

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パーティション後方のスライドバーを操作し、未割り当て領域をCドライブに加える

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メインメニュー左上のチェックマークアイコンをクリックし操作を完了

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操作前のドライブの状況。Cドライブ、Dドライブともに460GBほどの容量が確保されていた

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操作後、Cドライブの容量が636GBに増え、Dドライブの容量は294GBに減った

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一連の操作を行っても、Dドライブに保存していたデータは問題なく保持されたままだ

続いて、EaseUS Partition Master Professionalならではの便利な機能となる、パーティションの結合を試してみよう。こちらは、複数のパーティションを結合する機能だが、それぞれのパーティションに保存しているデータを失うことなく結合できる点が特徴となっている。実際に、DドライブとEドライブの2つのドライブを用意し、それぞれにデータを保存した状態でDドライブにEドライブを結合してみた。作業は簡単で、EaseUS Partition Master Professionalを起動してDドライブを選択し、メニューから「パーティションをマージ」を選択。続いて、結合したいEドライブを選択。その後、左上のチェックアイコンをクリックして操作を完了させると、双方のドライブが1つのドライブとして結合される。
結合後にDドライブをチェックしてみると、Eドライブに保存していたデータが失われることなく専用フォルダにまとめて保存されていた。双方のパーティションのデータを保存することなく結合できる点は、非常に便利だ。
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結合元となるパーティションを選択して「パーティションをマージ」

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結合したいパーティションを選択

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設定が完了したら、左上のチェックマークアイコンをクリックして操作を完了させる

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DドライブとEドライブが結合され、Eドライブに保存されていたファイルは専用フォルダに格納される

間違って削除したパーティションの復元も、非常に簡単だ。EaseUS Partition Master Professionalを起動して「パーティションの復元」機能を起動すると、削除したパーティションが自動的に検出される。あとは、復元したいパーティションを選択して操作を完了させるたけで、削除したパーティションが復元される。もちろん、保存していたファイルもそのまま復元される。
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パーティションの復元機能を利用すれば、削除したパーティションを復元できる

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ドライブの未割り当て領域が検索され、削除したパーティションが見つかる

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パーティションの復元は短時間で終了する

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パーティションが復元されると、保存していたデータも復活する

こういったパーティション操作以外にも、特定のパーティションやディスク全体を別のドライブにコピーする機能も用意。こちらは、バックアップツール「EaseUS Todo Backup」に用意されている「ドライブ複製機能」と同じようなもので、OSなどのシステムやアプリなども含めて丸ごと異なるドライブにコピーや複製が可能だ。この機能は、パソコンの内蔵ドライブをより大容量なものに変更したい場合や、HDDからSSDに変更したい場合などに有効。

合わせて、HDDからSSDに変更する場合に便利な「4kアライメント調整」機能も備える。HDDとSSDではクラスタサイズが異なるため、単純にドライブを複製した場合にはSSDの性能が最大限引き出せなくなる場合がある。しかしEaseUS Partition Master Professionalには、4kアライメント調整機能によってSSDのクラスタサイズを考慮してデータ配置が調整されるため、従来の環境をそのまま再現しつつ、SSDの性能も最大限引き出せる。こういった細かな配慮も、利用者にとって嬉しい部分と言える。

■失敗のないパーティション操作を行いたい人の必需品
このようにEaseUS Partition Master Professionalは、簡単かつ失敗なくパーティション管理が行える、非常に便利なツールだ。通常、パーティション構成を変更する必要が発生する場面はそれほど多くないかもしれない。ただ、EaseUS Partition Master Professionalはパーティション操作だけでなく、間違って削除したパーティションの復元や、パーティションやディスクの複製機能を利用することで、内蔵ドライブを大容量HDDやSSDに交換する場合にも活用できるため、持っていて損のないツールとだろう。
ライター平澤寿康

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業務用パソコンに特化した高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup Workstation 11.5」

細かなバックアップ設定が可能

パソコンの内蔵ドライブのバックアップは、データ消失を防ぐ最善の備えだ。それが、業務で利用するパソコンならば、なおさら重要となる。そこで今回は、業務用パソコンをターゲットとしている高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup Workstation 11.5」を紹介する。

