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「コーチングマインドを社会に広げる」をミッションにTHE COACH Academy等を展開する株式会社THE COACHは2022年11月1日(火)、ベルサール飯田橋駅前にて、企業向けコーチングサービス『THE COACH for Business』の発表会を実施した。

発表会では、 変化にあふれ、複雑性が高まっているVUCA時代において、キャリアの流動性の高まりやウェルビーイングの考え方の広まりにより、海外でも注目を集める「コーチング」概要や成り立ちについて説明し、その後今回の新サービスである『THE COACH for Business』を説明した。

また、トークセッションとして本サービスを事前導入している株式会社ペイミー 代表取締役 卜部宏樹氏、株式会社メトセラ 代表 野上健一氏を招いて、THE COACHとの関わりやコーチングへの期待についての話があった。

■気づきと行動が生まれるプロセス
発表会は、株式会社THE COACH共同代表 松浦 瞳氏の挨拶から始まった。その後、個人の力を組織の力へ変えていく、同社の事業の軸となる「コーチング」についての説明があった。

THE COACH共同代表 松浦は、「コーチングは1990年代に日本に入ってきており、約30年間を経て大きく変化してきました。この時代をコーチング1.0、2.0、3.0の時代と定義し、ご説明をしていきます。コーチング1.0は、『エグゼクティブのためのコーチング』、コーチング2.0は、『”ヤフー1on1”などに代表されるピープルマネジメントのためのコーチング』。コーチング3.0は、『自分らしいリーダーシップを活かしたい全ての人のためのコーチング』へと変遷してきました。不確実性が高く、流動性の高い現在、自分はどうありたいか?どんな生き方をしたいか?自ら考え、動くアプローチとして、非常に注目されています。」と語った。

次にTHE COACH共同代表 松浦氏は、「コーチングとは、コーチとクライアントの間で気づきと行動が生まれるプロセスである」と話す。「日常の中で立ち止まり、気づきと行動を得ていくプロセスを通じて自分らしいリーダーシップを築いていくアクションです。そういった内省のプロセスを経て、固定概念から解放され、自分らしいリーダシップを形成できるのです。」と、コーチングの概念について語った。

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株式会社THE COACH 共同代表 松浦 瞳氏


コーチングやコーチングの学びを通じて、"ありたい未来" に対して意欲があふれる一方で、なかなかそれらが会社・組織ではその想いを聴いてもらえない。そんなユーザーからの声を受けて、コーチングを通じて個人のリーダーシップや原動力を引き出しつつ、チームとしてつながりを生み出していくー自律共創型組織への移行をしているのが、THE COACHが本日正式にリリースした『THE COACH for Business』だ。

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THE COACH共同代表 松浦氏は、「VUCAの時代と呼ばれ、一人のリーダーが正解を示しづらい時代、共創していくリーダシップとチーム作りが必要になってきます。時代の転換期だからこそ生まれる課題に、コーチングを中心とした人材育成・組織開発のサービスを通じて向き合います。THE COACHが提案する新しいサービス『THE COACH for Business』がそれらの課題を解決する糸口になれば幸いです。」と語った。

THE COACH 代表取締役 共同代表 松浦瞳氏が語る!「THE COACH for Business」への想い

YouTube:https://youtu.be/xQGYjLcFSwc

■企業の課題を解決できる『THE COACH for Business』
プレゼン後、THE COACH共同代表 岡田裕介氏に加え、株式会社ペイミー代表取締役 卜部宏樹氏、株式会社メトセラ代表 野上健一氏を迎え、トークセッションを実施した。

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『THE COACH for Business』を導入している企業の代表お二人を迎えたトークセッション


THE COACH共同代表 岡田氏は、『THE COACH for Business』や、プロレベルを目指せるオンラインコーチングスクール『THE COACH Academy』で、主にコーチングのカリキュラムなどを監修している。また、専門家とパートナシップを組みながらコーチングの研究や開発をおこなっている。

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株式会社THE COACH 共同代表 岡田裕介氏


ペイミーでは、代表交代後の組織においての「既存メンバーと新規メンバーの融合」と、「パーパスの創造」のニーズがあった。2つの課題解決の両立を目指して現在も走っているプロジェクトを振り返り、ペイミー代表の卜部氏は「課題の改善に向けても実感はあるが、「仕事に感情を持ち込むな」という無意識的な前提が世の中一般論としてあると思うのですが、THE COACHと併走していくと、「感情」を出すことによって、一人一人の原動力が発揮され、改めて会議で自分はこう思ってた!と話す人も増えてきて、一人一人のメンバーの想いが引き出されている」と会社がポジティブな方向に向かっていることを示した。最後に「感情を伴った対話の中からさらなる企業価値を生み出すことができると思った。」とまとめた。

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株式会社ペイミー代表取締役 卜部宏樹氏


続いて医療系スタートアップであるメトセラの事例に話が及ぶと、「ビジネス領域のチーム」と「サイエンス領域のチーム」の融合を目指していく中で、「一般論に頼らない独自の組織のあり方を見つけたい、その中からもリーダシップも引き出したい課題がありましたが、徐々に様々な意見と共有できる環境になってきた。今回のTHE COACHのセッションは確実に財産になっています。」と、メトセラ代表 野上氏が語った。

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株式会社メトセラ代表 野上健一氏


「きっとこれから一般論というのが当てはまる会社は少なくなってくるのではないかと思います。」とTHE COACH共同代表 松浦氏がまとめた。

THE COACHは「コーチングマインドを社会に広げる」をミッションに、多様性が祝福される社会を目指して事業を展開している。企業向けコーチング・組織開発サービス『THE COACH for Business』は、スタッフ1人1人の力を引き出し、組織としてのつながりを生み出せる。組織の力を今よりも強化したい企業は、同社のサービスをチェックしてみよう。

THE COACH for Business

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井上 達彦
東洋経済新報社
2019-11-29