プレイステーションポータブル(PSP)やニンテンドーDSi/DSに無線LAN機能が搭載されているのは誰でもご存じだろう。こうした携帯ゲームの魅力は、無線LANを使ったネットワーク対戦ゲームが楽しめることだ。



今や、中高生だけでなく、大学生やサラリーマン、女性にも愛好者がいるPSPの「モンスターハンターポータブル2ndG」や「マリオカートDS」も無線LANを使えば、ネットワークで対戦できる。しかし、携帯ゲーム機でどこでもネットワーク対戦を楽しむには、無線LANのアクセスポイントをどうやって確保するかが大きな問題だ。

※「モンスターハンターポータブル2ndG」でネットワーク対戦するためには、PS3が必要



無線LANが、もっとどこでも使えたら……



そう思っていたユーザーの期待に応えるためのアイテムがウィルコムの「どこでもWi-Fi」だ。「どこでもWi-Fi」は、全国99.4%をカバーするPHSを利用してケータイゲーム機の無線LANが利用できる。つまり、これさえあれば、全国どこでもネット対戦が楽しめるというわけだ。


■「どこでもWi-Fi」はバッテリーも優れもの

「どこでもWi-Fi」は、幅70×高さ110×奥行き31mm、重さは約260gという小さなボックスながら、無線LAN機器と日本全国99.4%をカバーするウィルコムのPHSネットワークをつなげることで、まさにどこでも無線LAN機器でインターネットを利用きるのだ。

写真1 正面から見た「どこでもWi-Fi」写真2 背面から見た「どこでもWi-Fi」


「どこでもWi-Fi」の電源は三洋電機の単3形充電池「eneloop」を使用する。「eneloop」は、約1,000回の繰り返し利用できるので環境にも優しい。出先で電池切れとなっても一般の家電量販店で容易に入手ができるうえ、自己放電が少なく充電された状態で販売されているので「買ってすぐ使える」という特徴も大きな魅力だ。

またコンセントがある場所では、本体に付属のACアダプターを使用することができる。

写真3「どこでもWi-Fi」の中身写真4 専用充電器でバッテリーを充電


■PSPの「モンハン」を「どこでもWi-Fi」で遊ぼう

「どこでもWi-Fi」を使って携帯ゲーム機でネット対戦したい……。



と考えることは、誰でも一緒だろう。

今回はPSPの「モンスターハンターポータブル2ndG」で追加クエストが入手できるかを、実際に動作を検証してみた。



「どこでもWi-Fi」とPSPとの接続はめちゃくちゃ簡単だった。



「どこでもWi-Fi」の電源をオンにしたあと、PSPの電源を入れてワイヤレスLANスイッチをオンにする。PSPの設定画面の「ネットワーク設定」を選択し、○ボタンを押す。

写真5 PSPのネットワーク接続の画面写真6「どこでもWi-Fi」のAOSSボタン


「インフラストラクチャーモード」から「新しい接続の作成」-「アクセスポイント別自動設定」-「AOSS」を選択し、「アクセスポイントの[AOSS]をAOSSランプが点灯するまで長押ししてください。」と表示されたあと、「どこでもWi-Fi」のAOSSボタンを押し続ける。

あとは、画面に表示される内容に従って設定を行うだけでよい。追加クエストも問題なく入手できた。

写真7「モンスターハンターポータブル2ndG」の画面写真8 PSPと「どこでもWi-Fi」を接続した状態


今回は「モンスターハンターポータブル2ndG」での動作を検証したが、ウィルコム社員ブログによると、「マリオカートDS」や「テトリスDS」、「ぷよぷよ! -15th Anniversary-」、「ワールドサッカー ウイニングイレブンDS」などの対戦ゲーム、「ファンタシースターZERO」、「ポケモンシリーズ」などでの動作が確認されている。



「どこでもWi-Fi」明日3月5日(木)から発売、その前に - ウィルコム社員ブログ



「どこでもWi-Fi」と携帯ゲーム機を一緒に持ってさえいれば、どこでもネットで対戦ゲームが遊べるのだ。

長年、多くのゲーム愛好者が夢見てきた世界は、この小さなボックスが実現してくれた。





関連記事

日本全国が無線LANスポットに!「どこでもWi-Fi」【ケータイラボ】

どこでもインターネットの夢が叶うアイテム? 「どこでもWi-Fi」【気になるトレンド用語】



「どこでもWi-Fi」製品情報

ウィルコム直営オンラインショップ