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『Ruby biz Grand prix 2023』表彰式!トキハナ、令和婚のトレンド予測を公開【まとめ記事】

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Ruby biz グランプリ実行委員会は2023年11月8日(水)、『Ruby biz Grand prix 2023』の表彰式を、島根県の松江テルサにて開催した。「Ruby biz Grand prix」は、プログラム言語「Ruby」を活用して、ビジネスの領域で新たな価値を創造し、今後の発展が期待できるサービスや商品を表彰するビジネスコンテスト。第9回目の開催となる『Ruby biz Grand prix 2023』では、暮らしやビジネスをより豊かにするための様々なサービス・商品、計29事例のなかから、事業の新規性、優位性、成長性、将来性などを総合評価し選ばれた、大賞2点と特別賞3点、ソーシャルインパクト賞4点を表彰した。

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9つのサービスを表彰!『Ruby biz Grand prix 2023』表彰式を開催
Ruby biz グランプリ実行委員会は2023年11月8日(水)、『Ruby biz Grand prix 2023』の表彰式を、島根県の松江テルサにて開催した。「Ruby biz Grand prix」は、プログラム言語「Ruby」を活用して、ビジネスの領域で新たな価値を創造し、今後の発展が期待できるサービスや商品を表彰するビジネスコンテスト。第9回目の開催となる『Ruby biz Grand prix 2023』では、暮らしやビジネスをより豊かにするための様々なサービス・商品、計29事例のなかから、事業の新規性、優位性、成長性、将来性などを総合評価し選ばれた、大賞2点と特別賞3点、ソーシャルインパクト賞4点を表彰した。


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9つのサービスを表彰!『Ruby biz Grand prix 2023』表彰式を開催

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Ruby biz グランプリ実行委員会は2023年11月8日(水)、『Ruby biz Grand prix 2023』の表彰式を、島根県の松江テルサにて開催した。

「Ruby biz Grand prix」は、プログラム言語「Ruby」を活用して、ビジネスの領域で新たな価値を創造し、今後の発展が期待できるサービスや商品を表彰するビジネスコンテスト。第9回目の開催となる『Ruby biz Grand prix 2023』では、暮らしやビジネスをより豊かにするための様々なサービス・商品、計29事例のなかから、事業の新規性、優位性、成長性、将来性などを総合評価し選ばれた、大賞2点と特別賞3点、ソーシャルインパクト賞4点を表彰した。

式では最初に主催者を代表して実行委員会 委員長 井上 浩氏より、「今年は第9回目となりまして、29サービスにエントリーいただきました。コロナが明けて松江で開催されるようになり、引き続き多くのエントリーをいただき、 まだまだRubyが可能性を秘めている表れではないかと感じており主催者一同非常に喜んでいます」との挨拶があり、『Ruby biz Grand prix 2023』の概要説明や実行委員会委員の紹介があった。

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開催の様子を収めた動画を公式YouTubeアカウントに投稿しているので、下記、QRコードより確認のこと。

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■受賞企業について
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メインイベントとなる表彰式では、審査委員長のまつもとゆきひろ氏を始めとするプレゼンターから、表彰状やトロフィ等の授与が行われた。グランプリにあたる大賞には「株式会社ウーオ」「ピクシブ株式会社」 、特別賞には「ウィルポート株式会社」、「株式会社KabuK Style」、「レンティオ株式会社」、そしてソーシャルインパクト賞には「株式会社ヴァル研究所」、「株式会社タイミー」、「ファインディ株式会社」、「Yoom株式会社」がそれぞれ選出された。

表彰式の後、大賞と特別賞の受賞者には、受賞事例のプレゼンテーションを行った。プレゼンテーションでは、サービスの紹介に加え、Rubyを活用した理由や優位性などの話があった。式の最後には、「Ruby」開発者であり審査員長を務めるまつもとゆきひろ氏が、第9回目となった本グランプリに対する想いと各賞の選考理由についての話があり、「受賞した9社はRubyを使った素晴らしいサービスを提供してくださっているので本当に感謝しています。Rubyが未来をつくり、社会を良くしていくのを、Rubyを創造したものとしていつまでも見届けたいと思っています」とのコメントをもらい、Rubyのもたらす革新性とRubyを活用したビジネスの発展性や将来性を改めて感じられる機会となった。

