ミニノートPCやネットブックが話題となっている中、ソニーが小型モバイルパソコン「VAIO type P」を発売しました。ソニーは「VAIO type P」だけでなく、これまでにも独自の小型モバイルパソコンに挑戦してきました。
カメラとワイド液晶を搭載した「VAIO C1」にはじまり、超小型を目指し文庫本サイズで話題となった「VAIO type U」、ハードディスクレスでメモリディスク(SSD)搭載した「VAIO type UX」など、新しいパソコンの提案を続けてきています。
・軽快に持ち歩けるVAIO Type UにVista搭載モデル登場!
小型のモバイルパソコンというとミニノートPCやネットブックと思われがちですが「VAIO type P」はネットブックとは異なる製品とソニーは強調しています。確かに実売価格は10万円前後と6万円以下のネットブックの価格とは大きく異なります。
今回は、話題の「VAIO type P」について、ネットブックとの違いをみてみましょう。
■VAIO type Pとネットブック 共通点と相違点
似て非なる小型のノートパソコン「VAIO type P」とネットブックを比べてみましょう。
●共通点
ます最大の共通点は、パソコンの心臓部といわれるプロセッサーです。「VAIO type P」に搭載されているプロセッサーは、インテル Atom Z520(1.86 GHz/1.60 GHz/1.33 GHz)。ネットブックでは、Atom N270とZ520/530を搭載するモデルもあります。
搭載OSは、「VAIO type P」がWindows Vista、一方のネットブックでもZ520/530系搭載モデルはWindows Vistaが多く、N270系ではWindows XPが採用されています。
ディスプレイは、「VAIO type P」は8型ウルトラワイド 1,600×768ドット、ネットブックは、約7~12インチで、1,024×600~1,240×768ドットとなっています。ドライブは、共にHDDモデル、SSDモデル、メモリは1GBが主流となっています。
●相違点
なんといっても最大の相違点は画面の解像度です。1,600×768ドットと格段にワイドな画面です。ウィンドウを2つ表示しても快適にみられるほどの広さで、Excelなどの表も十分に表示できます。解像度がさほど高くなく、画面が狭い機種が多いネットブックとは大きく違うポイントです。
ウルトラワイド画面は本体スタイルでも大きな特徴となっています。封筒サイズの横長なスタイルは収納性のよく手て持てるほどのスリムさを誇り、女性の鞄にも収められるほどです。一方ネットブックでは一般のノートパソコン比率の本体が多いため、ビジネス鞄などが必要です。
■モバイルに強い「VAIO type P」
「VAIO type P」は、ネットブック以上に小型な本体と高解像度を実現しています。また、重さもネットブックの1~1.2kg前後に比べ、約634gと半分ほどの軽量となっているほか、標準バッテリーでも約4.5時間稼働という点も、多くのネットブックの標準バッテリーで2~3時間程度に比べて強力です。
このことからも、「VAIO type P」は、インターネットを低価格で利用できるというコンセプトのネットブックよりも、モバイル的な利用を重視したノートパソコンといえそうです。
通信機能で、NTTドコモ FOMA HIGH-SPEED対応のモデルも用意されていることからも、モバイルでのインターネット利用に配慮していることが伺えるかと思います。
「VAIO type P」は、ネットブック系というより、モバイル端末「WILLCOM D4」に近いノートパソコンなのかもしれません。
・超軽量470g!パソコンになる新しいモバイル端末「WILLCOM D4」レポート
●VAIO type P(VGN-P90NS・P90S・P90HS)仕様
・OS:Windows Vista Business with Service Pack 1 32ビット正規版、Windows Vista Home Premium with Service Pack 1 32ビット正規版、Windows Vista Home Basic with Service Pack 1 32ビット正規版
・CPU; インテル Atom Z520(1.86 GHz/1.60 GHz/1.33 GHz)
・ディスプレイ:8型ウルトラワイド 1,600×768ドット
・メモリ: 2GB(オンボード)/最大2GB
・ドライブ:SSD 約128GB/64GB(Serial ATA)、HDD 約60GB(Ultra ATA、4200回転/分)
・無線:ワイヤレスWAN:NTTドコモ FOMA HIGH-SPEED対応、ワイヤレスLAN:IEEE802.11b/g/n、Bluetooth
・ワンセグチューナー
・カラー:オニキスブラック、ガーネットレッド、ペリドットグリーン、クリスタルホワイト