●業務用パソコンのバックアップを自動で行える
EaseUS Todo Backup Workstation 11.5は、製品名に”Workstation”という文字が入っていることからもわかるように、業務用パソコンをターゲットとしたバックアップソフトだ。ただ、業務用パソコン向けではあるが、わかりやすいUIで扱いやすい点が大きな魅力となっている。

バックアップ機能としては、パソコンに搭載されるストレージのフルバックアップだけでなく、システムのみのバックアップ、指定したドライブやパーティションのみのバックアップ、特定のファイルやOutlookメールのみのバックアップなど、豊富に用意されている。業務で利用されているパソコンは、業務内容によって保存しているデータなどの重要度が大きく変わってくるが、様々な形態でバックアップが行えることで、どういった業務で利用されているパソコンでも柔軟に対応可能となっている。

バックアップスケジュールも柔軟に設定可能だ。1回のみのバックアップはもちろん、毎日や毎週、毎月など、スケジュールを細かく指定しておけば、そのスケジュールに従って自動的にバックアップが行える。業務で利用するパソコンの数が多くなると、バックアップなどのメンテナンス作業にもかなりの労力が必要となるが、個別にバックアップスケジュールを設定して自動的なバックアップが可能となるため、システム管理の省力化にも繋がる。
 バックアップタスクを複数設定して運用できる点も特徴のひとつ。例えば、重要なデータを保存している領域は毎日、システム領域は毎週、フルバックアップは月に1回、というようにバックアップタスクを設定し、運用できる。しかも、タスクごとにバックアップ保存場所を個別に設定できるため、より安全性を高められることになる。

バックアップの方法は、全てのデータをバックアップする「完全バックアップ」、最後のバックアップ後に変更されたファイルのみをバックアップする「増分バックアップ」、最後の完全バックアップ後に変更されたファイルのみをバックアップする「差分バックアップ」と3種類を用意。増分バックアップまたは差分バックアップならば、2回目以降のバックアップを短時間で終了できるだけでなく、保存先の容量節約にもつながる。

また、バックアップ先も、非常に多くの形式をサポートしている。内蔵ストレージやUSB接続の外付けストレージとしては、HDDやSSDはもちろん、DVDメディアなどの光学メディアもサポート。また、ネットワーク上の共有ストレージやNAS、テープメディアなどもサポートしており、対応メディアは業務向けとして納得の豊富さとなっている。

高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup Workstation 11.5」
業務用パソコンに特化した高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup Workstation 11.5」


細かなバックアップ設定が可能
フルバックアップ、システムのみ、指定したドライブなど細かなバックアップ設定が可能


スケジュールを設定して自動的にバックアップを実行できる
スケジュールを設定して自動的にバックアップを実行できる


ネットワークストレージやテープなど、様々なメディアをサポート
バックアップ先にはローカルストレージ、ネットワークストレージなど、様々なメディアをサポート


●EaseUS Backup Centerでバックアップの集中管理が可能
業務で利用しているパソコンのバックアップを簡単に行えるとはいえ、複数のパソコンのバックアップを個別に管理するのは非常に面倒だ。しかしEaseUS Todo Backup Workstation 11.5では、専用ツール「EaseUS Backup Center」を利用することで、複数のパソコンのバックアップを集中管理できるようになっている。

EaseUS Backup Centerでは、ネットワーク上のパソコンにインストールされているEaseUS Todo Backup Workstation 11.5のアクティベートを一括して行えるだけでなく、各パソコンのバックアップタスクの作成や実行、変更などを1ヶ所でまとめて行える。また、バックアップタスクを複数のパソコンに一括で適用したり、パソコンをグループ分けして管理する機能も用意されているため、バックアップタスクの作成や管理にかかる手間も軽減できるように考慮されている。

先に紹介したように、高度なバックアップ機能を備えているだけでなく、多数のパソコンのバックアップを一元管理できるという点は、業務用パソコンの管理者にとって、大きな魅力となるはずだ。

複数のパソコンのバックアップを一元管理できる
専用ツール「EaseUS Backup Center」を利用すれば、複数のパソコンのバックアップを一元管理できる


●仮想環境にも対応
EaseUS Todo Backup Workstation 11.5には、業務向けとして便利なもうひとつの機能がある。それが、仮想環境への対応だ。EaseUS Todo Backup Workstation 11.5では、パソコンの内蔵ストレージをバックアップするだけでなく、そのバックアップをそのまま仮想環境で利用できるように変換してくれる。つまり、物理的なパソコンの環境を、そのまま仮想環境に移行できるというわけだ。