■主催者代表挨拶(実行委員会 委員長 井上 浩氏)
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「今年は第9回目となり、29サービスにエントリーいただきました。コロナが明けて松江で開催されるようになり、引き続き多くのエントリーをいただいたので、主催者一同非常に喜んでおり、胸を撫で下ろしている状況で、まだまだRubyの可能性を秘めている表れではないかと感じております。今回の審査にあたって審査員の皆さんは大変ご苦労されたという風に思っています。皆さんとさらなるRubyの広がりを一緒に体感したいと思います。」

■ソーシャルインパクト賞表彰
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株式会社ヴァル研究所より山崎 恭史様、株式会社タイミーより亀田 彗様、ファインディ株式会社より浜田 直人様、 Yoom株式会社より石井 淳史様が表彰され、受賞された喜びと感想を述べた。

株式会社ヴァル研究所 【駅すぱあとWebサービス】 山崎 恭史氏
「「駅すぱあとWebサービス」は、「駅すぱあと」が持つ経路探索機能や公共交通機関データを実装でき、多くの法人向けサービスや基幹システム、乗換案内サービスに採用されている信頼性の高いAPIです。公共交通に特化した充実のAPIとサポート環境で開発運用コストを削減します。「駅すぱあと」がWEBAPIとしてローンチして今年2023年で14年目。これからもRubyとともにビジネスを成長させ、これまで以上にユーザーに寄り添った公共交通案内を提供していきます。」

株式会社タイミー 【Timee】 亀田 彗氏
「「Timee」は、働きたい仕事を選ぶだけで、履歴書・⾯接なしですぐに働くことができ、勤務後すぐにお⾦を受け取ることができるサービスです。事業者にとっては、来て欲しい時間や求めるスキルを設定するだけで、条件にあった働き⼿が⾃動的にマッチングします。スタートアップして間もないサービスですが、すでに全国さまざまな人たちに愛され、利用されるサービスへと成長してきました。空いた時間にすぐ働けるというサービスで、この島根県でも2万人を超える人たちに利用していただいています。」

ファインディ株式会社 【Findy Team+】 浜田 直人氏
「「Findy Team+(チームプラス)」は、GitHubやGitLab、Jiraなどエンジニア向けツールから取得した情報を自動で解析し、エンジニア組織における開発生産性を可視化・向上をサポートする、国内初のサービスです。Four Keys や開発リードタイム、レビュー状況を可視化し、エンジニア組織のパフォーマンス向上へとつなげています。今回は、大賞を狙っていたので、少し悔しいんですが(笑)、エンジニアに寄り添ったサービスをこれからも続けて展開していきたいと思っています。ソーシャルインパクト賞というスタイリッシュな賞をいただき、ありがとうございます。」

Yoom株式会社 【Yoom】 石井 淳史氏
「「Yoom」は様々なSaaSやAIを組み合わせた独自の業務ツールを作成し、業務を自動化・効率化することができるノーコードツールです。システムやAPIの知識は不要で、誰もが自分の業務の自動化・効率化をカンタンに実現できます。フロントオフィスからバックオフィスまで、様々な部門で業務を自動化できるこのツールで、日本社会がいま直面している人材不足や長時間労働といった課題に寄り添って事業を運営しています。今後もRubyとともに事業を大きく成長させ、大賞に選ばれるよう、尽力します。」

■特別賞表彰、受賞者プレゼンテーション
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ウィルポート株式会社より秋山 亮介氏、株式会社KabuK Styleより勢田 圭剛氏、レンティオ株式会社より紀見 岳雄氏が表彰され、代表してコメントを述べた。また受賞事例のプレゼンテーションも行った。

ウィルポート株式会社 【 オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム 】 秋山 亮介氏
「ウィルポートは、配送システムをITで一元管理する独自のオープン型ラストワンマイルプラットフォーム(OLP)を開発しました。課題が集中するラストワンマイルシーンをDXで最適化することによって荷主とドライバーのネットワーク環境を改善いたします。今後確実に起こるであろう「物流クライシス」の環境下にあっても、『Polaris Navi』を通じてサスティナブルな物流環境を提供します。」

