昨日発表されたAMDのデスクトップPC向け新型APU「AMD Trinity」。最上位モデルの「A10-5800K」はクアッドコアで3.8GHz駆動、Turbo Core時に最大4.2GHzに達する。しかも実売価格は1万円3千円弱と激安だ。GPUとして384基のStreaming Processorを搭載し、GPUコアが800MHz駆動のRadeon HD 7660Dを内蔵しており、高解像度でバリバリプレイとまではいかないが、そんなに3D負荷の高くないMMOなどの3Dゲームをそこそこプレイする用途のマシンとしても向く。
AMD Trinityは、何よりコストパフォーマンスは抜群なAPUで最も低いグレードとなる「A4-5300」はデュアルコアで3.40GHz駆動、TurboCore時最大3.60GHz、内蔵グラフィックスはRadeon HD 7480D相当で実売は5千円弱だ。Webの閲覧とオフィス系ソフトだけを使うビジネスユース用途のPCを低価格で作るのにも向いている。