仮想環境への対応によるメリットは、パソコンに何らかの障害が発生したとしても、仮想環境を利用して速やかに業務を再開できるという点にある。もし内蔵HDDのクラッシュなどでパソコンが使えなくなった場合、新たなHDDを用意して交換し、バックアップデータから復元することで元の環境を復元できるが、それにはかなりの時間がかかる場合もある。

しかし、その作業が完了するまでの間に、バックアップデータから仮想環境に復元を行えば、短時間で業務を再開できることになる。業務が滞ることで失われる損失を最小限にとどめられるという意味で、この機能は大きな魅力となるはずだ。

なお、対応する仮想環境は、VMware WorkstationおよびMicrosofot Virtual PCとなる。

仮想環境で利用できるように変換できる
パソコンのストレージをバックアップするだけでなく、仮想環境で利用できるように変換できる


●EaseUS Todo Backup Home同様の便利な機能も用意
EaseUS Todo Backup Workstation 11.5は、様々な業務環境に対応した高機能なバックアップソフトだが、個人向けバックアップソフト「EaseUS Todo Backup Home」同様の便利な機能に対応している。

まず、復元用のUSBメモリーやCD-ROM/DVD-ROMブートディスクの作成機能。あらかじめブートUSB/ディスクを作成しておくことで、復元時にも簡単にパソコンを起動して復元が行える。また、ドライブを複製するシステムクローン機能も用意している。パソコンの内蔵HDDを大容量HDDやSSDに交換する場合でも、もとの環境を丸ごと複製できるため、簡単かつ短時間でドライブの交換が行える。

こういった機能は、個人向け、業務向け関係なく便利に活用できるもので、しっかり網羅している点は、大いに役立つはずだ。

●小規模から大規模まで柔軟な業務環境に対応できるバックアップソフト
業務で利用するパソコンは、利用できなくなるだけでも業務が滞り、大きな損失を招くことがあるのはもちろん、保存データの消失もあってはならないことだ。それだけに、データのバックアップは個人向けパソコン以上に重要となる。

そして、ここまで見てきたようにEaseUS Todo Backup Workstation 11.5は、クライアントPCバックアップの一括管理や仮想環境への対応など、個人向けのバックアップソフトにはない様々な機能に対応しており、業務用パソコンで利用するパックアップソフトとして非常に魅力的な存在と言える。

ライター平澤寿康

EaseUS Todo Backup Workstation

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パソコンを使っていて最も困るトラブルが、内臓ストレージが故障するというものだ。パソコンが使えなくなるのはもちろん、そのストレージに保存していた大事なデータが失われてしまうこともあり、できれば避けたいトラブルだ。そのトラブルを避けるには、日頃から定期的に内蔵ストレージのデータをバックアップしておくことに尽きる。そこで今回は、パソコンの内蔵ストレージをバックアップする「EaseUS Todo Backup Home」を紹介する。

■手軽にパソコンの内蔵ストレージをバックアップできる
パソコンのトラブルで最も深刻なものが、内蔵ストレージの故障や、ノートパソコンなどの紛失、災害などを起因とした保存データの消失だ。メール、デジカメで撮影した写真データ、仕事で使う重要なファイルなど、様々な情報が失われてしまうこともあり、最悪の部類に入るトラブルなのだが、そのトラブルに備えて常に何らかの準備を行っているという人は思った以上に少ない。それは、パソコンが問題なく使えている時には、データが失われることを認識する場面がないからだろう。そして、トラブルに遭遇して初めてその深刻さに気が付くのだが、それからではもう遅い。メールや、家族で撮影した思い出の写真データ、仕事で使うファイルなど、かけがえのないデータが失われてしまうと、その損失は計り知れないものだ。だからこそ、トラブルが発生する前に対策を施しておくことが重要だ。

では、データ消失のトラブルに備えるには何をしておけばいいのか。それは、普段から定期的に内蔵ストレージの保存データをバックアップしておく、ということにしかない。データをバックアップしておけば、万が一のトラブル時にも、バックアップから簡単にデータを復元できるため安心だ。そして、内蔵ストレージのバックアップに便利なのが、バックアップソフトだ。

