写真・動画を快適に整理できる「MovieWriter 2010」

- 今日は早く帰れる!ITライフハック編集長も喜んだ -

取材には、デジタルカメラやデジタルビデオは欠かせないが、昨今のデジタルカメラの進化は著しく、ただ高画質なだけでなく動画にまで対応している。取材する側にとっては綺麗な写真が撮れるので嬉しいわけだが、喜んでばかりもいられない。高画質と引き替えにデータは大きくなり、大量の映像データを整理する負荷は年々増大しているからだ。

とくに高画質で撮影した写真や動画は、ファイルサイズが大きいうえに、携帯電話の新端末取材ともなれば撮影枚数も多くなり確認作業も一苦労だ。

なんとか、効率よく作業できないものか?

と考えていた矢先、「コーレルのMovieWriterをレポートしてみないか」という話が舞い込んできた。
「まさに渡りに船!」ということで、今回からMovieWriterを実際に使った連載を開始することになった。

MovieWriter使って、いつもなら時間の掛かる作業を楽しくスイスイとやってしまおうという企画だ。

さて、本当に編集長のもくろみ通りにいくのか、スタートだ。

■複数のアプリでの整理は非効率
ITライフハックでは、取材時は、デジタル一眼とデジタルビデオカメラを使って撮影する。あとから必要な部分だけ切りとっても使える(クロップ)ように、基本は最高高画質・高解像度で撮影している。これは、一般のユーザーの方も同じだろう。

綺麗な写真や動画を撮れるのがメリットだが、ひとつひとつのファイルサイズが大きくなるうえ、取材となると撮影する枚数も多くなるので、いざ記事にするときの整理が大変なのだ。今までは、撮影した日付ごとにカメラからパソコンに転送し、データはバックアップ用のハードディスクにも転送している。

写真のプレビューはエクスプローラやビュワーツール、写真の加工は画像編集ソフトを利用しているわけだが、作業ごとに、別アプリを起動するなど、効率がイマイチだ。

そこで、1本のソフトで作業が処理できるMovieWriterで効率化してみようというわけだ。

■MovieWriterは、いくつもの作業が1本でできる
MovieWriterは、写真や動画、音楽をまとめて整理することができるうえに、DVDやブルーレイディスク(BD)の作成、音楽ディスクの書き込みなど、これ1本でできるソフトウェアだ。さらに、動画の変換機能もサポートしているので、お気に入りの動画をMovieWriterで変換して、携帯電話やiPhone、iPodで持ち歩いて誰かに見せるといった使い方もできるのだ。
画像・動画編集、DVD・BD作成、iPhoen変換までできるMovieWriter

MovieWriterには、「Pro」と「Ultimate」という2種類のバージョンがある。Ultimateは、Proの機能に加え、Corel PureHDアップスケーリングを搭載し、標準画質の動画をハイビジョン画質に出力する際に、精密さを向上させることができる。

今回は、MovieWriter Proで、ITライフハックの現場作業をスマートにしようというわけだ。

■パソコン転送は一発転送・サムネイルも同時作成
早速、取材の写真を整理してみた。
MovieWriterを起動させ、カードリーダーにメディアを入れると、写真が自動的に読み込まれ、画面に縮小表示される(サムネイル表示)。パソコンに保存するフォルダ名も日付でよければ、そのまま右下の[インポート]ボタンを押すだけでよいのだ。

インポートが開始されると、進行状況が画面で確認することができる。インポートが正常に完了すると、「ファイルが正常にインポートされました。」と画面に表示される。そのまま[OK]ボタンを押すと、インポートしたフォルダのサムネイルが表示されるので、すぐに作業を行うことができる。メディアに動画ファイルがあっても、写真と一緒にパソコンへ取り込まれるのだ。

取り込み時に整理がもう始まっているのが、嬉しい限りだ。
取材時の写真を取り込んでいるところ

■秀逸な管理機能で、写真を整理整頓
サムネイル表示の写真にマウスカーソルをあわせると、名前とファイルサイズ、撮影日時が小窓で表示される。さらに写真を選択すると、簡単編集の画面に切り替わる。

この簡単編集は、パソコン初心者でも手軽に写真を加工できるモードで、傾き補正やクロップ、赤目補正、自動補正を行うことができる。
実は、取材画像の調整は、この簡単編集機能が一番多く使うのだ。これは、一般の人も同じだろう。

ちなみに、家庭でよく使う写真の保存や印刷、メールで送信といった操作は、写真の右上に表示されるアイコンを押すだけのできるので、マウスを画面の端のメニューまで振り回す必要はもうない。
簡単編集の画面。評価の星印を付けることができる

さらに本格的な写真編集したい場合には、写真編集ソフトウェア「Paint Shop Pro Photo X2」を使うとよいだろう。

●ここで、整理をワンランクアップする機能を使おう
写真の左上には、5段階の星印で写真を評価する項目があるが、これを使わない手はない。
というのも、MovieWriterで取り込まれた写真は、名前・日付・評価の3種類で写真を分類することができるからだ。

使そうな写真には評価を入れ、使そうもない写真には評価を入れない。こうしておくと、あとからフォルダの「評価」を選択するだけで、使そうな写真だけを一発で選択表示することができるわけだ。

これは非常に便利な機能。過去の写真を探すということは、編集部に限らず、家庭でもよくあるケースだ。しかし膨大な量の写真の前に、よい写真をみつけらなかったり、見つけるのに疲れ切ったり、と大変な思いをすることになる。それが、評価機能を使えば、解決できるというわけだ。これは、いい。

こうしてアップしたのが、この記事だ。
六本木ヒルズをジャック!「SAMSUNG X'mas CAFE」を開催 http://blog.livedoor.jp/itlifehack/archives/1755480.html

■今日は早く帰れる!作業が楽しく、楽になった
今回、MovieWriterを初めて使ってみたわけだが、インターフェイスがわかりやすかったこともあり、マニュアルやヘルプをまったく見ないで操作することができた。

複数のアプリケーションを使用していたこれまでと違い、1つのアプリケーションでデジカメの撮影画像のチェックや編集ができることでストレスなく素早い作業ができた。ソフトウェアを変えるだけでは、そう変わるまいと思っていたのだが、実際は効率よく作業ができるので、今までよりかなり短い時間で作業を完了できるのはうれしい限りだ。

次回は、MovieWriterの動画編集を現場で体験しよう!

画像・動画編集、DVD・BD作成、iPhone変換までできるMovieWriter 2010
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