株式会社KabuK Style  【旅のサブスクⓇ HafH(ハフ)】 勢田 圭剛氏
「「HafH(ハフ:Home away from Home)」は、毎月定額で世界中の宿泊施設に滞在することができる旅のサブスク®サービスです。 2023年8月末現在、国内外30カ国、2,000以上の宿泊施設(ホテル・旅館・ゲストハウス・ホステルなど)の利用が可能です。KabuK Styleは「テクノロジーの力を使い、世界中の旅をより身近なものにリデザインする」というビジョンのもと、旅をもっと簡単に、より日常に、便利なものにするサービスとして、多様なニーズの進化に適応した次世代型サービスへのアップデートを推進し、サプライヤー、旅行者、エージェントの3者の課題解決を実現してまいります。」

レンティオ株式会社 【レンティオ】 紀見 岳雄氏
「レンティオ」は、買わずに試せる、家電のサブスク・レンタルサービスです。家電やカメラを中心とした3,500種類以上の製品を、必要な間だけ気軽にレンタルでき、試して気に入れば、返却せずにそのまま使用し続け購入することもできます。しかも全国往復送料無料。月間12万人以上が利用し、ユーザー評価は★4.7。短期間だけ使ってみたいカメラや、購入前にお試ししたいキッチン、掃除家電など幅広くお試しができるサービスです。」

■大賞表彰、受賞者プレゼンテーション
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株式会社ウーオより土谷 太皓様、ピクシブ株式会社より道井 俊介氏が表彰され、代表してコメントを述べられました。また受賞事例のプレゼンテーションも行った。

株式会社ウーオ 【UUUO】 土谷 太皓氏
「「UUUO」は、水産物に特化したBtoB流通プラットフォームです。全国120港以上の産地から毎日新鮮な魚が出品されており、中央卸売市場の9割以上でUUUOを通じた仕入れが行われております。

「UUUO」では鮮魚をはじめとした水産物が全国100社以上から出品されます。買い手は現在400社以上あり、手間をかけずに仕入れが可能です。

「すべての町を、美味しい港町に。」をビジョンに掲げ、売り手と買い手を繋ぐことで需給の最適化を実現します。アナログな業務が多く残る水産流通領域のDXを推進いたします。」

【土谷 太皓氏コメント】
「「元々Rubyを利用していなかった開発メンバーもいる中で、ユーザーさんと一緒にサービスをつくっている会社ですので、開発メンバーはもちろん、一緒に成長させてくださっているユーザーさんにも感謝したいと思います。今回の賞はRubyを使ってUUUOを作るプロダクトチームをはじめ、事業を推進する会社の全メンバー、そして全国にいるUUUOユーザーのみなさまあってこそ得られた名誉だと思っています。今後もRubyを活用したサービス開発を進め、コミュニティの発展に寄与していきたいと考えております。」」

ピクシブ株式会社  【pixivおよびpixiv関連サービス】 道井 俊介氏
「ピクシブは「Accelerate creativity. 創作活動を、もっと楽しくする。」をミッションとして掲げ、2005年の創業以来、創作活動を支援するさまざまなプロダクトを生み出してきました。

イラスト・マンガ・小説作品の投稿プラットフォームpixiv は、「作品を介したコミュニケーション」にフォーカスしているクリエイターのためのSNSで、登録者数は9800万人を超えています。また、創作物の総合マーケットプレイス「BOOTH」、ファンコミュニティ「pixivFANBOX」、3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」など16の事業を展開し、クリエイターを支援するさまざまなサービスを提供、世界中の人々の創作活動を応援しています。

さらに事業の拡大と共に、2018年時点では約200人だった社員数が、現在は業務委託、アルバイト含め600人近くまで増加しました。(2023年9月時点)かつては20代のエンジニアが多くを占めていましたが、現在はプロダクトマネージャーやマーケターをはじめとするビジネス職も増え、職種や年齢層の幅が広がりました。現在の社員の平均年齢は31歳で、育児や介護などライフスタイルの多様化も進んでいます。」