バックアップソフトは、かなり多くの種類が存在しているだけでなく、WindowsやmacOSなどのOSにも付属しているので、どれを使えばいいかわからないという人も多いかもしれない。実際のところ、データをバックアップするという目的を実現するだけなら、どれを使っても大きな違いはないだろう。しかし、普段から定期的にバックアップを行いたいなら、できるだけ使いやすいソフトを選ぶべきだ。扱いが面倒だとどうしても億劫になり、バックアップを怠ってしまう場面が増えてしまう。それでは備えにならない。

そこでお勧めしたいのが、今回紹介する「EaseUS Todo Backup Home」だ。EaseUS Todo Backup Homeは、わかりやすいUIと簡単な操作で、内蔵ストレージのバックアップが行える。例えば、パソコンの内蔵ストレージをフルバックアップしたい場合、EaseUS Todo Backup Homeを起動して「ディスク/パーティションバックアップ」機能を選択し、バックアップ先を指定するだけだ。この手軽さは、日々定期的にバックアップを行うというモチベーションにも繋がるはずだ。

また、高度なバックアップ機能を備えている点も魅力のひとつ。バックアップは定期的に行わなければ意味がないが、EaseUS Todo Backup Homeにはスケジュールを設定して定期的なバックアップを行う機能が用意されている。この機能を使えば、毎日決められた時間、毎週の決められた曜日など、定期的にデータをバックアップできるため、非常に便利だ。しかも、パソコンがスリープ状態やシャットダウン状態だったとしても、決められた時間に自動的にパソコンを起動してバックアップが行われるため、バックアップをし忘れることがない。例えば、深夜の時間帯を設定しておけば、寝ている間にバックアップが終了するので、意識することなく定期的なバックアップが行える。このような、ユーザーが意識することなくバックアップが行える機能の存在は、定期的なバックアップを実施するうえで重要なポイントで、その意味でもEaseUS Todo Backup Homeは魅力的なソフトと言える。

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パソコンの内蔵ストレージを丸ごとバックアップする「ディスク/パーティションバックアップ」や、システムのみをバックアップする「システムバックアップ」など、様々なバックアップ方法を用意しているが、フルにバックアップを行う「ディスク/パーティションバックアップ」の利用が基本となる


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ディスク/パーティションバックアップでは、保存先を指定するだけでパソコンの内蔵ストレージを丸ごとバックアップ。わかりやすいUIで操作も簡単だ


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手動でのバックアップだけでなく、設定したスケジュールで自動的にバックアップを行うスケジュールバックアップ機能も用意


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スケジュールバックアップでは、毎日、曜日、毎月というように、指定した日時や曜日に自動的にバックアップが行われる


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バックアップデータの保存期間を設定しておけば、古いデータが削除され、バックアップ保存領域を節約可能


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バックアップデータを暗号化したり、バックアップ完了時に指定したアドレスにメールを送信するなど、高度な機能も網羅している


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特定の種類のファイルのみをバックアップすることも可能なので、写真やドキュメントだけをバックアップしたいという用途にも柔軟に対応できる


■定期的なバックアップなら、2回目以降は短時間で終了
内蔵ストレージのバックアップは、作業に時間がかかるというイメージがあるかも知れない。しかし、それは誤りだ。確かに、初めてバックアップを行う場合には、ストレージに保存されている全てのデータをバックアップする必要があるため、時間がかかるのは事実。しかし、定期的なバックアップを行う場合には、2回目以降のバックアップは短時間で終了するのだ。なぜなら、2回目以降のバックアップでは、前回のバックアップから変更されたり、追加されたファイルのみをバックアップする機能が用意されているからだ。

EaseUS Todo Backup Homeでは、バックアップ時に全てのデータをバックアップする「完全バックアップ」、最後のバックアップ後に変更されたファイルのみをバックアップする「増分バックアップ」、最後の完全バックアップ後に変更されたファイルのみをバックアップする「差分バックアップ」という、3種類のバックアップ方法を用意している。このうち、増分バックアップまたは差分バックアップを利用すれば、2回目以降のバックアップを短時間で終了できるのだ。

