iPhone 3Gが個人ユーザーを中心に大きな人気となったが、ビジネス環境での未整備から注目度が一気にあがったのが「BlackBerry 8707h」だ。BlackBerry 8707hは、主に欧米で利用されておりビジネスマンの利用が多い端末でもある。利用者は世界で130か国1,400万人以上とも追われている。
日本では外資系や法人向けにNTTドコモがサービスを展開しきたが、2008年8月から個人向けサービスも開始している。
個人向けサービスの「インターネットサービス」は、月額2900円(税込み3045円)で8月1日より開始されており、9月1日からは8万パケットまで月額1680円(税込み)で利用できる「ブラックベリーデータ通信パック」も提供が開始される。
法人向けサービスのエンタープライズサービスは月額3570円(税込み)。
BlackBerry 8707hがビジネスマンに利用されているのは、本体前面にQWERTYキーボードを搭載し、ケータイ同様のプッシュ型メールの利用やExcelやWordなどのOfficeファイルを閲覧できるなど、出先でのビジネス端末としての実用性の高さからだ。当然、インターネットのWEBページ閲覧も可能だ。
■BlackBerry 8707h 本体
BlackBerry 8707hは、やや幅広な本体と前面の大型液晶とQWERTYキーボードが特徴だ。本体の大きさは、高さ110mm×幅69.5mm×厚さ19.5mm、重さ140g(電池パックを含む)
背面上部にはスピーカーを備える。
■打ちやすいQWERTYキーボード
本体前面のQWERTYキーボードは、クリック感もあり打鍵時のフォードバックを指でわかるストロークもしっかりしているので文字入力はしやすいキーボードだ。「ALT」キーを併用する記号や数字入力もわかりやすい。ただ。BackspaceやEnterキーが小さいのがやや残念なところ。
キーボード上部のキーは、左が発信、中央はフロントキー、右が切断・キャンセルキー。
本体前面にキーボードがあるため、普通にバッグやポケットに入れていると、誤ってキーがおされてしまうわけだが、移動中などは、キーボードロックをかけておけば安心だ。キーボードロックもデスクトップアイコンからキーロックを選択するだけで簡単にできる。
■側面
左側面は、ヘッドホン、USB端子、サイドキー。右側面は、トラックホイールとエスケープキーを備える。
■バッテリーとSIM
背面下にあるロックボタンをおしてカバーを外すとバッテリーの取り外しができる。バッテリーを外すとSIMスロットがある。
■デスクトップ画面
BlackBerry 8707hの実際のアプリケーションをみてみよう。
まずは、アプリケーションアイコンの並ぶデスクトップ画面。起動時は、右端によく利用するアプリケーションが並ぶ。アプリケーションは全画面に表示することもでき、側面のトラックホイールで選択することも、画面のタップでダイレクトに起動することもできる。
■メール
受信メールがあるとデスクトップ画面のメールアイコンに赤いマークが表示されるのでメールを受信したことがわかる。受信ボックスをあけるとみやすくメールが受信メールが一覧表示される。返信やや転送、保存などもメニューを開くことで簡単にできる。
添付ファイルは、メール本文下に表示される。サイズや種類(拡張子)も表示されるので、シンプルながらわかりやすい。
メール添付されたExcelやWordなどのOfficeファイルを、閲覧できるのもBlackBerry 8707hの強みの一つだ。添付されたOfficeファイルをみるには、みたい添付ファイルを選択してメニューから[添付ファイルを開く]を選ぶだけでよい。
■メールでOfficeなどのファイルをみる
BlackBerry 8707hのセールスポイントの一つであるメールで添付されたOfficeファイルの閲覧だが、どの程度みることができるのだろうか。
Wordファイルを開くと、Word内の画像も表示される。続いてPowerPointファイルを開けてみる。レイアウトなどもしっかり確認できる。
次にExcelファイルをみてみよう。
画面が小さいのセルが少々つまった感じだが、セルカラーも再現されており。データ閲覧には十分かもしれない。また、複数シートに別れているファイルもメニューから目次を選んでほかのシートを閲覧することができるので実用度は高い。
添付されたデジタルカメラなどの画像データも閲覧できるだけでなく、BlackBerry 8707h内に保存することもできる。
■ブラウザでインターネットをみる
BlackBerry 8707hのもう一つのインターネット機能、ブラウザもみてみよう。
Googleやlivedoorニュースなどもみることができる。QVGA画面なので、やや窮屈な感じもするが、テキストもみやすく、出先でのWEBチェックには重宝しそうだ。
■GoogleTalkでチャット
GoogleTalkをダウンロードするとチャットも利用できる。
■日本語入力:メモ