・サイズ:幅245×奥行き120×厚さ19.8mm、重さ 約634グラム(標準バッテリー装着時)
・VAIO type P
・WILLCOM D4
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小型のモバイルパソコンというとミニノートPCやネットブックと思われがちですが「VAIO type P」はネットブックとは異なる製品とソニーは強調しています。確かに実売価格は10万円前後と6万円以下のネットブックの価格とは大きく異なります。
今回は、話題の「VAIO type P」について、ネットブックとの違いをみてみましょう。
■VAIO type Pとネットブック 共通点と相違点
似て非なる小型のノートパソコン「VAIO type P」とネットブックを比べてみましょう。
●共通点
ます最大の共通点は、パソコンの心臓部といわれるプロセッサーです。「VAIO type P」に搭載されているプロセッサーは、インテル Atom Z520(1.86 GHz/1.60 GHz/1.33 GHz)。ネットブックでは、Atom N270とZ520/530を搭載するモデルもあります。
搭載OSは、「VAIO type P」がWindows Vista、一方のネットブックでもZ520/530系搭載モデルはWindows Vistaが多く、N270系ではWindows XPが採用されています。
ディスプレイは、「VAIO type P」は8型ウルトラワイド 1,600×768ドット、ネットブックは、約7~12インチで、1,024×600~1,240×768ドットとなっています。ドライブは、共にHDDモデル、SSDモデル、メモリは1GBが主流となっています。
●相違点
なんといっても最大の相違点は画面の解像度です。1,600×768ドットと格段にワイドな画面です。ウィンドウを2つ表示しても快適にみられるほどの広さで、Excelなどの表も十分に表示できます。解像度がさほど高くなく、画面が狭い機種が多いネットブックとは大きく違うポイントです。
ウルトラワイド画面は本体スタイルでも大きな特徴となっています。封筒サイズの横長なスタイルは収納性のよく手て持てるほどのスリムさを誇り、女性の鞄にも収められるほどです。一方ネットブックでは一般のノートパソコン比率の本体が多いため、ビジネス鞄などが必要です。
■モバイルに強い「VAIO type P」
「VAIO type P」は、ネットブック以上に小型な本体と高解像度を実現しています。また、重さもネットブックの1~1.2kg前後に比べ、約634gと半分ほどの軽量となっているほか、標準バッテリーでも約4.5時間稼働という点も、多くのネットブックの標準バッテリーで2~3時間程度に比べて強力です。
このことからも、「VAIO type P」は、インターネットを低価格で利用できるというコンセプトのネットブックよりも、モバイル的な利用を重視したノートパソコンといえそうです。
通信機能で、NTTドコモ FOMA HIGH-SPEED対応のモデルも用意されていることからも、モバイルでのインターネット利用に配慮していることが伺えるかと思います。
「VAIO type P」は、ネットブック系というより、モバイル端末「WILLCOM D4」に近いノートパソコンなのかもしれません。
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●VAIO type P(VGN-P90NS・P90S・P90HS)仕様
・OS:Windows Vista Business with Service Pack 1 32ビット正規版、Windows Vista Home Premium with Service Pack 1 32ビット正規版、Windows Vista Home Basic with Service Pack 1 32ビット正規版
・CPU; インテル Atom Z520(1.86 GHz/1.60 GHz/1.33 GHz)
・ディスプレイ:8型ウルトラワイド 1,600×768ドット
・メモリ: 2GB(オンボード)/最大2GB
・ドライブ:SSD 約128GB/64GB(Serial ATA)、HDD 約60GB(Ultra ATA、4200回転/分)
・無線:ワイヤレスWAN:NTTドコモ FOMA HIGH-SPEED対応、ワイヤレスLAN:IEEE802.11b/g/n、Bluetooth
・ワンセグチューナー
・カラー:オニキスブラック、ガーネットレッド、ペリドットグリーン、クリスタルホワイト
・サイズ:幅245×奥行き120×厚さ19.8mm、重さ 約634グラム(標準バッテリー装着時)
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