実際に、筆者が使ってる容量1TBの内蔵ストレージ(使用領域は約700GB)を搭載するノートパソコンで、外付けのUSB HDDにバックアップを行ってみたところ、初回の完全バックアップにかかった時間は1時間40分ほどかかったのに対して、2回目以降のバックアップにかかった時間は、増分バックアップ、差分バックアップともに5分ほどで終了した。

2回目以降のバックアップにかかる時間は前回のバックアップからどれだけデータが更新されたかによって変わってくるが、それでも完全バックアップよりも圧倒的に短時間で終了するだろう。これなら、バックアップには時間がかかるという印象も感じないはずだ。

ちなみに、増分バックアップと差分バックアップには、安全性や処理時間などにわずかに違いがある。安全性では差分バックアップが有利だが、処理時間は増分バックアップのほうが速く、どちらを使うべきか悩ましいところだが、個人や家庭のパソコンで利用するなら、過剰な安全性を追求する必要はない。そこで、安全性と処理時間のバランスを取るという意味で、毎日または毎週のスケジュールバックアップは最も短時間で終了する増分バックアップを利用しつつ、1ヶ月や半年に1回フルバックアップを行う、という方法をお勧めしたい。

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スケジュールバックアップでは、バックアップの方法を3種類から選択できる。増分や差分バックアップを選択すれば、2回目以降のバックアップが短時間で終了する


■特定のファイルを指定した復元も可能
EaseUS Todo Backup Homeでは 、万が一のトラブル時にデータを復元する作業も簡単に行える。基本的なファイルの復元方法は、パソコンにバックアップデータを保存している外付けHDDなどを接続してEaseUS Todo Backup Home起動し、バックアップデータを指定して指定した場所に復元するだけだ。こちらも、バックアップ時同様のわかりやすいUIで、簡単に復元が行える。

ただ、パソコンの内蔵ストレージが故障してしまうと、OSすら起動できなくなる場合がほとんどだ。そうなると、せっかくバックアップを取っていたとしても、それを復元するにはかなり面倒な作業が伴うことも多い。しかし、EaseUS Todo Backup Homeならその点も心配無用だ。EaseUS Todo Backup Homeには、USBメモリーやCD-ROM/DVD-ROMなどを利用したブートディスクてパソコンを起動し、データを復元する機能が用意されている。内蔵ストレージからパソコンが起動できなくなったとしても、このブートディスクを利用することで、問題なくデータを復元できるように配慮されているわけだ。

なお、ブートディスクはあらかじめ作成しておく必要があるため、EaseUS Todo Backup Homeを利用して初めてバックアップを行う際に、同時に作成しておくといいだろう。それによって、ストレージトラブルへの対策は万全となる。

この他、バックアップデータを参照して、特定のファイルのみを取り出すといったことも可能。例えば、間違ってファイルを削除してしまったという場合でも、そのファイルのみを取り出せる。短時間で目的のファイルを復元できるという意味で嬉しい機能だ。

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ファイルの復元も、わかりやすいUIで簡単に行える


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あらかじめブートディスクを作成しておけば、OSが起動しなくなった場合でも復元できるので便利だ


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バックアップデータを参照して、特定のファイルのみを取り出すことも可能だ


■内蔵ストレージを交換する場合にも活用できる
EaseUS Todo Backup Homeは、内蔵ストレージのバックアップ以外にも活用が可能。その大きな機能となるのが、内蔵ストレージ交換時のドライブ複製機能だ。

パソコンの内蔵ストレージの残り容量が少なくなったり、HDDからSSDに交換したいという場合に、現在使っている環境を新しいドライブに移行させる作業は、非常に面倒なものだ。OSやソフトのインストールや設定を行うだけでなく、データも転送しなければならず、かなりの時間と手間を要する。

しかし、そんな時に役立つのが、EaseUS Todo Backup Homeの「システムクローン」機能だ。このシステムクローン機能を利用すれば、OSやソフトなど、今使っている環境をまるごと新しいドライブに転送できる。あとは、ドライブを交換するだけで従来と全く環境がそのまま利用できるのだ。

こちらも、バックアップ同様に使い方は非常に簡単だ。交換用のドライブをパソコンにUSB経由で接続し、EaseUS Todo Backup Homeを起動して「システムクローン」機能を選択。あとは、転送先として新しく用意したドライブを指定して作業を実行するだけだ。