【道井 俊介氏コメント】
「多くのサービスをこれまで運営し続けられているのは、Rubyの持つパワーとRubyを取り巻いている開発者コミュニティとともに成長できたことが大きいと思っています。これからもRubyとともに成長できるように取り組んでいきます」

■審査委員長挨拶(まつもとゆきひろ氏)
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「Ruby biz グランプリの全体の審査として、ビジネスとしてのユニークさ、社会への影響力、どれぐらいRubyを活用していらっしゃるか、それからコミュニティに対する貢献度というそれぞれの軸で評価させていただいております。今回の9社はRubyを使った素晴らしいサービスを提供してくださっているので本当に感謝しています。Rubyを使って世の中を良くするために様々なビジネスに果敢に挑戦してくださっていることを褒め称えたいと思います。Rubyが未来をつくり、社会を良くしていくのを、Rubyを創造したものとしていつまでも見届けたいと思っています」

■『Ruby biz Grand prix 2023』 表彰式の様子
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■『Ruby biz Grand prix 2023』表彰式
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名称:Ruby biz Grand prix 2023
日時:2023年11月8日(水)15:10~16:40
会場:松江テルサ(島根県松江市朝日町478-18)
プログラム:主催者代表挨拶/表彰式/フォトセッション 

【各受賞企業】
大賞:株式会社ウーオ、ピクシブ株式会社
特別賞:ウィルポート株式会社、株式会社KabuK Style、レンティオ株式会社
ソーシャルインパクト賞:株式会社ヴァル研究所、株式会社タイミー、ファインディ株式会社、Yoom株式会社

●審査選考委員 ※委員は50音順
委員長:まつもと ゆきひろ / 一般財団法人 Rubyアソシエーション 理事長
委員:笹田 耕一 / 一般財団法人 Rubyアソシエーション 理事
委員:寺田 雄一 / マジセミ株式会社 代表取締役社長
委員:中村 建助 / 株式会社日経BP 技術コンテンツユニット 編集委員
委員:森  正弥 / デロイト トーマツグループ 執行役員・パートナー

<Ruby biz Grand prixについて>
Ruby biz Grand prixは、プログラム言語「Ruby」を活用して、ビジネスの領域で新たな価値を創造し、今後の発展が期待できるサービスや商品を表彰するグランプリ。企業はRubyを使った開発により、時代の変化に柔軟に対応し、企業・社会が抱える課題に対してスピーディーにアプローチすることができる。本グランプリを通して、Rubyがもたらす革新性を国内外に広く発信し、IT産業全体の振興に貢献する。
専用サイト:https://rubybiz.jp/

【過去の「大賞」受賞企業一覧】
2022年度:JUKI松江株式会社、株式会社Shippio
2021年度:株式会社HIKKY、株式会社ヤマップ
2020年度:株式会社tsumug、株式会社メディカルノート
2019年度:クックパッド株式会社、GMOぺパボ株式会社
2018年度:株式会社コークッキング、スタディプラス株式会社
2017年度:株式会社あしたのチーム、Wovn Technologies株式会社
2016年度:株式会社Misoca、ラクスル株式会社
2015年度:トレジャーデータ株式会社、株式会社ユビレジ

「Ruby biz Grand prix」公式サイト

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令和初開催!日本発のプログラミング言語「Ruby」を上手に活用し新たな価値を創造した人や団体を表彰する「Ruby biz Grand prix 2019」を開催

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これまで「Rubyでビジネスを活性化させる!ビジネスアワード「Ruby biz Grand prix 2018」を開催」「Rubyでビジネスに新たな価値を見出せ!ビジネスアワード「Ruby biz Grand prix 2017」を開催」といった記事で紹介してきたようにプログラム言語Rubyの特徴を活かし、新たなサービスを創造し、世界へ発信している企業、団体及び個人を対象とした「Ruby biz Grand prix 2019」が今年も開催された。2015年から毎年開催されており、今年で5回目となるその様子をお伝えしよう。

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■Rubyを活用したビジネスで新たな価値や機会を創出
まずは主催者を代表し、島根県知事の丸山達也氏が、このグランプリの目的について説明した。「Rubyを活用したビジネスで新たな価値を創造。それを国内外にPRし、IT企業の新たな機会を創出する」と丸山知事。

