デジタル一眼カメラ市場は、コンパクトデジタルカメラからのステップアップユーザーの増加により小型・軽量化や簡単撮影のニーズが高まっている。そうした市場へ向け、パナソニックは魅力溢れる新商品を投入する。
パナソニックは2010年6月4日、世界最軽量ボディのWライブビューレンズ交換式デジタル一眼カメラ「DMC-G10」を6月18日より発売すると発表した。
価格は、オープンプライス。
■約336gの小型・世界最軽量ボディを実現
パナソニックは2008年10月にマイクロフォーサーズシステム規格に準拠したミラーレスのデジタル一眼カメラ「G1」、以降世界初フルタイムオートフォーカスでハイビジョン動画撮影を実現した「GH1」(2009年3月25日発表)、またG1/GH1に比べ大幅な小型・軽量化を実現した「GF1」、本年4月には世界初となるタッチパネルを搭載した「G2」(2010年3月9日発表)を発売し、コンパクト一眼分野のラインナップを強化してきた。
今回発表された「DMC-G10」は、G2の姉妹機種にあたるミラーレスのデジタル一眼カメラだ。Gシリーズの特長である小型・軽量ボディに、カメラが自動で撮影シーンを判別する「おまかせiAモード」を搭載したコンパクトでカンタン操作を実現した製品となっている。
マイクロフォーサーズシステム規格の採用により、従来の一眼レフの小型化を妨げていたミラーを取り払ったミラーレス構造で、約336gの小型・世界最軽量ボディを実現した。さらに、ユーザーの手に自然になじむエルゴノミックグリップを採用し、ライブビューを用いた自由な撮影スタイルをサポートする。
パナソニックは、従来のデジタル一眼レフカメラでは実現できない小型・軽量ボディとライブビュー機能を活かしたデジタルならではの特長を有する本製品で、新たなデジタル一眼市場を創造していくとしている。
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パナソニック (2010-06-18)