マイクロソフトは2010年2月4日、Internet Explorer(IE)の新たな脆弱性の情報を公開した。
今回の情報は、セキュリティアドバイザリ「980088」と呼ばれるもの。

公開された脆弱性は、Windows XPまたはInternet Explorerの保護モードを無効にしていると、パソコンの情報が情報が悪意のあるWebサイトに公開される可能性がある。

現在、脆弱性の報告を現在調査中であり、セキュリティ更新プログラムを提供する予定。

対象となるバージョンは、Microsoft Windows 2000 Service 4上のInternet Explorer 5.01 Service Pack 4、Microsoft Windows 2000 Service Pack 4上のInternet Explorer 6 Service Pack 1、サポートされているエディションのWindows XP Service Pack 2、Windows XP Service Pack 3およびWindows Server 2003 Service Pack 2上のInternet Explorer 6、Internet Explorer 7およびInternet Explorer 8を含む。

なお、現時点では、マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認していないとしている。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (980088)
マイクロソフト

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