ちょっとした文章ならメモを利用すれば簡単に書くことができる。QWERTYキーボードを本体前面に搭載しているので、ガシガシ文章を入力するの快適だ。
■画像の閲覧
BlackBerry 8707hは、本体に保存した画像や音楽を聴くことも可能だ。
画像の閲覧は、拡大・縮小も可能だ。
■シンプルさはビジネスの味方
BlackBerry 8707hは、今はやりのカメラもワンセグも搭載していないが、実に堅実な端末だ。
ケータイ同様のプッシュ型のメールにOfficeファイルの添付もバッチリ閲覧ができる。また、文字入力もQWERTYキーボードでガシガシ入力することもできるし、通話でも大型スピーカーを搭載しているのでハンズフリーでの会話も可能と、欧米のビジネスマンが仕事での実用性から選択されているのも納得できる。
最近の端末にように派手目なネットサービス機能やAV機能はないが、ビジネスでは確実に目的を果たしてくれるだろう。
ビジネスにはシンプルさが大きな味方となることを実感させてくれる端末だ。
■主な仕様
・メモリー:RAM 64MB(フラッシュ)
・ディスプレイ:320×240ドット(QVGA)、65,000色以上
・入力機能
QWERTYキーボード
トラックホイール
・外部接続機能
Bluetooth Ver.2.0(headset,handsfree,serialport,DUN,PBAP)
miniUSBコネクタ(USB 2.0)
・サイズ:高さ110mm×幅69.5mm×厚さ19.5mm、重さ140g(電池パックを含む)
・連続待受時間
(静止時)
W-CDMA使用時:約400時間
GSM使用時:約400時間
・連続通話時間
W-CDMA使用時:約165分
GSM使用時:約300分
・通信方式
W-CDMA(日本、ヨーロッパ:2,100MHz、米国:非対応)
GSM/GPRS(850、900、1,800、1,900MHz)
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日本では外資系や法人向けにNTTドコモがサービスを展開しきたが、2008年8月から個人向けサービスも開始している。
個人向けサービスの「インターネットサービス」は、月額2900円(税込み3045円)で8月1日より開始されており、9月1日からは8万パケットまで月額1680円(税込み)で利用できる「ブラックベリーデータ通信パック」も提供が開始される。
法人向けサービスのエンタープライズサービスは月額3570円(税込み)。
BlackBerry 8707h |
BlackBerry 8707hがビジネスマンに利用されているのは、本体前面にQWERTYキーボードを搭載し、ケータイ同様のプッシュ型メールの利用やExcelやWordなどのOfficeファイルを閲覧できるなど、出先でのビジネス端末としての実用性の高さからだ。当然、インターネットのWEBページ閲覧も可能だ。
■BlackBerry 8707h 本体
BlackBerry 8707hは、やや幅広な本体と前面の大型液晶とQWERTYキーボードが特徴だ。本体の大きさは、高さ110mm×幅69.5mm×厚さ19.5mm、重さ140g(電池パックを含む)
背面上部にはスピーカーを備える。
BlackBerry 8707h前面 | BlackBerry 8707h背面 |
BlackBerry 8707h右から | BlackBerry 8707h左から |
■打ちやすいQWERTYキーボード
本体前面のQWERTYキーボードは、クリック感もあり打鍵時のフォードバックを指でわかるストロークもしっかりしているので文字入力はしやすいキーボードだ。「ALT」キーを併用する記号や数字入力もわかりやすい。ただ。BackspaceやEnterキーが小さいのがやや残念なところ。
キーボード上部のキーは、左が発信、中央はフロントキー、右が切断・キャンセルキー。
本体前面にキーボードがあるため、普通にバッグやポケットに入れていると、誤ってキーがおされてしまうわけだが、移動中などは、キーボードロックをかけておけば安心だ。キーボードロックもデスクトップアイコンからキーロックを選択するだけで簡単にできる。
QWERTYキーボード | キートップは十分な高さ |
■側面
左側面は、ヘッドホン、USB端子、サイドキー。右側面は、トラックホイールとエスケープキーを備える。
ボタンも大きくとれる側面左 | しっくりくいる厚みの側面右 |
■バッテリーとSIM
背面下にあるロックボタンをおしてカバーを外すとバッテリーの取り外しができる。バッテリーを外すとSIMスロットがある。
バッテリー | SIMスロット |
■デスクトップ画面
BlackBerry 8707hの実際のアプリケーションをみてみよう。
まずは、アプリケーションアイコンの並ぶデスクトップ画面。起動時は、右端によく利用するアプリケーションが並ぶ。アプリケーションは全画面に表示することもでき、側面のトラックホイールで選択することも、画面のタップでダイレクトに起動することもできる。
デスクトップ画面 | アプリケーション画面 |
