旅の醍醐味は、その土地の名所を巡ったり、名物の食べ物に舌鼓をうったり、お土産を選んだりすることだろう。初めて訪れる観光客にとって旅の頼りとなるのは、名所を紹介するガイドやパンフレットだが、いざ、現地に来てみると、道に迷ってしまうことも多い。"秋葉原無料案内所"のように旅先で案内所を尋ねる方法もあるが、初心者にとって、もっと簡単は方法は名所を巡って案内してくれる観光ツアーだ。



そこで今回は、メイドさんがアキバの名所を案内してくれる、萌えるメイド店&アキバ初体験ツアーを紹介しよう。


■アキバ初体験ツアーとは?

アキバ初体験ツアーとは、イーグル観光が企画し、アキバガイド.ドットコムがツアー協力をしているアキバの名所を巡るガイドツアーだ。アキバを熟知したメイドさんが話題のメイドカフェからディープなスポットまでを案内してくれるのだ。

料金は、2,980円(税込み)。ツアー時間は、約2時間。料金には、メイドカフェ体験(1ドリンク付)やおでん缶も含まれる。ツアーは、前日までの予約制だが、当日でもツアーの予定が入っていなければ、柔軟に対応してくれる。



ツアーは、アキバ初心者向けの基本コースを定めているが、2時間のツアー時間内であれば、お客さんの好みに合わせてカスタマイズができる。たとえば、フィギュア、アニメ、ラジコン、1日だけのメイド体験など、グループごとに柔軟に対応してくれる。



基本コース

ゲーマーズ本店 - ラジオ会館(ホビーの殿堂)- 万世橋 - 中央通り - ツクモロボット王国 - アキバ系衣装屋さん - おでん缶(チチブデンキ)- 中古PCパーツ街 - メイドカフェ(休憩)-ガチャポン館 - 秋葉原UDX(アニメセンター)



アキバガイド.ドットコムのスタッフによると、アキバの名所は"秋葉原無料案内所"でも案内しているが、「一緒にまわってほしい!」というお客さんの要望に応え、2006年7月よりアキバ初体験ツアーを開始したそうだ。イーグル観光との共同企画で、万が一のトラブル発生にも保険がおりるので安心だ。ツアー同行スタッフは、女性。服装は、洋服・スーツ・メイド服の3種類から選択できるが、過去に1度だけスーツがあったほかは、すべてメイド服が希望されているそうだ。また、海外の旅行客に対しては、あらかじめ予約をもらえば、英語とロシア語、日本語をしゃべれるロシア人のスタッフが対応してくれる。リピーターのお客さんが多く、1回目とは違う場所を希望されたり、別のお客さんを連れてくることもあるそうだ。



■メイドさんとアキバを堪能しよう

今回の取材で同行させて頂いたお客さんは、学生時代の友人4人組で、"アキバ初体験ツアー"をインターネット上で知り、そのままネットで予約したという。明るく活発な人たちで、取材や写真の顔出しにも快く応じて頂いた。「メイド喫茶で、ビールが飲みたい!」ということで、ツアーのルートは下記のように決まった。



ゲーマーズ本店 - ラジオ会館「ホビーの殿堂」- 万世橋 - 中央通り - 武器屋 - メイド喫茶「Cafe Cute-M」- おでん缶(チチブデンキ)- ROBO SPOT - ガチャポン館 - 秋葉原UDX(アニメセンター)



15時15分、出発時刻より15分遅れで、スタート地点のゲーマーズを出発。最初に向かった場所は、ラジオ会館「ホビーの殿堂」で、「フィギュアが見たい!」とのリクエストから同館2階のフィギュアコーナーに立ち寄ったのち、個人が売りたいものを陳列する「レンタルボックス」でフィギュアを堪能した。その後、万世橋で「秋葉原」の名前の由来をメイドさんから説明してもらう。「火事と喧嘩は江戸の華」というように火事の多かったアキバに、明治時代、火除けの秋葉大権現を勧請し、鎮火神社として祭ったという。当初は、"鎮火原"と呼ばれたが、鎮火神社が秋葉神社と改名され、"秋葉原"と呼ばれるようになったそうだ。

「レンタルボックス」のお店を出てきたところ万世橋から神田川を眺める
「レンタルボックス」のお店を出てきたところ万世橋から神田川を眺める

次に向かった名所「武器屋」では、メイドさんから勇者の心得を伝授してもらう。続いてメイド喫茶「Cafe Cute-M」へ。涼宮ハルヒのコスプレをしたメイドさんがビールを運んでくれる。ご主人様は、ツアーのメイドさんにお酌を頼んでみたが、そこは「ご主人様の自立をうながすためです」と、受け流される一幕もあった。

「武器屋」の店内では、西洋の甲冑が見られる「Cafe Cute-M」では、涼宮ハルヒのコスプレをしたメイドさんがビールを持ってきた
「武器屋」の店内では、西洋の甲冑が見られる「Cafe Cute-M」では、涼宮ハルヒのコスプレをしたメイドさんがビールを持ってきた

アキバの名所といえば、チチブ電機の「おでん缶」ということで、メイドさんからおこづかいをもらい、自動販売機で温かい「おでん缶」を購入する。「お箸がない!」とのご主人様に、メイドさんは、正しい「おでん缶」の食べ方を教えてくれた。食べ方としては、「おでん缶」を開けて、コンニャクに挿してある串を使い、おでんを食べるそうだ。ここでも「ビールが飲みたい!」とのご主人様の要望で、メイドさんはビールを買いにコンビニへ。ご主人様は、おでんとビールを片手に、路上で盛り上がったのはいうまでもない。

自動販売機のおでん缶を自動購入するためにメイドさんからお小遣いをもらう「おでん缶」のおでんをビールのつまみに、ご機嫌のご主人様ご一行
自動販売機のおでん缶を自動購入するためにメイドさんからお小遣いをもらう「おでん缶」のおでんをビールのつまみに、ご機嫌のご主人様ご一行

メイドさんが次に連れて行ってくれた名所は、二足歩行ロボットを操作できる「ROBOT SPOT」。ご主人様にロボットの操縦方法を伝授! アキバのメイドさんは、機械にも強いようだ。その後に向かった「ガチャポン館秋葉原店」では、ご主人様はガチャポンに夢中。その後、予定になかった2階のフィギアショップも堪能した。

「ROBO SPOT」では、二足歩行ロボットでサッカーを楽しんだ「ガチャポン館」に連れて行かれるご主人様
「ROBO SPOT」では、二足歩行ロボットでサッカーを楽しんだ「ガチャポン館」に連れて行かれるご主人様

ツアーの最後は、出発地の「ゲーマーズ本店」に戻り、メイドさんから記念撮影の写真をもらって終了。今回のツアーでは、時間が全体的に押し気味になり、秋葉原UDX(アニメセンター)はまわれなかったが、念願だったメイド喫茶でビールを飲むことができ、ご主人様は、メイドさんとの楽しい思い出を作ることができたようだ。



料金:大人1名2,980円(税込み)/小人1名2,480円(税込み)

最小催行人数:2名

旅行企画:イーグル観光株式会社

ツアー協力:アキバガイド.ドットコム



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イーグル観光

アキバガイド.ドットコム



編集部:関口 哲司

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