今回応募されたサービスについて丸山知事は「今回応募されたサービスはいずれもRubyの特長を生かしており、今後の拡大も期待できる。国内外含めて社会全体に広がることで、新たな価値を創造することを期待したい」と述べていた。

昨年の大賞企業として、TABETEを運営する株式会社コークッキングCEOの川越一磨氏がプレゼンを行った。TABETEは社会問題化しつつある食品ロスを無くすために、飲食店などで余らせた食材と一般消費者を繋ぐサービスだ。昨年の大賞を受賞した後、Forbes Under 30 Japan、Good Design賞のベスト100、環境省のグッドライフアワードで環境大臣賞にも選ばれるなど、各賞も受賞した。

同サービスが東京駅の駅ナカで使えるようになり、JR東日本や金沢市など自治体との連携、大学との連携も進み、登録者数も伸びているとして、大賞受賞後からサービスも順調に成長していることを紹介。

「Rubyはアジャイルやスクラム開発でスタートアップとの親和性が高く、この特長を生かして、これからも成長していきたい」ということだ。

■応募総数33件から10の賞が決定
今回は33件の応募の中から、新規性、独自性、将来性、社会への影響などの各項目を厳正に審査し、10件が各賞を受賞した。

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審査委員長のまつもとゆきひろ(Matz)氏は、どれを選んでもおかしくないという中で、悩みなら各賞を選んだとのこと。選考理由としては、Vertical Solution賞は狭い分野の中で専門領域を広げるサービス、Emerging Industry賞は新しいジャンルを切り開くサービス。特別賞は社会にインパクトを与えるサービスをそれぞれ選んだという。大賞はどちらも世間に広く知られた事業があるが、新しい野心的な事業ということで選んだとした。

各賞を受賞した会社とサービス内容および、受賞コメントは以下

■Vertical Solution賞
企業名:株式会社バトンズ
サービス内容:オンラインでM&Aができ、後継者不足などで継承が難しい事業の継承をサポートするサービス。
コメント:
「JavaからRubyに移行し、開発のスピード上がり柔軟性のあるシステムになった」

企業名:株式会社LegalForce
サービス内容:法務部門の自動化ソリューションを提供。契約書審査などの負担を軽減する。
コメント:
「基幹システムはRuby、フレームワークはHanamiを採用している。クライアントからの評価も高い」

■Emerging Industry賞
企業名:Quipper Limited 日本支店
サービス内容:教育格差の是正のためのサービス「スタディサプリ」を提供。
コメント:
「スピード感とクオリティを両立したプロダクト開発のためにはRubyは欠かせない」

企業名:株式会社ニューロスペース
サービス内容:社員一人ひとりの睡眠の悩みをコーチングする法人向けサービス「leeBIX」を提供。
コメント:
「サイクルを回していく上でRubyの柔軟性は役立つ」

企業名:Nota Inc.
サービス内容:スクリーンショット共有サービスの「Gyazo」を提供。
コメント:
「PHPからRubyに乗り換えた。Rubyに乗り換えてから楽しく開発できている」

■特別賞
企業名:株式会社ookami
サービス内容:スタジアム、テレビに次ぐ第3のスポーツエンターテイメントを提案するアプリ「PLAYER!」を提供。
コメント:
「開発当初からRubyを採用。豊富なフレームワークや柔軟性を生かしている」

企業名:MAMORIO株式会社
サービス内容:駅にセンサーを設置するなど様々なアイデアを実現している落とし物防止タグを提供。
コメント:
「様々なアイデアを、15人の小さなチームで実現できたのはRubyがあったから」

企業名:ユニファ株式会社
サービス内容:スマート保育園向けの午睡チェックなどのサービスを提供するルクミーを提供。
コメント:
「2度目の応募で今回は特別賞だったので次回は大賞を目指してプロダクトを開発したい」

■大賞
企業名:クックパッド株式会社
サービス内容:食材のピックアップ場所を町の中に設けることで送料無料で購入できる「クックパッドマート」
コメント
:「ECや流通、スマートロックなどのあらゆる技術をRubyで実現している」