■メール
受信メールがあるとデスクトップ画面のメールアイコンに赤いマークが表示されるのでメールを受信したことがわかる。受信ボックスをあけるとみやすくメールが受信メールが一覧表示される。返信やや転送、保存などもメニューを開くことで簡単にできる。
受信箱 | メール返信 |
添付ファイルは、メール本文下に表示される。サイズや種類(拡張子)も表示されるので、シンプルながらわかりやすい。
メール添付されたExcelやWordなどのOfficeファイルを、閲覧できるのもBlackBerry 8707hの強みの一つだ。添付されたOfficeファイルをみるには、みたい添付ファイルを選択してメニューから[添付ファイルを開く]を選ぶだけでよい。
添付メール | 添付ファイルのを開く |
■メールでOfficeなどのファイルをみる
BlackBerry 8707hのセールスポイントの一つであるメールで添付されたOfficeファイルの閲覧だが、どの程度みることができるのだろうか。
Wordファイルを開くと、Word内の画像も表示される。続いてPowerPointファイルを開けてみる。レイアウトなどもしっかり確認できる。
Wordファイルを開く | PowerPointファイルを開く |
次にExcelファイルをみてみよう。
画面が小さいのセルが少々つまった感じだが、セルカラーも再現されており。データ閲覧には十分かもしれない。また、複数シートに別れているファイルもメニューから目次を選んでほかのシートを閲覧することができるので実用度は高い。
Excelファイルを開く | ほかのシートをみる |
添付されたデジタルカメラなどの画像データも閲覧できるだけでなく、BlackBerry 8707h内に保存することもできる。
画像ファイルを開く | 画像ファイルを保存する |
■ブラウザでインターネットをみる
BlackBerry 8707hのもう一つのインターネット機能、ブラウザもみてみよう。
Googleやlivedoorニュースなどもみることができる。QVGA画面なので、やや窮屈な感じもするが、テキストもみやすく、出先でのWEBチェックには重宝しそうだ。
Googleをみてみる | livedoorニュースをみてみる |
■GoogleTalkでチャット
GoogleTalkをダウンロードするとチャットも利用できる。
GoogleTalk起動 | メッセージの入力 |
■日本語入力:メモ
ちょっとした文章ならメモを利用すれば簡単に書くことができる。QWERTYキーボードを本体前面に搭載しているので、ガシガシ文章を入力するの快適だ。
メモ | 日本語入力と変換 |
■画像の閲覧
BlackBerry 8707hは、本体に保存した画像や音楽を聴くことも可能だ。
音楽 | 画像 |
画像の閲覧は、拡大・縮小も可能だ。
画像一覧 | 画像のズーム表示も可能 |
■シンプルさはビジネスの味方
BlackBerry 8707hは、今はやりのカメラもワンセグも搭載していないが、実に堅実な端末だ。
ケータイ同様のプッシュ型のメールにOfficeファイルの添付もバッチリ閲覧ができる。また、文字入力もQWERTYキーボードでガシガシ入力することもできるし、通話でも大型スピーカーを搭載しているのでハンズフリーでの会話も可能と、欧米のビジネスマンが仕事での実用性から選択されているのも納得できる。
最近の端末にように派手目なネットサービス機能やAV機能はないが、ビジネスでは確実に目的を果たしてくれるだろう。
ビジネスにはシンプルさが大きな味方となることを実感させてくれる端末だ。
■主な仕様
・メモリー:RAM 64MB(フラッシュ)
・ディスプレイ:320×240ドット(QVGA)、65,000色以上
・入力機能
QWERTYキーボード
トラックホイール
・外部接続機能
Bluetooth Ver.2.0(headset,handsfree,serialport,DUN,PBAP)
miniUSBコネクタ(USB 2.0)
・サイズ:高さ110mm×幅69.5mm×厚さ19.5mm、重さ140g(電池パックを含む)
・連続待受時間
(静止時)
W-CDMA使用時:約400時間
GSM使用時:約400時間
・連続通話時間
W-CDMA使用時:約165分
GSM使用時:約300分
・通信方式
W-CDMA(日本、ヨーロッパ:2,100MHz、米国:非対応)
GSM/GPRS(850、900、1,800、1,900MHz)
■これもオススメ!ケータイ最新ニュース
・iPhoneの対抗馬「EMONSTER lite」の強みと弱み
・iPhoneはケータイじゃない? インターネットのための「iPhone 3G」
・3つのスタイルで高い実用性を誇るスマートフォン「EMONSTER S11HT」 - 2008年7月24日10時00分
・スマートフォンより人気? 「インターネットマシン SoftBank 922SH」
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