今回、実際に容量240GBのSSDから容量500GBのSSDへと交換する際に利用してみたが、作業終了後にドライブを交換するだけで、前と全く同じ環境で問題なくパソコンが起動した。この手軽さなら、パソコンのストレージ換装も楽に行えると言っていいだろう。

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システムクローン機能を利用すれば、元のドライブの環境をそのまま新しいドライブに転送して複製できる


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システムクローン実行後にドライブを交換するだけ。OSやソフトのインストール、設定不要でドライブを換装できる


■手軽にバックアップを行うことで、もしもの事態に備えよう
ここまで見てきたように、EaseUS Todo Backup Homeは手軽にバックアップが行えるソフトだということがわかってもらえると思う。ただ、紹介した機能は基本的な部分のみで、これ以外にも高度な機能を備えてはいるが、個人で利用するなら、この基本的な機能の活用だけでも、問題なくトラブルに備えることが可能となる。

パソコンのトラブルは、起こってからでは対処が非常に難しいことが多い。そして、かけがえのないデータが失われた時の損失は計り知れず、だからこそ日頃からデータのバックアップを欠かさず行うことが重要なのだ。もしもの事態に備えるため、簡単かつ便利なEaseUS Todo Backup Homeを活用して、日頃からデータのバックアップを習慣付けてもらいたい。
ライター平澤寿康

EaseUS Todo Backup Home

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間違ってフォーマットしても大丈夫!簡単操作でファイルを復元できる「EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0」

「EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0」

PCを使っていて、誤って重要なファイルを消失してしまい困った経験はないだろうか。しかし、データ復旧ソフトがあれば、間違ってファイルを削除したり、ドライブをフォーマットしたとしても、データ復旧ソフトを利用すれば、保存されていたファイルを救い出せる可能性が非常に高い。そこで今回は、世界中で広く利用されているデータ復旧ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0」を紹介する。

●内蔵ドライブからSDカードまで、簡単な操作で消失したファイルを復元できる
PCを使っていて困ったことの上位に来るのが、ファイルを間違って削除した、というものだ。Windowsの場合、Deleteキーを押してファイルを削除した場合には、そのファイルは基本的に「ごみ箱」に移動し、ごみ箱の中身を消さない限り取り出せるようになっている。しかし、ファイル操作時にShift+Deleteキーを押してしまうと、選択中のファイルがごみ箱に入ることなく削除され消失してしまう。ごみ箱に入っているファイルも、「ごみ箱を空にする」操作を行うことでドライブから削除され、取り出せなくなる。

また、USBメモリーなどの外付けドライブを利用する場合に発生しやすいのが、間違ってドライブ領域をフォーマットしてしまうというものだろう。必要なファイルがないと思い込んでフォーマットしたあとに、実は重要なファイルがあったことに気が付くこともよくあるトラブルのひとつ。この他にも、デジカメで利用しているSDカードを、撮影した写真を取り出す前に間違ってフォーマットしてしまい、家族の貴重な写真が失われた、ということもあるだろう。みなさんも、このようなトラブルで大事なファイルが失われて途方に暮れたことが、一度や二度はあったのではないだろうか。

そういったトラブル時に役立つのが、データ復旧ソフトだ。今回紹介する「EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0」は、データ管理領域に特化したソフトを開発している中国EaseUSが開発した、個人向けのデータ復旧ソフト。EaseUS社が開発したソリューションは性能や信頼性の面で非常に評価が高く、世界150ヶ国以上で利用されているのはもちろん、DellやIBM、Microsoft、McAfeeなど、大手企業も採用するなど、実績も十分だ。

このEaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0の大きな特徴は、誰でも簡単に、素早く消失したデータを復元できる点にある。

その手順は、非常にシンプルだ。まず、EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0を起動して、ファイルが消失したドライブを選択。すると、自動的にドライブがスキャンされて消失したファイルが一覧表示されるので、その中から目的のファイルを復元する。つまり、ソフトを起動してドライブを選択し、見つかったファイルを復元するという、わずか3ステップで消失したファイルを復元できる。

