image001

広島県とJRグループとでは、2020年10月から12月にかけて大型観光キャンペーン「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」を開催中だ。「ミタイケンひろしま」をキャッチコピーに、まだ見ぬ絶景、美味しいグルメ、新たな体験、知られざる伝統や文化など様々な切り口から、広島県の魅力を「ミタイケン(未体験)」というテーマで繋ぎ、存分に楽しめる旅を提案している。

今回、協議会事務局(広島県観光連盟)が厳選した観光地を巡る1泊2日のプレスツアーが実施されたので、その模様をお届けしよう。2日目は、瀬戸内の多島美を満喫できるクルーズツアー、SNSで大人気なスポット「大久野島」「未来心の丘」などを訪れた。

■瀬戸内の多島美を満喫できる「せとうち島たびクル-ズ」
「せとうち島たびクルーズ」は、瀬戸内海の多島美を楽しめるクルーズだ。
クルーズコースには、広島港と三原港を結ぶ東向きと西向きの2コースがあり、今回は東向きコースで旅を満喫した。
乗船したのは、新造船の観光型高速クル-ザー「SEA SPICA(シースピカ)」だ。
image003
新造船の観光型高速クル-ザー「SEA SPICA(シースピカ)」。

クルーズで経由した呉港には、海上自衛隊の艦船が停泊しており、迫力ある姿を見ることができた。
image005
海上自衛隊の艦船が停泊していた。

船上からは、ユニークな島を見ることができた。契島は「瀬戸内の軍艦島」と呼ばれ、小さな島がまるごと工場になっている島だ。日本の鉛の4割以上がここ契島で製錬されているとのこと。
image007
「瀬戸内の軍艦島」と呼ばれる契島。

<詳細情報>
「瀬戸内しまたびライン」
http://setonaikaikisen.co.jp/simatabi/

■ユネスコ記憶遺産を所蔵する博物館「松濤園」
最初に上陸した下蒲刈島は、朝鮮通信使や参勤交代の大名も立ち寄ったという島だ。ユネスコ記憶遺産を所蔵する博物館「松濤園」がある。館内には4つの資料館があり、移築、または復元した日本家屋を活用している。
松濤園の外観
博物館「松濤園」の外観

松濤園の庭
「松濤園」の庭園

<詳細情報>
博物館「松濤園」
〒737-0303 広島県呉市下蒲刈町下島 2277-3
電話:0823-65-2900

■サイクリングを楽しんだ「下蒲刈島」
下蒲刈島では、レンタル自転車に乗って、サイクリングを楽しんだ。
image013
レンタル自転車で島をめぐることができる。

image015
レンタル自転車で、いろいろな名所をまわることができる。

<詳細情報>
とびしま海道レンタサイクル
〒737-0303 広島県呉市下蒲刈町下島 839-16
電話:080-2927-2504
レンタル自転車:36 台
レンタル料金:3時間1,000円、8時間2,000円
※コテージ梶ヶ浜でレンタルする場合は上記料金のみ。駅及び港でレンタルする場合は配車代1,000円、乗り捨て代1,000円が別途かかる。

■「うさぎ島」として人気の無人島「大久野島」
次に上陸したのは、「うさぎ島」として人気の無人島「大久野島」だ。約900羽もの野生のうさぎたちが住んでいる。
image017
「うさぎ島」として人気の無人島「大久野島」で、うさぎとたわむれる。


■広島県の名物が満載の「ミタイケン広島弁当」
昼食は、船内で「ミタイケン広島弁当」を食べた。
ミタイケン広島弁当は広島県の名物が入った弁当で、売上の一部は観光事業のため、広島県に寄付される。美味しく食べて誰でも気軽に広島県の観光地を応援できる。
image019
広島県の名物が食べられる「ミタイケン広島弁当」。

「ミタイケン広島弁当」の中身
・じゃこ飯【広島県産ちりめん使用】 ・広島郷土料理穴子飯
・広島県産カキフライ・広島県産小鰯の南蛮漬け
・広島県産亜麻仁牛の牛肉煮・広島県産玉子の出汁巻玉子
・茄子のお浸し(じゃこ味噌和え)【広島県産ちりめん使用】
・レモンゼリー【広島県産レモン使用】
・もみじ饅頭(天ぷら)【にしき堂もみじ饅頭使用】

