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EcoFlow Technology Japan マーケティングディレクター 中井拓氏

EcoFlowは2023年4月13日に都内の会場で発表会を開催し、ポータブル冷蔵庫「EcoFlow GLACIER」(以下、GLACIER)とポータブルエアコン「EcoFlow WAVE 2」(以下、WAVE 2)を発表した。価格はGLACIERが12万4300円、WAVE 2が14万3000円(いずれも税込み)で、EcoFlow WAVE 2と専用バッテリーのパックは24万5300円(税込み)だ。GLACIER、WAVE 2ともに2023年に行われた「CES 2023」にて発表されたが、日本国内では5月10日に発売される。

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GLACIER


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WAVE 2


■氷が12分で作れるポータブル冷蔵庫
GLACIERは製氷機を内蔵したポータブル冷蔵庫。着脱式のバッテリーを備えており、アウトドアなど外での生活でも食べ物屋飲み物を冷やして保存できるほか、12分で18個の氷を作れる。貯蔵スペースは独立した形で2つ設けられているので、食材ごとの管理も簡単だ。また同社の「EcoFlowアプリ」から温度調節ができるようになっている。なおバッテリーを利用すると最長40時間の稼働が可能だ。このほかAC電源、シガーソケット、ソーラーパネル、ポータブル電源による給電に対応する。

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GLACIER(左)。同社のソーラーパネル(右)と組み合わせて使うことも可能


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製氷機は本体右側にある


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このように砲弾型の氷が作れる


■10分で好みの温度に設定できるポータブルエアコン
WAVE 2には10平方メートル以下の空間を約5分で10℃下げることができる1500Wの冷却機能と、約5分で10℃上げる1800Wの暖房機能を搭載する。こちらもEcoFlowアプリによりコントロール可能で、「省エネ」「おやすみ」「急速」の3モードを設定できる。なお前モデルの「WAVE」より約20%コンパクトになっているので、持ち運びが楽になっている。EcoFlowのポータブル電源を接続すると最長18時間稼働できるほか、最大400Wのソーラーパネル入力もかのうで、別売のバッテリーを利用すると最長8時間まで運転できる。

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前モデルの「WAVE」(右)と比べた。WAVEよりもコンパクトになっていることが分かる


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キャンピングカーの中で行われたデモ。上が気温で下が湿度。室内は快適だった


■都市型グランピングサイトで発表会
発表会は東京・江東区豊洲にある「WILDMAGIC The Rainbow Farm PARTY AREA」にて開催された。発表会に登壇した同社マーケティングディレクターの中井拓氏は、WAVEについてはサイズが大きい、排気音が大きすぎるという不満を解消した製品であると語り、冷却能力を向上させ、約20%コンパクトにし、重量も3キロ軽くなったと強調。GLACIERについては、キャンプ場で子供が風邪を引いたりして氷が必要になった場合、すぐに手に入れられるのが利点であるほか、2つのスペースは冷蔵・冷凍どちらでも切り替えられるのでアウトドアだけでなく、釣りにも利用できるとアピールした。

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EcoFlow Technology Japan マーケティングディレクター 中井拓氏


アウトドアナビゲーター 渡部郁子氏とのトークセッションも開催された。渡部氏はキャンプでのポータブル電源の便利さを述べつつ、ソーラーパネルを試した経験について披露しながら、GLACIERについて「キャンプ場で氷が作れるなんてとてもわくわく感がある」と語った

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アウトドアナビゲーター 渡部郁子氏


料理研究家の野口英世氏による「春の行楽シーズンで気軽に作れる簡単冷製ガスパチョ&ベリベリースムージー」が振る舞われた。ちなみに野口氏は女性だが、読みはそのまま。結婚したので野口姓になってしまったそう。しかしこの名前のおかげで「つかみはOK」とのことだった

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料理研究家の野口英世氏


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こちらが冷製ガスパチョ(左)とベリベリースムージー(右)


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レシピはこちらの通り


なおEcoFlow公式オンラインストアではGLACIERとWAVE 2の発売を記念して、4月26日から5月9日までの期間で関連商品最大30%オフセールも実施される。気になる方はEcoFlow スマートデバイス「GLACIER」「WAVE 2」ティザーページ(https://www.ecoflow.com/jp/glacier-and-wave-2-teaser)を訪ねてみてはいかがだろうか。

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日本では未発売だが、自動芝刈り機「EcoFlow BLADE」のデモも行われた


EcoFlow公式オンラインストア

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