ファイルを復元できるドライブの種類についても基本的に制限はなく、ドライブとして認識されるものであればほぼ何にでも対応している。例えば、PCにドライブについては、HDDやSSDなど種類に制限はない。また、外付けドライブにも対応。USB接続の外付けドライブやUSBメモリーはもちろん、デジカメなどで利用するSDカードなどのメモリーカードにも対応している。USBメモリーやSDカードなどは、間違ってフォーマットしてしまうことが多いため、対応しているのはかなりありがたい。
EaseUSの個人向けデータ復旧ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0」。簡単操作で消失したファイルを復元できる

ソフトを起動すると、PCに接続されたドライブが一覧表示される。内蔵ドライブはもちろん、USBメモリーやSDカードなどのファイルも復元できる


●わかりやすいUIで操作も簡単
操作画面は、Windowsのエクスプローラーに近いUIを採用していることもあって、非常にわかりやすい。

ソフトを起動すると、PCに接続されているドライブが一覧で表示される。PC内蔵のハードディスクやSSDはもちろん、USB接続で接続しているUSBメモリなどの外付けドライブ、SDカードスロットに装着したSDカードなども同様だ。そして、そのドライブ一覧の中から、復元したいデータの存在するドライブを選択し、「スキャン」ボタンをクリック。すると、そのドライブに存在する復元可能なファイルが自動的にサーチされる。
復元したいファイルのあるドライブを選択して「スキャン」ボタンをクリック

自動でドライブがスキャンされ、復元できるファイルが見つかる

目的のファイルを見つけ復元完了

消失ファイルのサーチ方法は、クイックスキャンとディープスキャンの2種類が用意されている。


クイックスキャンは、短時間で復元可能なファイルを見つけ出す機能だ。クイックスキャンにかかる時間は、ドライブの容量によって異なるが、容量32GBのUSBメモリーでは2~3秒、容量1TBのPC内蔵SSDでも10秒程度と、まさに瞬時にスキャンが完了し、復元できるファイルが見つかる。

クイックスキャンで復元できるファイルは、直近に削除などが行われたものが中心。ファイルを誤って削除したり、ごみ箱を空にした直後なら、それらファイルが検出されて、即座に復元できる。実際に、わざとごみ箱を空にしたり、ファイルを削除して試してみたが、いずれの場合も目的のファイルが全てクイックスキャンで検出され、問題なく復元できた。

ただ、クイックスキャンで復元したいファイルが見つからない場合もある。削除してから時間が経っているようなものでは、そういったことが多い。しかし、それでもまだ諦める必要はない。もうひとつ用意されているディープスキャンでは、ドライブをより高度にサーチして復元可能なファイルを検出する。

クイックスキャンは、ファイル管理領域をサーチして検出できるファイルを見つけ出す。短時間ですむ反面、復元可能な全てのファイルは見つけ出せない。しかしディープスキャンでは、ドライブの全領域をサーチすることで、クイックスキャンでは見つけられない復元可能なファイルを検出できる。例えば、筆者が利用しているPCに内蔵されている容量1TBのSSDでは、クイックスキャンでは1323個のファイルしか見つからなかったが、ディープスキャンでは189,264個ものファイルが検出された。そのため、ディープスキャンによって、消失したファイルはほとんどが復元できると考えていいだろう。

クイックスキャンは短時間でスキャンが完了。ディープスキャンは時間がかかるが、より多くのファイルを復元可能だ

筆者が利用している容量1TBのSSDでは、クイックスキャンでは1,323個のファイルが見つかったのに対し、ディープスキャンでは189,264個ものファイルが見つかった


ただし、ディープスキャンはドライブ全領域をサーチするため、かなり時間がかかる。実際に試した限りでは、容量32GBのUSBメモリーで5分ほど、容量1TBのSSDでは2時間弱かかった。とはいえ、これはデータリカバリーソフトの中でもかなり高速な部類だ。筆者は過去に、他のデータリカバリーソフトを利用したことがあるが、そちらではクイックスキャンのような高速サーチ機能がなく、ディープスキャン同様のサーチに半日以上の時間がかかった。そう考えると、容量1TBのSSDでのディープスキャンに2時間程度というのは、かなり高速と言える。

見つかったファイルは、ファイル形式ごとに分類し、復元前に内容をプレビューできるようになっている。例えば画像ファイルなら、JPEGファイルなどファイル形式を指定すれば、合致するファイルのみを抽出。さらにそれがどういった画像か表示しチェックもできる。このファイル分類機能やプレビュー機能によって、非常に多くの復元可能ファイルから、目的のファイルも簡単に見つけ出せるようになっている。
発見されたファイルは、ファイル形式ごとに分類して抽出できる