<詳細情報>
商 品 名: ミタイケン広島弁当
販売期間: 10月2日(金)~12月28日(月)
価  格: 1,200円(税込)

■白い大理石の庭が美しい耕三寺博物館「未来心の丘」
尾道市・生口島では、耕三寺博物館の「未来心の丘」へ行った。広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園であり、インスタ映えするスポットとしても知られている。ギリシャのサントリーニ島を思わせる白い世界は、異次元の世界へ迷い込んだかのようだ。
image021
「未来心の丘」がある、耕三寺。

image023
白い大理石でつくられた「未来心の丘」。

image025
幻想的な「未来心の丘」。

<詳細情報>
潮聲山 耕三寺/耕三寺博物館
〒722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田 553-2
電話:0845-27-0800
入館料(耕三寺境内,未来心の丘及び金剛館):大人1,400円・大学生1,000・高校生800円・シニア(65歳以上)1,200円・中学生以下無料※書院潮聲閣入館料は大人・子ども共200円(別途)

■瀬戸田レモンケーキ「島ごころ」
広島県尾道市瀬戸田町は、日本一のレモンの産地であり、国産レモンのおよそ30%が生産されているとのこと。そんなレモンで作られたのが、瀬戸田レモンケーキ「島ごころ」だ。
レモンジャムやレモン菓子も販売されており、お取り寄せもできる。
image027
瀬戸田レモンケーキ「島ごころ」

<詳細情報>
「島ごころSETODA」(瀬戸田本店)
〒722-2413 広島県尾道市瀬戸田町沢209-32
電話:0845-27-0353

■周遊バスで街なかをのんびりめぐる「尾道グリーンスローモビリティ」
「尾道グリーンスローモビリティ」は、尾道駅から浄土寺まで約20分。周遊バスで街なかをのんびりめぐる期間限定のプロジェクトだ。
image029
尾道グリーンスローモビリティで、尾道市の新庁舎へ移動する。

<詳細情報>
「尾道グリーンスローモビリティ」
運行期間:2020年10月2日(金)~2021年1月17日(日)
運行日:金~日曜日・祝日
運行時間:10:00~15:50
運賃:大人(中学生以上)200円、小人100円(障がい者100円、未就学児無料)

■尾道の360度の景観を楽しめる尾道市役所「おのみちルーフ」
最後に訪れたのは、2020年春に開庁したばかりの尾道市の新庁舎だ。最上階は展望デッキ「おのみちルーフ」となっており、尾道水道から千光寺まで360度の景観を楽しむことができた。夜9時まで解放されており、夜は昼間とは違う美しいライトアップした景観を堪能できる。
image031
2020年春に開庁したばかりの尾道市の新庁舎。

image033
展望デッキでは、尾道水道から千光寺まで360度の景観を楽しむことができる「おのみちルーフ」。

<詳細情報>
尾道市役所
〒722-8501 広島県尾道市久保一丁目15-1
電話:0848-38-9111
https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/
開庁時間:午前8時30分~午後5時15分(土・日・祝日・年末年始は除く)

「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」は、12月まで開催されている。広島県やその周辺エリアに興味がある人は、Go To トラベルを利用して、旅に出掛けてみては如何だろうか。

<詳細情報>
せとうち広島デスティネーションキャンペーン「ミタイケンひろしま」
内容:広島県内やその周辺エリアで、JRグループや自治体、旅行会社などが一体となって取り組む観光キャンペーン。
4つの「ミタイケン」 (観タイケン・味タイケン・実タイケン・魅タイケン)がキーワードとなっている。
期間:2020年10月1日~12月31日までの予定。
詳細URL:https://www.hiroshima-kankou.com/mitaiken/

せとうち広島デスティネーションキャンペーン「ミタイケンひろしま」

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

カルチャーに関連した記事を読む
60分 880円、シュリンプカクテル食べ放題!2020年最後のイベント
クランプ式で後付け簡単引き出し!サンコー『後付けどこでも引き出し「ちょこっトレイ」』
これ一つで無人島制覇!30in1超軽量カード型「PockeTool2.0」
「兎田ぺこら」×「百年梅酒」がコラボ!『百年梅酒 ぺこらver.』が登場
水素社会の実現に向けた社員の想い!新しいエネルギーがもたらす未来のカタチとは?

別冊旅の手帖 せとうち広島
交通新聞社
2020-09-28