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企業名:GMOペパポ株式会社
サービス内容:レンタルサーバーのようなマネージドなサービスでありながら、オートスケールなどの機能が利用出来る「LOLIPOP! マネージドクラウド」を提供。
コメント:
「Rubyの特長を生かして、コア技術はCRubyだけではなく、mrubyを組み込み、Hakoniwaというコンテナランタイムを使い、ミドルウェアも含めて柔軟に機能開発している」

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今年は「Ruby」が誕生して25年。平成時代を駆け抜け令和になっても、まだまだ新サービスが登場してくるRuby。令和以降も様々なサービスを提供するための開発基盤であるRubyがさらに発展していくことに期待したい。

上倉賢 @kamikura

Ruby biz Grand prix 2019

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プログラミング言語 Ruby
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Rubyでビジネスを活性化させる!ビジネスアワード「Ruby biz Grand prix 2018」を開催

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昨年の12月に『Rubyでビジネスに新たな価値を見出せ!ビジネスアワード「Ruby biz Grand prix 2017」を開催』という記事で同アワードの様子をお伝えしたが、昨年に引き続き今年もプログラミング言語「Ruby」で展開されたビジネスを表彰する「Ruby biz Grand prix 2018」が2018年12月18日に開催されたので、その様子をお伝えしよう。

このアワードは、Rubyを使ってビジネスシーンで新しいサービスや画期的なプログラムを創造した企業・団体を表彰するためのイベント。今年で4回目となる。今回は過去最大の40を越える作品がノミネート。その中からグランプリ2点と特別賞3点、Device Technology賞2点、PricingInnovation賞3点が発表された。


島根県知事 溝口善兵衛氏

■Rubyを通じて新たな事業創出を――鳥取県知事 溝口氏
主催者を代表して島根県知事の溝口善兵衛氏があいさつに立った。溝口氏はソフト開発センターを中心としてITサービスの創出を目指した取り組みをしていることを紹介しながら、今回のアワードに過去最大の応募があったことを喜び、「受賞しなかった事業にも、開発に携わったみなさんの創意工夫が見られる。独創性や将来性を兼ねた内容となっており、Rubyを活用したビジネスが課題解決をして新たな価値を創造していくと期待している」と語った。


経済産業省 商務
情報政策局 情報産業課 課長 菊川人吾氏

■Rubyで我々の生活を革新してほしい――経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 課長 菊川氏
来賓を代表して、経済産業省の商務情報政策局 情報産業課 課長である菊川人吾氏があいさつ。菊川氏はRubyが誕生してから四半世紀が経つ(正確には24年)と語りながら、国内のさまざまなサービスに入っているだけでなく、国際的な取り組みとなっていると強調。「日本のみならず世界のビジネス、生活スタイルを大きく変えた」と語る。

「昔は経営者でもITは苦手だと言ういいわけが通用していた。しかし経営そのものがITそのものとなってきている。ITに疎いというのは経営に疎いということ。Rubyは経営に使われており、ムーブメントを起こしている。今後Rubyを使ったアプリはIoTだけでなく、さまざまな分野に広がっていくはず。島根県で生まれた言語やサービス、これが世界を変えている。新しいサービスで我々の生活をどんどんと革新してほしい」と菊川氏は語った。

■ノミネート40事例からグランプリ2点とその他の各賞が選出
今回ノミネートされた40事例からグランプリを得たのはコークッキング、スタディプラスの2社。Device Tecchnology賞にはSCSK九州とユカイ工学が、Pricing Innovation賞にはコラビットとバンク、リブセンスが、特別賞にはオクト、グロービス、Supershipが選ばれ、トロフィーと賞状が授与された。


コークッキング リードエンジニア 榊原徹哉氏

■グランプリを受賞したコークッキングがプレゼン
グランプリを受賞したコークッキングからは、同社のリードエンジニアである榊原徹哉氏がプレゼンを行った。

コークッキングが運営している「TABETE」は安全においしく食べられるはずの食が廃棄されている現状を踏まえ、それらのフードロスを防ぐために、登録した店舗が残っている食料をTABETEに掲載し、それを見たユーザーがレスキューできる仕組みを作り上げた。このサイトはRubyで構築されている。「フードシェアリングのサービスは大きく、迅速な開発力と対応力が求められる。それにはRubyはぴったり」と榊原氏。「真に目指しているのは社会的なムーブメント。TABETEだけでは決して解決できない。より多くの人を巻き込んで、食環境改善の一端を担えたらと思う」と榊原氏は語った。