復元前にファイルの内容を確認するプレビュー機能もあるため、目的のファイルも探しやすい


●データの復元は別ドライブに。間違って削除したら即座に復元を実行しよう
ただし、データを復元する場合に注意しなければならない点がある。それは、間違ってファイルを削除したりフォーマットしたりしてデータが失われた場合、そのドライブに対して書き込み作業を行わず、即座に復元作業を開始する、ということだ。

なぜファイルを削除したりドライブをフォーマットしても、消えたファイルが復元できるのか。それは、OSからはファイルが消されたように見えても、ドライブの記憶領域にはその消したファイルの本体が残されたままになっているからだ。しかし、OSからはファイルが存在しないこととなっており、何らかの書き込み作業が発生すると、ファイル本体が残されていた領域に他のファイル情報が上書きされることになる。そうなってしまうと、削除したファイルは完全に失われてしまう。つまり、ドライブの記憶領域にファイル本体の情報が残っている間に復元作業を行う必要があるというわけだ。

そのためには、誤ってファイルを削除したりフォーマットしたドライブには、それ以降書き込みが発生する作業を一切行わず、即座に復元作業を開始する必要がある。削除から時間が経過しファイル書き込み作業が発生すればするほど、ファイル復元の可能性は低下していくので要注意だ。

また、見つかったファイルを復元する場合にも、見つかったドライブではなく他のドライブに復元しなければならない。これは、ファイル復元によって、他の復元できるファイルが存在する領域に上書きが発生し、復元できなくなってしまうことを防ぐためだ。特に気を付けたいのが、内蔵ドライブの復元作業時で、その場合には別途外付けドライブなどの用意が必須となる。USBメモリーやSDカードなどの外付けドライブの復元時には、PC内蔵ドライブに復元すればいい。
スキャンして見つかったファイルを復元する場合には、ファイルの存在するドライブ以外に復元する必要がある


●これからは、間違ってファイルを削除しても諦める必要なし!
このようにEaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0は、簡単操作で削除したファイルを復元できる、非常に心強いソフトだ。しかも、PC内蔵ドライブだけでなく、USBメモリーなどの外付けドライブやSDカードなどのリムーバブルメディアのファイル復元も可能。さらに、わかりやすいUIで誰でも扱いやすく、短時間でファイルを復元できる点も大きな魅力だ。そのため、数多く存在するデータ復旧ソフトの中でも、特にお勧めの製品だ。

なお、EaseUS Data Recovery Wizardには、無償で利用できるフリー版もあるが、そちらは復元可能データ容量が500MB(SNSにソフトをシェアすると追加で1.5GB、合計2GB)までしか復元できない。Professional版は有償だが、今後永久無償アップグレードや技術サポートが付属するため、安心を買う意味でもProfessionalの購入が特におすすめだ。
ライター平澤寿康

EaseUS Data Recovery Wizard Professional

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機能・性能アップを図ったデータ復旧ソフト「Data Recovery Wizard 10.0」最新バージョンをリリース

EaseUS Softwareは、データの検索精度などを高め、機能と性能のアップを実現したデータ復旧ソフトの最新バージョン「Data Recovery Wizard 10.0」を3月16日にリリースした。
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関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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ソフトバンクにてPCComputing、PCJapanの編集を経験した後フリーランス・ライターを経て現在に至る。PCハードウェア、Windows使いこなし、イメージングデバイスを語らせたらいつまでも話が止まらないPCヲタ。年甲斐もなくゆるキャン△でアウトドアに目覚めボーイスカウト以来のアウトドア再デビュー。IBMにてThinkPadのリペア技術員の経験アリ

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PCComputing、PCJapanの編集からZDNet(現:ITmedia)へ、ITmedia Games、PCUPdate(現:PC USER)の編集長からオンラインゲーム会社のIR担当や採用広告の制作、フリーライターを経て現在に至る。最近のトレンドはソロキャンプ。ブッシュクラフトとまではいかないが月1~2はどっかにキャンプに行っている。あと鉄分(乗り鉄)かなり多め。

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