グローバルNASブランドであるUnify Data Technology LLC.は、海外での先行販売において1.5億円の売上を記録し、各方面から注目を集めている次世代型ポータブルストレージ「Unify Drive UT2」の日本初上陸に先駆け、2025年5月23日(金)、JETRO対日投資・ビジネスサポートセンターにてメディア向け体験会を開催した。当日は製品概要の説明に加え、リアルタイムでのデモンストレーションも実施され、来場者にその性能が余すところなく披露された。
■データ時代の課題を一挙に解決する「Unify Drive UT2」
体験会は、同社ジェネラルマネージャーのAllan Zao氏の挨拶から始まった。同氏は、過去5年間における世界の個人データ量の年平均成長率が約22%であり、2025年には1人あたり22TBに達すると見込まれていることを明らかにした。個人ユーザーによるデータ保存の需要は年々高まっており、こうしたデータ量の増加がストレージ需要の拡大を後押ししている。「Unify Drive UT2」の開発には、まさにこうした課題への問題意識があったという。
次に登壇したプロダクトマネージャーのCaesar Xu氏は実演を交えながら、「Unify Drive UT2」を紹介した。
「Unify Drive UT2」の最大の特長は、軽量・高容量という相反する要素を見事に融合させている点だ。重さはわずか306グラム、一般的なスマートフォンと大差ない携帯性ながら、最大16TBのストレージ容量を備える。これは高精細動画の長時間保存や、RAW画像などのプロユースにも余裕で対応可能なスペックだ。
豊富な接続ポートやワイヤレス接続に対応し、ネットがなくても大容量データを最速300 M/sで超高速アップロードでき、ネットワークを通して複数デバイスから同時アクセスが可能だ。専門的な設定なし、ランニングコストなしで、自分だけのプライベートストレージが手に入る。
■実践的なポータブルNAS
体験会では、実際に会場で撮影された写真データを、その場で「UnifyDrive UT2」に取り込み、即座に確認するデモンストレーションも実施した。体験会中の様子を撮影していたカメラからSDカードを抜き取り、UT2に直接挿入してタッチするだけで、現場で即時に素材の確認・選別が行えることを実演し、記者からは撮影後の業務効率が格段に向上するとの声もあった。
さらに、「UnifyDrive UT2」に搭載されたAI機能により、画像内の顔やシーンを自動で認識・分類でき、必要な素材をキーワードで瞬時に検索することも可能だ。こうしたAI補助によるスマートなデータ管理により、撮影後の業務効率が飛躍的に向上する点も、プロフェッショナルな現場における強力なアドバンテージだ。
体験会では、以下のような機能が特に高い関心を集めた。
・最大16TBの大容量を、スマホサイズに集約
・ネット不要で、高速ファイル保存&アクセス
・バッテリー内蔵で、緊急時は給電なしでも30分稼働可能
・主要OS(Windows/macOS/iOS/Android)に対応
「UnifyDrive UT2」は、メディア・制作現場でも“すぐ使える”を体感できる、実践的なポータブルNASとしての実力を証明した。
■未来のストレージを日本市場へ
同社は、「UnifyDrive UT2」を皮切りに、今後も日本市場に対して積極的な展開を進めていくと宣言。すでに2025年5月28日から開始したクラウドファンディングで注目を集めている。8月には出荷開始、9月までに全ユーザーへの配達を完了する予定だ。
「UnifyDrive UT2」は、単なる“持ち運べるNAS”にとどまらず、「場所を選ばないデータ管理」という新しい価値を提供する製品として、データ管理の未来を切り拓く可能性を秘めている。
■「Makuake」先行予約販売ページ
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