スタディプラス CTO 島田喜裕氏

■同じくグランプリに輝いたスタディプラスのプレゼン
同じくグランプリを受賞したスタディプラスからは、CTOの島田喜裕氏によるプレゼンが行われた。スタディプラスが展開しているサービス「スタディプラス」は、受験生の3人に1人が利用しているサービス。会員はすでに300万人を突破している。スタディプラスで可能なの勉強時間と勉強仲間の管理だが、継続して勉強できているかが重要であると島田氏。スタディプラスを利用することで日々の行いを可視化し、学習者同士をつなげてモチベーション維持を図っているとのこと。「学習者にとって欠かせないサービスを目指し、学ぶ喜びをすべての人へというミッションを実現していく」と島田氏は語った。


Rubyの開発者 審査委員長 まつもとゆきひろ氏

■社会を変えるムーブメントを起こしてほしい――まつもと審査委員長
最後に、Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏からの審査委員長あいさつが行われた。

まつもと氏によると、年々応募が多くなっているため、審査は難航したそう。「頭を突き合わせて悩んだ」のだと語る。「Rubyが会ったから事業が伸びたと言われるとうれしい。最終的にはプロジェクトを完成するまで努力したことが成果につながっている」とも。

そしてTwitterやAirBnBなどがRubyで構築されていたことを例にあげながら、今回の受賞作の中にも、事業開始からあっという間にサービスを立ち上げた案件などもあり、「これらのシステムがRubyで作られていると聞いて本当によかったと思う」と語るまつもと氏。

まつもと氏は「さまざまな企業があり、世界をよくしようとしている。生産性が高く、速いスピードでの開発が行われることで、社会を変えることにつながっている。こうしたことがあると、グランプリを開催して応援したかいがあるというもの。次年度以降も社会を変える作品が出てほしい」と最後に語った。

来年は「Ruby」が誕生して25年。ひとつの節目だ。日本発のプログラミング言語としては初めて国際電気標準会議で国際規格に認証され、今日では様々なサービスを提供するための開発基盤となっているRubyが末永く発展していくことに期待したい。

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3ステップでしっかり学ぶ Ruby入門
WINGSプロジェクト 竹馬 力
技術評論社
2018-01-26


Rubyでビジネスに新たな価値を見出せ!ビジネスアワード「Ruby biz Grand prix 2017」を開催

ビジネスアワード「Ruby biz Grand prix 2017」


日本発のプログラミング言語「Ruby」に関連したビジネスアワード「Ruby biz Grand prix 2017」が島根県の主催で2017年12月14日に開催された。同アワードは「Ruby」を使いビジネスシーンで新たなサービス、画期的なプログラムを創造した企業や団体を表彰するためのイベントであり、今回で第3回目を迎える。

当日は29のノミネートから大賞2点と特別賞3点等の発表と表彰式をはじめ、受賞者によるプレゼンがあった。その様子を紹介しよう。

■独自性の強いサービスが数多く集まった - 藤原島根県副知事
主催者の代表で島根県副知事藤原孝行氏が登壇。「Rubyの利便性を活かした独自性の強いサービスが数多く集まった。本年は、例年にもまして企業や社会の課題を解決するサービスが多かった。」と今年のノミネート作品について振り返った。島根県では、Rubyを活用した県内IT企業との連携や、様々な取組みを進めているという。

主催者を代表して挨拶する、島根県副知事藤原孝行氏


■いまなお最先端の現場で活用できるRuby‐経産省商務情報政策局情報産業課課長
来賓挨拶には、経済産業省商務情報政策局情報産業課課長である成田達治氏が登壇。「今、AIやIoTといった言葉を聞かない日はない。ITをめぐる技術への期待が高まっているなか、『開発のしやすさ』『使いやすさ』という強みを持ったRubyはITの課題を解決する重要な資産である。」と、登場からおよそ20年を経た現在においてもRubyが最先端のサービス開発に活用できると、その重要性を語った。

