図1

株式会社PFUは、ワンタッチでスピーディーに書類を電子化するパーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズ「iX1600」「iX1500」にタッチパネル操作だけでスキャンデータをメール送信できる機能アップデート、及びChromebookに対応したアプリケーションの提供を開始した。

■テレワークでの生産性を向上
昨今、コロナ禍におけるテレワークやICT教育の推進には、紙のデータ化が課題の一つだ。PFUが実施したアンケート(注1)(注2)では、紙のデータ化により90%以上のユーザーが業務効率化されたと回答している。

本アップデートでは、テレワークでの生産性向上のため、タッチパネル上に宛先メールアドレスを設定したアイコンを登録しておくことで、PCやスマートデバイスを使うことなく、スキャンデータをメールで直接送信できるようになる。テレワークにおける書類の共有などで活用できるるほか、メールで連携できるサービスと組み合わせることで、チャットツールへの投稿や、FAXの送信など、活用の幅が広がる。

また、教育の現場で普及が進んでいるChromebookにもScanSnapが正式に対応。iPhone/Androidと同様の操作性で、先生や生徒自身のChromebookをスキャナーとワイヤレス接続し、紙教材などの電子化を行うことが可能だ。

「ScanSnap」は今後も、様々な機能追加や連携デバイス拡充により、ニューノーマルな環境に対応し、スマートで快適な暮らしやビジネスの効率化を提供するとしている。

1. タッチパネルの簡単操作のみでスキャンデータをメール送信
タッチパネル搭載のScanSnapから直接スキャンデータをメールで送信できる機能を新たに追加。宛先メールアドレスを登録したアイコン(プロファイル)をタッチパネルに登録、アイコンを選んでスキャンするだけで、PCを開くことなく紙書類をメールで送信できる。日常お使いのメールとScanSnapがより簡単・シームレスに連携し、ビジネスを加速する。

・自分のメールアドレスにメモ書きを送信
会社のメールアドレスを登録しておけば、自宅のScanSnapから会社のPC宛にメールを送ることも可能だ。ScanSnapの操作だけでちょっとしたメモ書きなどを自分宛に送ることができる。

・会社のチームメンバーに資料を共有
会社のチームメンバーのメールアドレスを登録しておけば、ワンタッチでスキャンデータを送信し、チームメンバーに即共有が可能です。オンライン会議中にメモした図なども、すぐにメールで共有できる。
図2

〇メール連携機能を持つ様々なサービスと組み合わせて、拡がる活用
下記のような、メールをトリガーとする様々なサービスと連携が可能。(注3)
 ※noreply@mail.cloud.scansnap.comという固定メールアドレスから送信されるので、サービスによっては対応できない場合があります。詳しくは各サービスのヘルプなどを参照のこと。

・チャットツール(Slack/Teamsなど)
チームのトークチャネルなどに送信。添付ファイルとしてスキャンデータを閲覧。
手書きで指摘を書き入れた資料などをすぐに目的のトークチャネルに送ることができる。
図3

・インターネットFAX(秒速FAX/まいと~くCloudなど)
スキャンするだけでFAXとして相手先へ送信。FAXがなくても紙書類を送れる。
まだまだFAXが活用されている特定の仕入れ業者への発注業務などでも、業務フローを大きく変えることなくScanSnapだけでFAXを送ることが可能だ。
図4

2. 教育現場でもScanSnap活用!Chromebookに正式対応
図5

ScanSnapのモバイルアプリ「ScanSnap Connect Application」がChromebookに正式対応。Wi-Fi搭載のScanSnapとChromebookがつながり、スキャンしたイメージデータ(PDFファイル/JPEGファイル)を保存できる。

急速にICT導入が進む教育現場で利用が広まっているChromebookで、プリント資料や教材などをScanSnapから直接保存。ScanSnapの簡単操作で、先生だけでなく、生徒一人ひとりも、アナログ・デジタルの垣根を越えた活用がChromebookで可能だ。(注4)

・先生が生徒の書いたプリントを共有
生徒が紙に書いた答案用紙や図などをその場で取り込み、すぐに画面に映し出すことや、生徒と共有することができる。

・生徒が作るプレゼンテーションに手書きのイラストや教材を活用
授業中に配布されるプリントのスキャンだけでなく、生徒自らプレゼンテーションを作成する機会も増えている。そのプレゼンテーションの中に、手書きのイラストやプリント教材の内容もスキャンし、アナログとデジタルを取り入れたプレゼンテーションを作成することができる。

3. 裏写り原稿でも確実に削除する高度な白紙削除を提供
業務用スキャナーに搭載している高度な白紙削除機能をScanSnapにも採用。表裏のパターンを比較することで押印の裏写りや、郵便物のような折れ目のついた原稿でも高精度に白紙削除を実現する。本機能はScanSnap Home、ScanSnap Cloudに搭載(注5)。そのほかにも、様々なアップデートを提供している。詳しくはアップデート情報を確認のこと。
図6

(注1)「ScanSnap✕テレワーク支援プロジェクト」アンケート結果より
(注2)「ドキュメントスキャナー ICT教育支援プロジェクト」アンケート結果より
(注3)Slack、Teams、秒速FAX、まいと~くCloudについては、各サービスのページをご確認ください。
(注4)著作権の対象となる教材をスキャンし授業の範囲で配布することは「授業目的公衆送信補償金制度」により、個々の著作権者から個別の許諾を得ることなく可能。ただし文化庁長官の指定管理団体への補償金支払を必要とする。詳細は文化庁の案内を参照のこと。
(注5)ScanSnap Connect Applicationは対応していない。

「ScanSnap」紹介サイト

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