来賓として挨拶する、経済産業省商務情報政策局情報産業課課長成田達治氏


■ノミネート29事例からグランプリ2点その他各賞を発表
受賞者発表では、国内からノミネートされた29事例からグランプリ2点と特別賞3点に加え、FinTech賞2点、ソーシャルイノベーション賞4点が発表された。

グランプリには「株式会社あしたのチーム」 と「株式会社ミニマル・テクノロジーズ」 、特別賞には「合同会社esa」、「株式会社クレオフーガ」、「Repro株式会社」 、FinTech賞には「コインチェック株式会社」、「株式会社トラスト&グロース」、ソーシャルイノベーション賞に「アクトインディ株式会社」、「JapanTaxi株式会社」、「株式会社SmartHR」、「株式会社パソナテック」がそれぞれ選出され、トロフィーと賞状が授与された。

■グランプリ受賞株式会社あしたのチーム
グランプリを受賞した株式会社あしたのチームはAIを活用した人事評価クラウドサービスを提供しており、中小企業の働き方改革をサポートしている。

同社の代表取締役社長高橋恭介氏は「今年一番のサプライズです。大変嬉しく思います。」と受賞の喜びを語った。

グランプリを獲った株式会社あしたのチーム代表取締役社長高橋恭介氏


■グランプリ受賞株式会社ミニマル・テクノロジーズ
同じくグランプリを受賞した株式会社ミニマル・テクノロジーズは最短5分でWebサイトを30か国語化するサービス「WOVN.io」を開発・運営している。同社代表取締役社長林鷹治氏は「 まさかグランプリに選ばれるとは思わなかった。名誉ある賞を受賞できたことを光栄に思います。」と感謝の意を表した。

株式会社ミニマル・テクノロジーズ代表取締役社長林鷹治氏


■どの作品にも賞を与えたい –“Matz” まつもと審査委員長
最後に審査委員長でRubyの生みの親である“Matz”ことまつもとゆきひろ氏は講評の挨拶に登場し「審査は大変に困難を極めた。可能であればどの作品にも賞を与えたいほどだった」と応募作品のレベルの高さと審査の難しさを述べていた。

また今回の受賞企業の選定理由として「社会的にインパクトを与えたり、コミュニティに貢献したりなど、評価すべきプラスアルファがいくつも見られたとともに、数年前には不可能だと思われていたことを可能にし、Rubyならではの“hack”を実現したこと」を挙げていた。

「Ruby」開発者であり審査委員長を務める、“Matz”まつもとゆきひろ氏


また、「Ruby biz Grand prix 自体が “hack”である。『島根にはパソコンなんてあるわけない』()と言われるほど、島根にITのイメージはなかったが、今では島根=Rubyと言われるまでにイメージが定着した。数年前にはありえないと思われていたことを実現している。」(まつもと氏)。
:「デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!」(2000年)の登場人物のセリフより

「Ruby」が誕生して今年で23年。日本発のプログラミング言語としては初めて国際電気標準会議で国際規格に認証され、今日では様々なサービスを提供するための開発基盤となっている。

実際、今回紹介したように未来を変える最先端サービスがRubyで開発されているのだ。Rubyでの開発を活性化する意味でも、来年は、同アワードでどんなサービスがグランプリを受賞するのか、いまから楽しみでならない。

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Ruby biz Grand prix

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プログラミング言語 Ruby
まつもと ゆきひろ
オライリージャパン
2009-01-26



「人月って言葉、失礼ですよね」 Rubyの生みの親Matzがソフト開発者に伝えたいこと



プログラマ35歳定年説なんて間違い! 実時間GCの“生みの親”竹内郁雄」で紹介してきているように、DODAエンジニアITでは、さまざまな業種の著名人が登場してエンジニアたちへハートフルで有益なメッセージを送ってきている。著名人の中には、世界的に有名な人もたくさんいる。

今回紹介する“Matz”こと、まつもとゆきひろ氏(以下、敬称および名前略)も、そうした著名人のひとりだ。同氏はオブジェクト指向のスクリプト言語 「Ruby」の開発者だ。たくさんのプログラミング言語の中でも人気投票で必ず上位に顔を出すほどだ。

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